日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

EURO2008 準々決勝 スペインVSイタリア

2008年06月23日 | soccer

サッカー欧州選手権「EURO2008」決勝トーナメント・準々決勝は最後の試合を迎えました。準々決勝3試合が終わってすべてグループリーグを2位通過したチームが勝利しています。第4試合はD組1位のスペインとC組2位のイタリアの組み合わせです。これも準決勝で見たかったんですよ~。この試合の勝者が準決勝でロシアと対戦することになっています。

両チームのスタメンです
スペイン
GK1カシージャス
DF4マルチェナ
DF5プジョル
DF11カプデビジャ
DF15セルヒオ・ラモス
MF6イニエスタ
MF8シャビ
MF19セナ
MF21シルバ
FW7ビジャ
FW9フェルナンド・トーレス
イタリア
GK1ブッフォン
DF2パヌッチ
DF3グロッソ
DF4キエッリーニ
DF19ザンブロッタ
MF10デ ロッシ
MF13アンブロジーニ
MF20ペロッタ
MF22アクイラーニ
FW9トニ
FW18カッサーノ
イタリアは中盤のピルロとガットゥーゾが出場停止。イタリアの試練は準々決勝も続きますね。対するスペインはビジャとフェルナンド・トーレスの2トップ。セスク・ファブレガスはベンチスタート。どの時間帯で投入してくるか?

この日のエルンスト・ハッペル・シュターディオン(ウィーン)の気温は31℃。暑いですねー。さあスペインボールで前半キックオフです。
まず開始早々イタリアが攻め込んでいきますが、タッチラインを割ってスペインボール。前半2分、スペインはビジャが左サイドでボールキープしますが、フェルナンド・トーレスにパスを出そうとしたところにイタリアDFがカット。4分、イニエスタが左サイドで仕掛けてクロスを入れるが、グロッソがクリア。6分、イタリアはトニが倒されてFK。ピルロがいないのでデロッシが蹴ります。そのデロッシはクロスを上げますが、スペインGK・カシージャスがキャッチ。8分、ビジャとのワンツーからシルバがシュート。DFに当たったボールはブッフォンがキャッチ。10分、カッサーノがボールを奪うが、トーレスが倒してイタリアボール。その直後、イニエスタがグロッソを倒したとして警告。
間もなく前半15分が経過しますが、どちらも惜しい場面がないような気がします。スペインは中盤でパスを回し続けるんですが、シュートまで持ち込めない。15分、トーレスが右サイドで勝負するもペナルティエリア内に倒される。16分、ビジャがペナルティエリア内で足を掛けられるもノーファウル。17分、スペインはトーレスが左サイドから抜けてクロスを上げるがラインを割る。18分、イタリアは左サイドからのクロスに中央から飛び込んできたペロッタが頭で合わせますが、カシージャスがキャッチ。20分経過してようやくイタリアがペースを掴んだような…。21分、イタリアは左サイドのアーリークロスにトニが合わせられず。23分、スペインが絶好の位置でFKを獲得。このFKをビジャが狙ってくるが、ブッフォンがキャッチ!
25分、スペインはビジャが右サイドで抜け出すが、イタリア守備陣がボールを奪います。26分、トニがヘディングもダメ。スペイン守備陣トニをよく抑えてます。27分、スペインはイニエスタが右サイドで突破を図りますが、グロッソがブロック。29分、シルバのスルーパスにトーレスが抜け出すがオフサイド。30分、中盤でセナを倒したアンブロジーニに警告。31分、シルバがミドルを放つがブッフォンが横っ飛びでキャッチ。32分、シャビのミドルが相手に当たってCK。そのCKはラインを割ってイタリアのゴールキック。34分、スペインは中盤でボールを回して、最後はイニエスタがミドルシュート。しかし枠まで遠い。
35分、カッサーノが左サイドで勝負を仕掛けてクロス、これをトニが頭で合わせるが、スペインDF・マルチェナがブロック。37分、スペインはトーレスが左サイドでシュートも相手にブロック。こぼれ球からシルバが右側でシュートもゴール右に外れる。38分、イタリア左サイドでFK。デロッシのクロスは、プジョルがクリアしてCK。右サイドでのCKもスペインDFがクリア。40分、シルバがペナルティエリアギリギリのところで倒されるもファウル無し。スペインサポーター大ブーイング。REPLAYで見るとシルバが踏まれてます。43分、スペイン左サイドからイニエスタが突破、ワンツーからシュートも外れました。結局前半は両チームスコアレスで折り返し。
前半はスペインが内容的に圧倒していました。シュートを10本以上放ちましたが得点無し。でも、シルバの積極的なプレーが光っています。対するイタリアはスペインの前に防戦一方ですが、守備陣がなんとか猛攻を防ぎました。イタリアの決定的な場面は、ペロッタのヘッドのみ。これぞカテナチオといえるような守りですね。後半、スペインがカテナチオを破って鬼門・準々決勝の壁を越えることができるのか?それともイタリアが少ないチャンスから得点を挙げられるか?

