日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

埼玉スタジアムは大混乱!浦和レッズVSガンバ大阪

2008年05月18日 | soccer

Jリーグディビジョン1・第13節の好カード、浦和レッズVSガンバ大阪が埼玉スタジアム2002で行われました。現在首位を独走する浦和レッズに対し、ACLでは決勝トーナメント進出を決めましたが、リーグ戦では波に乗れないガンバ大阪。「ナショナルダービー」と言うのに相応しいかどうかはわかりませんが、試合は全てにおいて大荒れの展開となりました。

まず試合前、ガンバ大阪サポーター席から水風船が投げられ、浦和サポの子供に直撃。いきなり不穏な空気が流れ始めます…。試合に入り、前半17分に中澤のヘッドでガンバが先制しますが、その後は浦和が反撃開始。前半終了間際には、ペナルティエリア内で高原が倒されましたが、PK獲得ならず。するとガンバがカウンターを仕掛けると、左サイドでガンバ・バレーと浦和・阿部と1VS1となり、ボールはラインを割り、次の瞬間バレーがスローすると、二川にボールが渡り、最後は山崎が決めてガンバが2点目を挙げます。これに対しレッズの選手達は「レッズボールのスローインで、ガンバのゴールは無効だ」と猛抗議。しかし判定は覆らず、GK都築に警告が出されました。
後半、浦和は梅崎司のFKが決まり1点を返しますが、23分に途中出場の遠藤保仁のミドルが決まり、レッズを突き放します。後半34分、レッズはCKからエジミウソンのヘッドが決まり再び1点差。5分という非常に長いロスタイムに突入しますが、レッズは最後まで同点ゴールが奪えず、ガンバ守備陣が守りきって試合終了。3-2でガンバ大阪が競り勝ちました。逆に浦和レッズは猛攻を仕掛けるもあと一歩及ばず、3月20日以来の黒星を喫しました。
試合終了後、ガンバ大阪の選手達が円陣を組んで喜びを分かち合っていましたが、レッズの選手から「挑発ではないか」との抗議がきっかけで乱闘騒ぎとなります。さらにレッズとガンバのサポーター同士の小競り合いが発生。緩衝地帯のフェンスをぶち破れば、ヤジの飛ばし合いと物の投げ合いが続きました。そして、ガンバサポーターの男性が転落し怪我をしました。
さらに5000人のレッズサポーターが出口を取り囲み、ガンバサポーター約1000人以上が約3時間に渡って缶詰状態となり、パトカー20台が出るほどの大騒ぎとなりました。結局最後は両サポーターの和解で解散。ガンバサポは浦和レッズ側が用意したバスに乗り込んで、県警機動隊に誘導されながら近隣の駅まで移動したのでした。

それにしても荒れに荒れましたなあ。スタジアム内での乱闘騒ぎは、2005年の柏レイソルVS名古屋グランパス以来ですよ。レッズとガンバのサポーターは試合よりも乱闘騒ぎが印象に残ったんじゃないかと思います。ガンバ2点目の前のプレーで、バレー選手と阿部選手との1VS1のシーンがありました。youtubeで確認すると、阿部さんがボール触ってないのがわかります。私もこの試合をテレビで見たのですが、やはり触っておらず、レッズボールのスローインだったと思います。明らかに誤審じゃないのか?そりゃレッズの選手の皆さんも怒りますよねぇ。皆さんはどう思いますか?
この乱闘騒ぎを見ると、福岡ソフトバンクホークスファンは生ぬるいのかマジメなのか、浦和レッズとガンバ大阪サポーターいやサッカーファンは熱いのか…。日生球場で起きたダイエーファンによる生卵投げ事件なんて大したこと無いんだと今回の騒動で実感しました。ホークスファンもレッズ&ガンバサポ並みの過激さが欲しいもんだ…。



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コメント (3)
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やっと勝ったなぁ、お前ら!

