今月14日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋ウェルター級戦:
挑戦者佐々木 尽(八王子中屋)TKO初回1分56秒 王者豊嶋 亮太(帝拳)
*スタートから打ち気満々だった豊嶋。試合開始のゴングと同時に積極的に打ち合いにいきます。21歳ながらも今回が2度目のタイトル戦出場となった佐々木は、王者の攻撃を冷静に対処していき左右の好打を当てていきます。それに対し冷静さを失ってしまった豊嶋はむきになってしまい攻撃の手を緩めません。初回も2回に近づいた時、佐々木の好打(左フック)で豊嶋がキャンバスに送られます。王者は立ち上がろうとしましたが、足元の定まらずレフィリーはそこで試合をストップ。僅か2分弱の試合でしたが、熱くなりすぎた豊嶋と、常に冷静だった佐々木の打ち合いが見られた好試合でした。
今回は短期決戦となりましたが、豊嶋のOPBF(東洋太平洋)王座も賭けた両者による再戦や、前日本王者小原 佳太(三迫)を含めた三つ巴戦も見てみたいですね。
2023年1月23日現在のタイトル保持者たちは下記のようになります。
WBA(スーパー):エロール スペンス(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エイマンタス スタニオニス(リトアニア/0)
WBC:エロール スペンス(米/2)
IBF:エロール スペンス(米/6)
IBF(暫定):ジャロン エニス(米/0)
WBO:テレンス クロフォード(米/6)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/2)
WBOアジア太平洋:佐々木 尽(八王子中屋/0)
日本:空位