後半はイタリアボールでキックオフ。開始30秒にデロッシが狙ってくるがスペインがクリア。2分、イニエスタが左サイドでフリーになるがトラップが大きすぎでシュート打てず。3分、スペインはクリアボールのこぼれ球にビジャが狙うもイタリアDFがブロック。5分、イタリアは左サイドのグロッソのクロスにトニが滑り込むもゴール左に外れる。その前にオフサイドがありました。5分、カッサーノがドリブルからパスを出すがつながらない。ここは勝負すべきです。7分、スペインはスルーパスからビジャが左サイドを突破してクロスを上げるもダメ。8分、イタリアはトニが中央で倒されるもファウル無し。対するスペインは相手陣内でボールを回すがビジャがファウルを貰ってしまう。10分、スペインはチャンスの場面でトーレスがペナルティエリア内でクロスを入れるが相手にクリアされる。
11分、スペインは左サイドからクロスを上げるが、キエッリーニがヘディングでクリア。ここでイタリアはペロッタに代えてカモラネージを投入。スペインCKはブッフォンがパンチング、こぼれ球にシルバが左足でシュートを放ちますが、ゴール左に外れる。対するスペインはイニエスタに代えてカソルラ、さらにシャビに代えてセスク・ファブレガスが入ります!スペインが完全に勝負に出た!15分、イタリアは波状攻撃を仕掛け、カモラネージのシュートをスペインGKカシージャスが左足セーブ!ブッフォンもすごいけど、カシージャスもすごいです!20分、アクイラーニがミドルを放つも失敗。
後半22分時点でのボール支配率はスペイン57%:イタリア43%。ここで後半23分、スペインがペナルティエリア付近でFKを獲得。このFKをビジャが狙うも壁に直撃、コースが変わってCK。そのCKはイタリアがクリア、でもスペインにファウルがありました。24分、イタリアは右サイドからのクロスにトニが頭で合わせるがゴール右に外れる。26分、スペインはカウンターからビジャがペナルティエリア内まで進攻するが、倒れた際にシュミレーションで警告が出される。27分、セルヒオ・ラモスがシュートを放つがゴール左に。28分、イタリアはカッサーノに代えてディナターレを投入。
後半30分、イタリアはロングボールを入れるがオフサイド。31分、スペインはFKを早めに蹴るが、イタリアDFに当たってCK。左CKのショートコーナーからセルヒオ・ラモスがトリッキーなシュートを見せますが、ブッフォンがキャッチ。32分、フェルナンド・トーレスが左サイドで仕掛けるが相手に当たってCK。CKはブッフォンがパンチング。33分、フェルナンド・トーレスが倒されてFK。このFKをセナが狙うが、ブッフォンが正面でパンチング。35分、セナが強烈なシュート!ブッフォンがキャッチするがファンブルしてポストに直撃、でも最後は押さえた。
残り10分を切りました!イタリアは右サイドのザンブロッタにトニがヘッドで狙うも阻止される。37分、イタリアはディナターレのクロスにグロッソが合わせられない…。ここに来てイタリアの時間帯か?ここでスペインはフェルナンド・トーレスに代えてグイサが入ります。TBSのアナウンサーによるとグイサはリーガ・エスパニョーラの得点王だそうです。41分、スペインはビジャが左サイドでクロスを入れてグイサに合わせるが、グイサがハンドを取られる。43分、スペインはビジャがペナルティエリア内で突破できない。直後に縦へのロングボールにグイサが反応できない。後半ロスタイムは3分。このまま行けば3日連続の延長戦となりそうです。47分、スペインはセスクが右サイドでクロスを入れるが、シュートが打てない。ラストチャンスのCKもイタリアDFがクリア。結局90分以内にゴールが生まれず0-0!3日連続の延長戦に突入です。
スペインは90分でシュートを18本放ったんですが、最後までゴールを割ることができませんでした。セナが立て続けに強烈なシュートを放ったんですが、ブッフォンの壁を破れず。さあ延長戦。結果はいかに。

