勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

春暁

2006-04-02 23:09:41 | Weblog
-春暁ー
春眠暁を覚えず
処処に啼鳥を聞く
夜来 風雨の声
花落つること知んぬ多少ぞ
☆ 
春眠不覺曉
處處聞啼鳥
夜來風雨聲
花落知多少

-しゅんぎょう-
しゅんみんあかつきをおぼえず
しょしょにていちょうをきく
やらいふううのこえ
はなおつることしんぬたしょうぞ

春は眠くて夜明けも気づかない
あちこちで鳥が啼き
夜中に風雨の声が聞こえた
どれだけ花が散ったことであろう

「声に出して読みたい日本語」より抜粋
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 あれほど待ち遠しかった桜も、東京では今が見ごろ。しかし今日は朝から曇り空で、風も強く、夕方からは強い雨になった。
せっかく咲いた桜の花も「夜来風雨の声、花落つることを知んぬ多少ぞ」である。

 ところで春になると眠くなるのは何故だろう?
冬よりも夜明けが早くなる春は、温かさに夜が明けたのも気がつかず、春眠暁を覚えずとなってしまうようだ。

 人の脳には眠りの機能があって、その機能の働きがいい人ほどしっかりした睡眠が取るれるのだという。
年寄りが早く目覚めるのは、その機能が衰えたからで、よく眠れるということは、若い証拠であるらしい。

 快眠と昼寝は、夜の寝付きや朝の目覚めもよくなり、良い睡眠はすべての健康の元といわれ、成人病予防にもなり肌荒れを癒し、美肌効果もあるという。

 眠れる森の美女になるよう、春眠を多いに楽しもうではありませんか。
男性は、星の王子様になって美女を迎えに行きましょう。
2006.04.02