2008年05月18日 | HAWKS

3試合連続2ケタ失点で4位転落。交流戦目前なのに酷い負け方を続けている福岡ソフトバンクホークス。この体たらくに非常に失望しています。土曜日の先発は、先週日本ハムに完封勝ちした杉内俊哉。こうなったら杉内に託すしかないぞ…。

試合は杉内と日本ハム先発・藤井秀悟の投手戦からスタート。杉内は3回に連打で2死1,2塁のピンチを招きましたが、後続を2塁フライに打ち取って3アウト。ピンチを凌ぎます。その裏にソフトバンクは2死2塁と得点圏に走者を進めましたが、本多が1塁ゴロに倒れて先制ならず。
4回、ソフトバンクは2死から小久保の四球、柴原がレフト線を破る2塁打で2,3塁。松田が死球で満塁として大村が登場。大村ならヒットを打ってくれるだろうと思いましたが、センターフライで3アウト。3者残塁で先制ならず。すっごいもったいない。
5回、2つのヒットと杉内の暴投で1死2,3塁のピンチ。ここで高口にセンター前に運ばれて先制点を許すと、田中賢介の投手ゴロでさらに1失点を喫し、この回2失点。21イニング続いた失点記録もここでストップ。この後、ソフトバンク打線は藤井の前に1点を返せないまま終盤に突入。
7回、ソフトバンクは1死から大村が内野安打で出塁すると、辻の場面で相手のミスが出て1,2塁。2死後、本多がセンター前ヒットを放ち1点差。ようやく藤井から点を奪いました。
8回、この回の先頭・松中が四球で出塁、1死後柴原がライト前ヒット、1塁の松中は3塁まで進み、1死1,3塁と同点のチャンス!この場面で松田がレフト前タイムリーを放って遂に同点!なおも1,2塁と逆転のチャンス。大村が凡退した後、辻がレフトに大きな当たりを見せましたが、レフトフライで3アウト。
杉内は6回以降立ち直り、8回まで日本ハム打線に追加点を与えません。9回、続投した杉内は見事なパフォーマンスを見せます。小谷野、飯山、紺田を3者連続空振り三振に仕留める好投!杉内のパフォーマンスを見せれば、打線も奮起しなければなりません。
その裏、途中出場の山崎の代打・本間がセンター前ヒットで出塁すると、本多が送りバントをキッチリと決めて1死2塁。ここで川崎が日本ハム3番手・宮本賢の3球目のスライダーをセンターに弾き返す!打球は日ハム中堅手・森本稀哲の頭上を越えるサヨナラタイムリー!終盤に得点を重ねたソフトバンクが連敗を3でストップ!杉内は9回完投で今季4勝目です。


2008/05/17(土)ソフトバンク-日本ハム 10回戦
(日本ハム6勝4敗、ヤフードーム、18:01、30218人)
F 000 020 000  2
H 000 000 111x  3
【投手】
(日)藤井、建山、宮本-鶴岡
(ソ)杉内-的山、山崎
【責任投手】
(勝)杉内9試合4勝3敗
(敗)建山15試合1勝1敗

8回まではソフトバンクの負けムードでしたが、松田のタイムリーで同点に追いつけば、杉内が9回に3連続三振、その裏に川崎がサヨナラタイムリーを決めました。これでソフトバンクのサヨナラ勝ちは今季5度目です。杉内は9回まで打者35人に対して143球、被安打8・12奪三振・2失点という内容、無四球完投で自身3連勝です。何だか最近の先発陣は和田と杉内でしか勝てないのでしょうか?本当にしっかりしてほしい。
打線のほうですが、9安打で3得点。柴原はチーム唯一の2安打を放ちました。結果的にはサヨナラでしたが、4回の満塁の場面で大村がタイムリーを打ってくれたら、杉内も楽に投げられたのに…。
これでチームは借金1。日曜日の試合に勝てば勝率5割で交流戦に突入です。日曜日の先発は大場翔太。交流戦で先発ローテーションを守るためにもここは勝たなければなりません。負けたらローテ剥奪&2軍落ちの覚悟で頑張って欲しいと思います。


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