延長戦開始。まずはスペインにFK。位置的には近いんですがねえ。このFKをシルバが巻いてくるがゴールラインを割る。ペナルティエリア内で選手が倒されましたが、判定はファウル無し。対するイタリアはカモラネージが抜いていくが、スペイン守備陣がクリア。2分、スペインはセスクのシュートのこぼれ球をシルバが狙うが左に外れる~。4分、イタリアは左サイドにいたグロッソのクロスにトニが合わせられず。今度は右サイドのクロスにディナターレが頭で合わせるが、カシージャスがセーブ!5分、もう1度CKを獲得すると、トニがヘディングもバーを越える。8分、スペインはセスクがペナルティエリア内で倒されるがファウル無し。9分、シルバのスルーパスにセスクが抜け出すがオフサイド。12分、スペイン・セナが足を痛めたか?これで離脱するとピンチだが立ち上がりました。13分、スペインはグイサがシュートも右に外れる。14分、イタリアはFKを狙うが、カシージャスがキャッチ。延長前半終了してまだ両チーム無得点。勝負は延長後半の15分!
延長後半開始!泣いても笑っても残り15分!いきなりイタリアがザンブロッタのクロスが入るが、シュートまでには持ち込めない。おっと、セルヒオ・ラモスのハンドでイタリアにFK。合わせて行くがこれはミス。ここでイタリアはようやく3人目。アクイラーニに代わってデルピエロが入る!デルピエロ投入は勝負の証?延長後半4分、スペインはセスクがグラウンダーのクロスを入れるがクリアされる。今度はシルバのスルーパスに反応したビジャがシュートもブッフォンが飛び出してCK。CKはセルヒオ・ラモスが頭で合わせるが味方選手に当たってゴールキック。7分、ゴールキックに抗議したカソルラに警告。延長後半の半分が経過してもまだ決勝点がない。8分、イタリアはディナターレが倒される。9分、スペインのカウンターからグイサがペナルティエリア内でシュートを狙おうとするが、キエッリーニがブロック。延長も残り5分。11分、スペインがカウンター攻撃を見せるもダメ。11分、イタリア・ディナターレのクロスはクリアされる。12分、デルピエロが粘りを見せるがシュートが打てない!今度は左サイドを突破しようとするが、スペイン守備を崩せず。13分、ディナターレのシュートは右に外れる。13分、スペインはセナのパスを受けたグイサがミドルを放つが、ボールはバーを大きく越える。もう時間的にもPK戦だろう。14分、カソルラが左サイドでシュートを放つも枠を捉えられない。延長戦でもスコアレスでPK戦に突入!

デルピエロ投入で攻撃のリズムはちょっとよくなった感じもするんですが、全然決まりません。対するスペインは何度決定的な場面を迎えただろうか…。運命のPK戦、勝つのはどっちだ!
PK戦の先攻はスペイン。まず1人目のビジャはブッフォンの逆を突いて右隅に決める。イタリア1人目・グロッソも右に決める。スペイン2人目・カソルラは右隅に決める。これもブッフォン逆を行った。イタリア2人目・デロッシはカシージャスが止めた!完璧に読んでいるっ!ブッフォンは後ろ向いたまま。スペイン3人目はセナ。セナは中央に決めた。スペイン3人連続成功!イタリア3人目・カモラネージは左隅に決める。スペイン4人目はグイサ。グイサが決めれば一歩前進だが…、ブッフォンが止めた!流れは傾くか?イタリア4人目・ディナターレはカシージャスに止められる!スペイン王手!5人目はセスク!これを左隅に決めて勝負あり!スペインが1984年以来24年ぶりのベスト4進出決定!

