DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

力石、但馬が豪快に勝利(WBOアジア太平洋スーパーフェザー級ほか)

2023年01月19日 05時16分15秒 | 世界ボクシング

今月6日、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋スーパーフェザー級戦:
挑戦者力石 政法(緑)KO5回2分52秒 王者木村 吉光(志成)

*長身サウスポーの力石、良い選手ですね。3回、4回、そして最終回となった5回にそれぞれ違うパンチでダウンを奪う持ち味が多彩な懐の深い選手。対戦相手にとりやり辛い選手でしょう。

昨年はOPBF王座を獲得し、12回のフルラウンドも経験。今回の2つ目のタイトル獲得に繋げてきました。今後のマッチメーク如何では、もう一つ上のタイトルも目指すことが可能なのではないでしょうか。出来れば世界挑戦に名乗りを挙げる前に、元IBF王者尾川 堅一(帝拳)や、唯一の黒星を付けられた現日本王者坂 晃典(仲里)との対戦が見てみたいものです。

下記はWBOアジア太平洋王座で変動があった、2023年1月19日現在のスーパーフェザー級王者たちとなります。

WBA:ルイス ガルシア(ドミニカ/0)
WBC:空位
IBF:シャフカッツ ラヒモフ(タジキスタン/0)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:力石 政法(緑/0)
日本:坂 晃典(仲里/2)

 

ヘビー級戦(8回戦):
日本王者但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3)KO初回1分15秒 
スタット カーラレック(タイ)

*試合直前に、対戦相手がベダン アガーワル(印)から自身より二回りほど小さいスタットに変更となった但馬。開始のゴングと同時に左右の重々しいパンチでタイ人に迫り、連打からダウンを奪いそのままKO勝利。昨年4月のデビュー戦は56秒、8月の2戦目では69秒、そして11月の一戦では34秒と、これまでの最長となる時間を費やしながらも4連続初回KO/TKO勝利に成功。今年は一段上の相手との対戦が望まれます。

但馬を見ていると、1990年代から2000年代に活躍したサモアの強打者デビット ツア(西サモア/ニュージーランド)を連想してしまいます。勝って当然の対戦相手が続いていますが、そのボクシングは豪快で面白い但馬。米国に渡り、4回戦や6回戦の試合をどんどんとこなしていく事は可能でしょうかね?是非実現してもらいたいものです。

この試合は無冠戦でしたが、2023年1月19日現在の最重量級王者たちを確認しておきましょう。

WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ダニエル デュボア(英
/1)
WBC:タイソン フューリー(英/3)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/1)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/1)
WBO(暫定):ジョー ジョイス(英/0)
OPBF(東洋太平洋):ジャスティン フニ(豪/1)
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3/1)

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