最近(2023年1月18日ごろ)のニュースです。
1)昨年2022年に元WBOスーパーフェザー級王者伊藤 雅雪(横浜光)と世界のトップ選手たちと拳を交えてきた中谷 正義(帝拳)を連破し、国内ライト級の第一人者の地位を獲得した吉野 修一郎(三迫)。4月に米国で、元WBOフェザー級、WBC/WBOスーパーフェザー級王者シャクール スティーブンソン(米)とWBOライト級王座への挑戦権を賭け対戦する話が進行しています。その試合が実現し、吉野の大舞台での勝利を見てみたいですね。
2)報酬配分への不満から、WBCスーパーライト級王座への挑戦を蹴った元WBC/WBO王者ホセ カルロス ラミレス(米)。3月25日に、元IBFライト級王者リチャード コミー(ガーナ)と拳を交える事となりました。現王者レジス プログレイス(米)戦が実現しなかったことは残念ですが、対コミー戦も中々の好カードと言っていいでしょう。
3)夏季五輪で2大会連続で金メダルを獲得するも、プロでのデビュー戦で黒星を喫してしまったロベイシー ラミレス(キューバ)。その後は立て直し、11連勝(7KO)を飾っています。このラミレスが4月1日、米国オクラホマ州のリングで元WBOスーパーバンタム級王者アイザック ドビー(ガーナ)と対戦する事になりました。この試合に世界王座が争われる可能性もあるようですが、その辺りは現在の所未定のようです。
4)3団体統一ヘビー級王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)とWBC王者タイソン フューリー(英)による全主要団体統一ヘビー級戦は、3月を目途にサウジアラビアで開催される可能性があるようです。また、ウシクに王座を奪われたアンソニー ジョシュア(英)は、4月1日に再起戦を行うとの情報があります。
5)井上 尚弥(大橋)がスーパーバンタム級への転向を正式に表明。それに伴い、先月統一した4つのバンタム級王座を返上しています。新たな階級でのデビュー戦は春先になるようです。
6)ユーリ 阿久井 政悟(倉敷守安)がこれまで3度の防衛に成功していた日本フライ級王座を返上しています。阿久井は来月4日、後楽園ホールのリングで世界ランカーであるジェイソン バイソン(比)と対戦する事が決定しています。