両チーム無得点、延長戦でも決着がつかずPK戦までもつれたこの決戦は、カシージャスが2本止めてスペインが死闘を制しました。これで準決勝はスペインVSロシアというグループD同士の戦いとなりました。前回はビジャのハットトリックでロシアに圧勝しましたが、ロシアはオランダに勝った勢いがあるのでどんな展開になるかは全くわかりません。イタリアは最後までスペインのゴールを許しませんでしたが、ディナターレとデロッシが失敗。W杯王者はここで姿を消すことになりました。イタリアのエース・トニは結局1ゴールも挙げることなくアルプスを去ることになりました。ドナドニ監督はベスト4まで行けなかったらクビという話も出ているそうですが、本当に解任されるのか?
これで準々決勝4試合が終わり、ベスト4が出揃いました。準決勝最初のカードはドイツVSトルコ、第2試合はスペインVSロシアです。ヨーロッパの頂点を決める戦いはいよいよ佳境を迎えます。


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交流戦逆転優勝!

2008年06月23日 | HAWKS

土曜日は杉内があと一人の場面で大道(裏切り者)に同点ホームランを浴び、延長12回に松田の本塁打がありましたが、その裏に佐藤誠の炎上で巨人にサヨナラ負けを喫してしまいました。21日終了時点でソフトバンク、阪神、日本ハム、巨人の4チームが同率首位という事態に。22日は交流戦最終戦。ソフトバンクは巨人に勝利し、阪神が勝てば初優勝となります。果たして結果は…。

1回、ソフトバンクは巨人先発・内海を攻め立てます。先頭の本多がセンター前ヒット、続く川崎がレフト前ヒットで無死1,2塁のチャンス。松中が死球で満塁となりますが、小久保が空振り三振。続く大村がピッチャー返し、巨人2塁手・木村が2塁に送球しますが判定はセーフ!ソフトバンクが1点を先制します。この後も満塁のチャンスが続くものの、松田と辻武史が連続三振に倒れて3者残塁。大村の内野安打による1点止まり。
ソフトバンクの先発は和田毅。初回を3者凡退に抑える上々のスタートを切りましたが、その裏に2死から阿部にスライダーを狙い撃ちされ、打球はライトフェンスギリギリにスタンドイン。一発で同点に追いつかれてしまいます。
3回からは投手戦の展開に。ソフトバンクはヒットや四球で走者を出しながらも後続が続かず。和田は4回にヒットと暴投と四球で2死1,2塁と逆転のピンチを迎えましたが、坂本を2塁フライに打ち取ってピンチ脱出。しかし5回、和田は連続三振で2死とした後、高橋由伸に4球目のストレートをレフトスタンドへの本塁打を浴びて逆転されてしまいます。5回終了時点で2-1と1点追う展開に。優勝の可能性が厳しくなっていく。
一方、同時刻で行われている甲子園での阪神VS日本ハムは、金本の2打席連続本塁打と赤星のタイムリーで4-1と日本ハムに3点差のリード。このまま阪神が逃げ切れば日ハムの優勝は消滅。ソフトバンク的にはありがたい展開に。ならば勝つしかない。
逆転された後の6回、1死から松中が四球で出塁。小久保凡退で2死後、大村が内海の4球目のスライダーを右中間に上手く運ぶ2塁打。1塁から松中が生還し同点に追いつく!優勝の可能性が復活した!ただ引き分ければ阪神が交流戦優勝となる。
7回、和田は先頭の阿部にヒットを許すと、犠打とライトフライのタッチアップで2死3塁と勝ち越しのピンチを迎えてしまいます。ここで巨人は勝負に出たか内海のところで小笠原が代打で登場。小笠原にストレートで挑み、最後はフォークで2塁フライに打ち取って3アウト!勝ち越しのピンチを防いで味方の援護を待ちます。
8回、先頭の本多が巨人の2番手・藤田からセンター前ヒットで出塁。続く川崎が犠打を決めて1死2塁。このチャンスをモノにしたい場面で松中がセンターに弾き返すと、打球はギリギリで谷の前に落ちる!2塁走者・本多は一気に本塁に突っ込むも、谷の好返球に阻まれて憤死。打った松中は2塁まで進みました。続く小久保は初球を3塁ゴロ。これを3塁手・寺内がファンブルしてしまい2死1,2塁。2打点稼いでいる大村で勝負を決めたいところ。その大村は1,2塁間を破るライト前ヒット!2塁・松中は3塁でストップし2死満塁!ここでバッターは内海の前に3打席連続三振の松田。カウント2-3からの7球目のストレートをセンターに弾き返すが、打球はあと一歩伸びずセンターフライ。この回2度決定的な場面を迎えながらも無得点で終了…。
その裏、和田は1死から木村拓也にセーフティバントを決められたところで降板。久米勇紀が2番手で登板します。久米は大道の代打・古城に犠打、ラミレスには死球を与えてしまい2死1,2塁とされましたが、谷を3塁ゴロに打ち取って3アウト。見事なリリーフを見せて勝負は9回へ。
そして阪神VS日ハムは、8回に阪神・ウィリアムスが登場。しかしウィリアムスがピリッとしません。日ハム・高口と稲葉にタイムリーを浴びて2失点。4-3と1点差とされます。しかしその裏、阪神は鳥谷の犠牲フライで1点追加し、9回は藤川球児が登場。その藤川は日ハム打線を3者凡退に仕留めてゲームセット。5-3で阪神が勝利。この結果、日ハムの連覇は消滅。さあ阪神が勝ってくれた。後はソフトバンクが勝ち越してくれることを信じるのみ。
9回、巨人は守護神・クルーンが登場。クルーンを「狂うん」にしたいところ。まず先頭の辻がショートへの内野安打で出塁。続く山崎が送りバント、これが悪送球となり無死1,2塁。そして久米の代打・金子がきっちりと送りバントを決めて1死1,3塁と絶好の勝ち越しのチャンス。1番・本多は2塁ゴロ、3塁走者・辻がホームへ特攻、巨人2塁手・寺内が本塁に送球、クロスプレーとなりますが、球審・川口さんの判定はセーフ!遂にソフトバンクが勝ち越し!記録はフィルダースチョイス。続く川崎の場面で盗塁を決め2死2,3塁としますが、川崎はレフトフライ、松中はライトフライに倒れて3アウト。しかし、9回に貴重な1点を挙げたソフトバンク。交流戦初優勝に王手!
9回裏、ソフトバンクは柳瀬が3番手として登板。勝利まであと3人ですが、先頭打者にヒットを許す。続く坂本を空振り三振で1死。続く代打・清水(寺内だったか?)の場面で、山崎が1塁走者・鈴木(代走)の盗塁を阻止して2アウト!優勝まであと1アウト!ここで柳瀬に代えてニコースキーを投入。ニコースキーがポカしないか心配でしたが、清水を2塁ゴロに打ち取ってゲームセット!3-2でソフトバンクが巨人に劇的勝利!福岡ソフトバンクホークスが2008年日本生命セ・パ交流戦優勝を飾りました!


