勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

江戸しぐさ・そのⅡ

2006-01-19 21:14:47 | Weblog
 先日江戸しぐさについての紹介をしましたが、その本の著者・越川禮子さんが、明日20日(金)NHK総合テレビのAM 11:05 からの「いっと6けん」という番組の「東京イマジン」のコーナーに出演するそうです。
もし興味がありましたら、ご覧になって見てはいかがでしょう。面白いお話があるかもしれません。
この番組はタイトルが表わすように、関東地方だけの放送だそうですので、ご覧になれない方はごめんなさい。

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 先日、わがブログの「生と死は隠れたコンビ」の記事に禰里吉さんからこんなコメントをいただきました。
 
ラジオからだと思いましたが、こんな話を聞きました。
 若い母親が、学校に「給食費を払っているから、『いただきます』を言わせないでください」と言ってきたそうです。投稿した別の母親は、子供に「牛や豚や、魚や野菜など、沢山の食物は、その命を犠牲にして、私達の為に提供してくれているのだから、ちゃんとその大切な命を頂かせてください、ありがとうという思いで、『いただきます』を言いなさいと、聞かせたそうです。
 この二人の母親、子供がどの様に成長するかの前に、最初の母親はこれからどうなっちゃうのかと逆に心配しました。というような内容でした。


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 そこで、この【江戸しぐさ】の本の中から気が付いた言葉を紹介します。

 ★「江戸しぐさ」のかたち百態
 
【いただきます】
 食前の感謝の言葉。「大江戸のおかげさまで、今日も一日心と体にぬくもりの糧のいただけることを有り難く思い、よく噛みしめていただきます」
戦乱に終止符が打たれ、江戸時代が安定するにつれ、こうした表現になったことは無理もない。しかし、本来は五穀豊穣の神と農民や漁民など海山の幸を実際に食卓に届けてくれた人々への感謝を意味した。

【ありがたい】
 ありがたいとは、「有り難い」と書き、よくあることではないということ。
買い物はどこでしても良いのに、わざわざ当店ごときで買ってくださるとは有り難いこと。
そこで、その行為に感謝して「ありがたく御礼申し上げます」と続けるのが本当だった。
今日の「ありがとうございます」という表現はこの変形。
外国人によると日本語の中で最も美しい言葉のひとつが「ありがとう」だという。
 

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このブログを訪れてくださる皆様へ 「あ・り・が・と・う」(にっこり♪)
2006.01.19