五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

東日本大震災追悼

2014年03月11日 | 第2章 五感と体感
今日は3月11日です。
3年前のこの日は、新宿御苑ギャラリーの下見がてら新宿御苑を散策し、ぽかぽかの春の日差しを満喫してから神宮前の表具の師匠のビルに行きました。そして午後の表具研修会のさ中、地震が起こりました。
師匠の持ちビルであることが幸いし、その日は畳の部屋に宿泊させて頂き、翌日の朝、東横線で帰路に着きました。

夜中、暗がりの明治通りを何もしゃべらず黙々と歩く人の列がビルの窓から見え、その映像が未だに頭から消えません。

家族と行き場を失った卒業を間近に控えた息子の大学の先輩とで、震災二日目、三日目は、このメンバーで悶々とテレビの画面を見続けました。

あれから3年です。
先月訪問した宮城県山元町の親しい方々からは、あの日の事をより具体的に聞くようになりました。

復興が進む中、やるべきことに追われていらっしゃる方が多いことでしょう。それと共に、心に湧き上がる感情は、時が経てば経つほどより深く、具体的な思いが湧いてくるようです。

言葉にできない、言葉にしたくない、感情が整理できない状態から、徐々に紐が解けていく時期だからこそ、「傾聴者」が必要なのだと感じています。
身の丈の活動を三年間続けてきて、これからも宮城で出会った方々と親交を深めていきたいと願っています。

魂を祈り、住まう方々の健康と良き方向に導かれていかれることを心からお祈りします。

☆☆

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