巨人-ソフトバンク 最終戦
(ソフトバンク3勝1敗、東京ドーム、18:01、45427人)
H 100 001 001    3
G 010 010 000    2
【投手】
(ソ)和田、久米、柳瀬、ニコースキー-山崎
(巨)内海、藤田、越智、クルーン-阿部
【責任投手】
(勝)久米28試合4勝1敗2S
(S)ニコースキー21試合1勝3敗2S
(敗)クルーン31試合1勝2敗19S
【本塁打】
(巨)阿部6号ソロ(2回、和田)、高橋由9号ソロ(5回、和田)


やっと優勝が決まりました…。前日はサヨナラ負けを喫したときブログで「ふざけんな」や「優勝なんてもうできない」と感情的になりましたが、この日は岡田ジャパンの試合があったので、ソフトバンクの試合なんか全く見ていませんでした。たまにチラッと見たんですが、なかなか試合が動かなかったし、本多の憤死や満塁の場面をモノにできなかったというところを見ていました。親父と見ていたんですが、ウチのオヤジは巨人ファンなので谷のファインプレーに大喜びしていましたよ。で、ソフトバンクが勝っていると気に入らないのか他のチャンネルを回していました。嫌だね~巨人ファンって。俺は子供のころ巨人ファンでしたが、ナベツネの存在が気に入らなかったのでアンチ巨人に転向しホークスファンに鞍替えしました。で、日曜日の試合で奇しくも巨人に勝利して交流戦優勝。巨人ファンをやめて良かった~。
この日の試合ですが、大村が3安打猛打賞で2打点の活躍。和田は8回途中まで2つの本塁打による2失点でしたが、5つの奪三振を挙げました。2番手で登板した久米が今季4勝目、ニコースキーが3球で今季2セーブ目を挙げました。巨人に勝ったのは嬉しかったんですが、何よりも阪神が勝ってソフトバンクに後押ししてくれたことでしょう。阪神の選手の皆さんには本当に感謝したいです。(←阪神ファンの皆さんごめんなさい) ホークスファンの中には阪神を応援していた人も多かったでしょうな。

