DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

2022年には一体いくつのタイトル戦が行われたのでしょうか?

2023年01月10日 05時29分57秒 | ボクシングネタ、その他雑談

2020年をピークに、コロナウィルスの影響でボクシングの試合が激減しました。しかし2022年にはようやく落ち着きを見せ、年間を通し順調にタイトル戦が行われました。コロナ前の2019年、コロナの影響をもろに受けた2020年、持ち直しが始まった2021年、そして昨年2022年のタイトル戦の数を比べてみましょう。

ミニマム級
2022年:WBA(1)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(東洋太平洋)(0)、WBOアジア太平洋(2)、日本(4)
2021年:WBA(5)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(1)
2020年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
2019年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)

ライトフライ級
2022年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(2)、WBOアジア太平洋(1)、日本(3)
2021年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2020年:WBA(1)、WBC(0)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2019年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(3)

フライ級
2022年:WBA(0)、WBC(1)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2021年:WBA(1)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2020年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2019年:WBA(1)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)

スーパーフライ級
2022年:WBA(1)、WBC(4)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(3)、日本(2)
2021年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
2020年:WBA(4)、WBC(1)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
2019年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0
)、WBOアジア太平洋(1)、日本(3)

バンタム級
2022年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(3)
2021年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(2)、日本(1)
2020年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(0)
2019年:WBA(2)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(3)、日本(2)

スーパーバンタム級
2022年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(1)、日本(3)
2021年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2020年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)、日本(0)
2019年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(3)、WBO(4)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(2)、日本(3)

フェザー級
2022年:WBA(1)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
2021年:WBA(2)、WBC(0)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2020年:WBA(0)、WBC(1)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2019年:WBA(4)、WBC(1)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(2)、日本(3)

スーパーフェザー級
2022年:WBA(1)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(2)、WBOアジア太平洋(2)、日本(1)
2021年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2020年:WBA(3)、WBC(0)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(0)
2019年:WBA(6)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(3)、日本(2)

ライト級
2022年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(3)
2021年:WBA(3)、WBC(4)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
2020年:WBA(3)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2019年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(3)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)

スーパーライト級
2022年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(2)、WBOアジア太平洋(4)、日本(2)
2021年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2020年:WBA(3)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)、日本(2)
2019年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)

ウェルター級
2022年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(3)
2021年:WBA(3)、WBC(0)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
2020年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
2019年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)

スーパーウェルター級
2022年:WBA(1)、WBC(3)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(3)
2021年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
2020年:WBA(3)、WBC(1)、IBF(2)、WBO(0)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2019年:WBA(3)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(3)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)

ミドル級
2022年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
2021年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(0)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2020年:WBA(0)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)、日本(0)
2019年:WBA(4)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)

スーパーミドル級
2022年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2021年:WBA(5)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2020年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2019年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)

ライトヘビー級
2022年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2021年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2020年:WBA(1)、WBC(0)、IBF(0)、WBO(0)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2019年:WBA(6)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)

クルーザー級
2022年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2021年:WBA(1)、WBC(0)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)
2020年:WBA(0)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(0)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2019年:WBA(3)、WBC(0)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)

ヘビー級
2022年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(2)、WBOアジア太平洋(0)、日本(2)
2021年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(0)
2020年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(0)
2019年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)

WBAはスーパー、レギュラーの2つのタイトルを合わせたもの。WBC、IBF、WBOは正規王座と暫定王座の合計。OPBF、WBOアジア太平洋、そして日本王座も正規王座と暫定王座戦の合わせたものとなります。WBCやOPBFのシルバー王座戦は含まれていません。また、日本王座はスーパーミドル級、ライトヘビー級、クルーザー級の3階級には設置されていません。

こうして比較してみると、2022年に行われたタイトル戦は、全階級、全王座が比較的平等に行われた様子です。2021年の夏にWBAが一挙に暫定王座戦を停止したため、2022年は同団体のタイトル戦がそれなりに減っていると予想していたのですが、それほどでもないようです。

王座統一戦の場合、その試合で争われた王座のすべてをそれぞれ(1)とします。例として3団体統一ヘビー級王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)の試合は、WBA、IBF、WBOの3つのタイトルがそれぞれ(1)となります。

今年2023年にはWBAの一階級一王者制が完結してほしいものです。そして願わくば主要「4団体」も「3団体」に向かって統合される動きがあるといいのですがね。4つのベルトを同時に保持するという事はタイトルが水増ししただけで、世間一般で騒がれているほど価値のあるものではありません。

コメント
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