最近(2023年1月12日ごろ)のニュースです。
1)来週末21日にノエル ゲボル(独)との防衛戦を予定していたWBCクルーザー級王者イルンガ マカブですが、その試合は中止となっています。
2)3月に注目株バージル オルティス(米)との防衛戦を予定していたWBAウェルター級のレギュラー王者エイマンタス スタニオニス(リトアニア)。虫垂炎(一般的に言う盲腸)に罹ってしまい即手術を行っています。このため、オルティスとの一戦は予定より一ヵ月ほど延期となるようです。
3)盲腸と言えば昨年11月頭に試合を行ったOPBF(東洋太平洋)ヘビー級王者ジャスティン フニ(豪)も、試合直後に腹部の痛みを訴えて病院の直行。虫垂炎と診断されたため、即手術を行っています。保持していたOPBF、IBF環太平洋、WBOオリエンタル王座の防衛には成功したフニでしたが、盲腸には苦戦した模様です。
4)大阪市西成区に新設された「TMK Gym」に移籍した元WBOバンタム級、WBCスーパーバンタム級王者亀田 和毅。来月25日、大阪市住之江にあるATCホールでルイス カスティージョ(メキシコ)とフェザー級8回戦で対戦する事が発表されました。すでにWBAスーパーバンタム級王座への挑戦権を獲得している和毅。ここはしっかりと白星を伸ばしたいところです。
5)昨年日本スーパーフライ級王座の3度目の獲得に成功している中川 健太(三迫)。その王座は一度も防衛することなく返上しています。この中川が来月14日、古谷 昭男(六島)と現在空位となっている同級のWBOアジア太平洋王座を争う事が決まりました。
6)かつてはその技巧で一時代を築いた元WBA/WBOスーパーバンタム級、WBAレギュラーバンタム級ギレルモ リゴンドー(キューバ)。2000年のシドニー五輪、2004年のアテネ五輪と2大会連続で金メダルを獲得した超が付く猛者です。しかしそのプロ受けしないボクシングスタイルが祟ってか、これまでのキャリアではその実力に見合った戦績を残すことは出来ていません。
このすでに42歳になってしまったリゴンドーが来月24日、こちらも41歳と大ベテランのヘスス マルティネス(コロンビア)を相手に一年ぶりの再起戦を予定しています。その技術でもう一度花を咲かせてもらいたいものです。