写真;ウィーン ハプスブルク家聖堂にて
すぐに怒り出す人 2017年5月16日
前々回の続き。
会話にならず、すぐに怒り出す人が身近な存在だと、怒られるほうはもううんざりです。
怒り出し、相手の技量をけなしたり、否定したり、そのうち、相手の存在までが無意味だと言い出したり、ターゲットが定まると、徹底的に苛め抜いたりします。
ターゲットにされた人は、たまったものではありません。
否定され続けていると、段々と本当に自分が能力のない人間だと思い込み、自分自身を否定していくのです。そのうち、自ら命を絶ってしまうこともあります。
自分を諫める前に、相手が変であることに気づくことは、希望の光に繋がります。
相手の言うことを否定し、ケチをつける。
すぐに罵倒する。
すぐに怒り出す。
相手を称賛したかと思うと、一転してこき下ろす。
自分が希求することにしか興味がない。
常に注目され称賛を浴びていたい。
搾取性が強い。
相手が感じていることを汲み取ることまで意識が至らない。
等々、、、、
(「生き甲斐の心理学」「DSM-IV-TR」参照)
上記に複数該当するとしたら、自分を諫めるのを止めて、相手のほうが変であることを自分自身に囁いてみてみると、否定的な自分から開放されるかもしれません。
相手を変えようとしても、共感する心の動きが無い相手では、変わろうはずがありません。
変な相手を可哀相だと思い、好きになろうとするよりも、相手のことが苦手だと思う自分自身を肯定することのほうが大事な事でありましょう。
それよりも、自己肯定感を蘇らせたら、上手に関わる術を身に着けるほうが得策であるようです。
昨日の勉強会では「愛」がテーマでした。
自分がどのように保護者から愛されて育ったかを再認識する時間にもなったかと思います。
難しいテーマましたが、我が子の愛し方と、自分の成育史上の愛され方とどのように愛されたか(関わりたいか)という欲求を改めて思索できたかと思います。
難しいテーマでしたね。お疲れさまでした!
変な人のことは、ひとまず棚に上げ、
自分自身の平和を大事にしていくと、自分の平和が家族に伝わり、職場に繋がり、現実を吟味する力も同時に育まれてゆくはずです。
まずは、御身を大切したいものです。
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