最近(2023年1月9日ごろ)のニュースです。
1)昨年2月末に対戦したジョシュ テーラー(英)とジャック カテラル(英)。その時はテーラーが僅差の判定勝利を収め王座の防衛に成功しています。同国ではかなり物議を醸し出した判定結果だったようで、当初から両者による再戦が望まれていました。紆余曲折の末、どうやら3月初めに再戦を行うことになった模様です。
2)昨年対戦した時にはスーパーライト級の4つのベルトを保持していたテーラーですが、その後実戦を遠ざかっており、気がつけば手元にあるのはWBOタイトルのみ。苦労して獲得した世界タイトルの筈なのですがね、それをあっさりと返上するとは。それだけ一つ一つの世界王座の価値が低いという事でしょう。
半世紀前に歴史に残る名勝負を演じた大場 政夫(帝拳)。当時はWBAとWBCの2つの主要団体しか世界王座として認定されておらず、また階級も17ではなく13しか存在していませんでした。まあ、これは50年も前の話ですがね。
3)こちらも昨年2月末以来実戦から遠ざかっているクルーザー級のローレンス オコリー(英)。3月7日にデビット ライト(ニュージーランド)を迎え、保持するWBO王座の3度目の防衛戦を行う予定です。
4)現在空位となっているWBCスーパーフェザー級の王座決定戦が来月11日、米国テキサス州で行われます。この試合に出場するのは現WBCフェザー級王者レイ バルガス(メキシコ)と、現在スーパーフェザー級で1位にランキングされているオシャキー フォスター(米)となります。
5)WBCスーパーフェザー級戦と同じ興行で、ジョシュ テーラー(英)が返上したIBFスーパーライト級王座決定戦も行われる予定です。その試合に出場を予定しているのは、イェレミアス ポンセ(亜)とスブリエル マティアス(プエルトリコ)。
6)戦わずしてWBAフェザー級の唯一王者となったリー ウッド(英)。2月18日にメキシコの曲者マウリシオ ララを迎え保持する王座の防衛戦に臨みます。