さて、2008年のソフトバンクの交流戦は優勝という形で幕を下ろしましたが、これまでを振り返ると…。最初の広島戦(@ヤフー)で2連勝と上々のスタート、2カード目の阪神戦(@ヤフー)は1勝1敗、3つ目の中日戦(@ナゴヤドーム)で2連敗。3連勝の後3連敗で勝率5割となりましたが、横浜との九州2連戦ではガトームソンと大隣の投手陣に本塁打が飛び出して連勝。ヤフードームでの巨人戦は、杉内の完封と延長12回サヨナラ勝ちで連勝しました。ヤクルトとの2連戦は1勝1敗で前半戦を8勝4敗で折り返します。
後半は阪神に連敗を喫した後、広島に1勝1敗の五分、アウェー4連戦を1勝3敗で終わります。福岡に戻って中日と横浜に連勝。アゲアゲムードもそうですが内弁慶モード丸出し状態でした。長野&神宮のヤクルト戦は1勝1敗、そして東京ドームでの巨人戦は、杉内が9回2死まで完封もまさかの一発&サヨナラ負け、そして日曜日は9回に劇的な勝ち越し点で勝利したのでした。
通算成績は15勝9敗ですが、球団別では阪神に1勝3敗、広島:3勝1敗、横浜:4勝、中日:3勝1敗、巨人3勝1敗、ヤクルト2勝2敗に終わりました。阪神に負け越したのは、相手が強すぎたのでしょうがないと思いますが、2位中日、3位巨人に3勝ずつ挙げたのは大きいと思います。横浜に4連勝できたのは、相手が不甲斐ないからでしょう。 
22日現在で現在ソフトバンクは3位。2位日本ハムとの差は1.5差、首位西武との差は3ゲームまで縮まりました。交流戦優勝で勢いに乗るかどうかはわかりませんが、今後の戦いに期待したいと思います。しばしのお休みの後、27日からはパリーグ公式戦が再開。後半戦初戦の相手は楽天との3連戦です。ソフトバンク選手の皆さん、交流戦優勝おめでとうございます!



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2010FIFAワールドカップ・アジア3次予選  日本VSバーレーン

2008年06月23日 | soccer

2010FIFAW杯アジア3次予選・グループ2の戦いもいよいよ最終戦。岡田ジャパンは前回の試合、アウェーでのタイ戦で3-0で快勝。その後行われたバーレーンVSオマーン戦は引き分けに終わり、最終戦を待たずして最終予選進出が決定しました。22日の最終戦は、ホーム・埼玉スタジアムでバーレーンと対戦。3月のアウェーでまさかの敗戦を喫した相手に連敗は許されません。5試合を終えてバーレーンは勝ち点11、日本は勝ち点10。日本が1位通過するためには勝つしかありません。

この日のスタメン
GK
18 楢崎正剛
DF
2 中澤佑二(cap)
4 田中マルクス闘莉王
15 安田理大
6 内田篤人
MF
10 中村俊輔
7 遠藤保仁
14 中村憲剛
17 本田圭佑
FW
11 玉田圭司
9 佐藤寿人
両サイドバックには内田と安田の北京候補コンビ、MFは中村憲剛と岡田ジャパン初召集の本田がスタメン入り、FWは佐藤と玉田の2トップです。

開始5分、日本はいきなり先制のチャンスを迎えます。玉田がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。このPKを蹴るのは中村俊輔。俊輔のPKはなんとGKに止められてしまいました。まさかのPK失敗で先制点ならず。12分にはゴール正面でFKを獲得し、俊輔が狙うも壁に直撃。14分、左サイドの本田のクロスに玉田が右足でシュートするも決まりません。17分、左CKのショートコーナーから遠藤がクロス、闘莉王が飛び込むも合わせられず。20分には玉田のクロス→闘莉王が落として→最後は佐藤がシュートを狙うも届かず。
このあとも日本ペースで進みますが、なかなかゴールが生まれません。29分、右サイドの内田のクロスに玉田がシュートを打つも相手DFにブロックされました。33分には俊輔が超ロングシュートを打つがキャッチされました。37分、バーレーンは右サイドのクロスにイサがヘディングシュートを狙いますが、ボールは右に外れました。41分、アイシュがミドルを放っていきますが、GK楢崎がセーブしたあとボールを押えます。前半終了間際、日本はゴール正面でのFKに遠藤が直接狙うがバーに直撃!こぼれ球に本田が足を伸ばすも空振り…。最大のチャンスを逸してしまいました…。結局前半は両チーム0-0で折り返します。

後半、前半押されていたバーレーンが反撃開始。2分、右サイドからのFKにアドナンが狙うが壁に直撃。ボールは俊輔の腹に当たり、俊輔はうずくまるも復帰。7分、アイシュの左足の強烈なシュートが飛び出るが楢崎がパンチング!9分には左サイドのクロスが入るも楢崎がキャッチ。楢崎はイスマイールと接触しますが、何とかプレー続行。バーレーンの猛攻に苦しんでいる感じの日本は11分、右サイドのFKを俊輔が蹴るも壁に当たります。このあと、安田を中心に左サイドからチャンスを作ろうとしますが、シュートまでには持ち込めません。おまけに安田が左足を捻ってしまうアクシデントも。
20分、バーレーンは右サイドから繋いでシュートも楢崎がセーブ。21分、バーレーンは左サイドしかもペナルティエリアぎりぎりのところでFKを獲得。今度こそ日本ピンチかと思われましたが、内田がクリアします。23分、左サイドにいた俊輔がスルーパス、これを受けた途中出場の山瀬功治がゴール前で玉田にラストパスを出すもDFにカットされます。27分、俊輔→遠藤のパスワークから玉田が左足の強烈シュートもボールはバーの上を越えてしまいました。29分、バーレーンはFKをアブドゥルラフマンが狙いますが、ゴール右に外れます。
日本は後半30分、内田のクロスに玉田がシュートを放つも左に外れます。さらに玉田は34分にもシュートを狙うも相手に当たってダメでした。39分、内田のクロスに山瀬が飛び込んで頭で合わせようとしますがわずかに届かず。
時間が刻一刻と過ぎて行き、このまま引き分けで2位で終わるかと思われた後半44分、思わぬ形でゴールが生まれました。憲剛の中央でクロスを上げるが相手にクリアされますが、内田が頭で前に送る。このボールが相手DFとGKの間にワンバウンド、飛び出してきた途中出場の巻誠一郎に気づかずお見合い。ボールはそのままゴールに吸い込まれ、ラッキーな形で日本が先制!巻はなぜか自分が決まったかのようにゴールネットのところで喜びを爆発していましたが、記録は内田のゴールです。この内田のゴールが決勝点となり、日本がバーレーンに1-0で勝利しました。


引き分けだと負けに等しいこの試合、なんとかバーレーンにリベンジしたのですが、3点取れていた内容だったと思います。序盤のPKで俊輔がまさかの失敗。4年前のW杯予選でのオマーン戦の悪夢が蘇ってしまいました。こういう時は遠藤に蹴ってもらいたかった。あと、ロスタイムでのFKのこぼれ球を本田が空振りするシーンがありましたが、足じゃなくて頭で合わせたらゴールが生まれていました。それか玉田でも良かったんですけどねえ。前半だけで2点損してしまいました。
あと俊輔のスルーパスを受けた山瀬がパスを出すシーンがありましたが、ここはシュートを打つべきだと思います。結果的には勝ってよかったけど、もっと早く先制点が欲しかったですね。最終予選では、このようなミスがあると絶対に勝てないと思うので、凡ミスは決してしないで下さい。
これで3次予選が全試合終了しました。日本は4勝1敗1分け・勝ち点13で1位通過が決定。今後は6月27日に最終予選の抽選会が行われます。最終予選では韓国かオーストラリアとの対戦があるそうです。果たして日本はどのような国と対戦するのか?アジア最終予選は9月6日からスタートです。



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