日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

大隣今季3度目の完投勝ち

2008年06月13日 | HAWKS

なかなかBクラスから抜け出せない福岡ソフトバンクホークスは、中日ドラゴンズとの最終戦を迎えました。3試合を終えて1勝2敗と負け越していますが、勝って星を五分にしたいところです。12日は大隣憲司が先発しました。

1回、大隣は先頭の荒木に内野安打を許すと、盗塁とウッズの四球で1死1,3塁のピンチを迎えると、和田の犠牲フライで先制点を許します。また1塁走者のウッズが1塁に戻れずアウト。記録は犠牲フライ&ダブルプレーとなりました。その裏のソフトバンクの攻撃は、本多が相手のエラーで出塁するとすかさず盗塁、川崎の投手ゴロで3塁まで進みます。ここで松中がライト前タイムリーを放って同点に追いつきます。このあと小久保三振の後、柴原のヒットで逆転のチャンスを迎えましたが、松田が三振に倒れて3アウト。
2回、ソフトバンクは先頭の辻武史がレフト前ヒットで出塁。1死後山崎がセンター前ヒット。1塁の辻は3塁まで進みます。そして本多のライト前タイムリーで逆転に成功します。続く川崎がレフト前ヒットで満塁。この絶好の場面で松中が登場。満塁ホームランに期待がかかりましたが、ここは犠牲フライで1点追加。この回2点を追加して3-1。中日先発・長峰をKOしました。
3回、柴原と松田の連打、辻の犠打を相手がミスして無死満塁と追加点のチャンス。しかし、中西が三振で倒れると、山崎が1塁ライナー&1塁走者・辻もアウトという最悪の併殺打。絶好のチャンスが水の泡。悲惨です。
大隣は4回、ウッズと中村ノリを三振に仕留めてこの試合最初の3者凡退に押さえます。5回は打たせて取るピッチングで2イニング連続の3者凡退。6回には先頭打者にヒットを許しながらも反撃を許さず。6回終了時点で中日打線を3安打に抑えています。一方打線の方は、中日の中継ぎ陣の前にヒットは出るものの追加点が奪えません。
大隣の好投が続くなかで迎えた8回、三振で1死とした後、藤井に3球目のスライダーを狙い撃ちされると、レフトスタンドへの本塁打で1点差とされます。9回、大隣は今季3度目の完投勝利を目指してマウンドへ。先頭の井端、ウッズを連続で空振り三振に仕留めて勝利まであと1死。続く和田にヒットを許すと、バッターは中村ノリ。一発が出れば逆転の場面でしたが、最後はストレートで空振り三振に仕留めてゲームセット。ソフトバンクが大隣の完投で中日に連勝です!


ソフトバンク-中日 最終戦
(2勝2敗、ヤフードーム、18:01、33997人)
D 100 000 010    2
H 120 000 00X    3
【投手】
(中)長峰、吉見、チェン、平井-小川
(ソ)大隣-山崎
【責任投手】
(勝)大隣12試合6勝5敗
(敗)長峰10試合1敗
【本塁打】
(中)藤井1号ソロ(8回、大隣)


ああ~よかったよかった。今回の試合は大隣が今季3度目の完投勝利を飾って中日に連勝、ナゴヤドームでの2連敗を連勝で返しました!これで中日戦は2勝2敗で終了ですね。大隣は9回まで打者32人に対して145球、9奪三振・5安打・2失点(うち被本塁打1)・2死四球という成績で今季6勝目。中日打線を散発の5安打、9三振のうちウッズと中村ノリから3三振。特にウッズには3打席連続三振に仕留めました。あと、1回の犠牲フライ&ウッズの凡ミスも大きかった気がする…。
打線のほうは11安打を放ちながらも3得点に終わりました。3回までは8安打だったのに4回以降は散発の3安打。3回に満塁の場面で0点に終わったのが本当に痛かったです。その中で柴原が3安打猛打賞と奮闘しました。松中は同点タイムリーと犠牲フライで2打点稼いでいます。
金曜日はお休みで、土曜日からはヤフードームで交流戦でも最下位を独走している横浜ベイスターズとの2連戦です。前回の2連戦は先発で投げていたガトームソンと大隣にホームランが出る珍事が起きました。ホームでも連勝してベイに4戦全勝、大矢監督のクビを決定的なものにしたいですねえ。(←ベイファンの皆さん怒らないでね)


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反町ジャパンVSカメルーン

2008年06月13日 | soccer

5月に行われたトゥーロン国際大会では、オランダとフランスに勝利しながらもイタリアとコートジボワールに2試合連続でPK負けを喫し4位に終わった反町ジャパン。北京五輪までいよいよ2ヶ月を切り、最終段階に入りました。12日は国立競技場でU-23カメルーン代表と対戦しました。仮想ナイジェリアを相手に勝利することはできたのか?

この日のスタメンです。
GK
1 西川周作
DF
4 水本裕貴(cap)
12 田中裕介
9 森重真人
19 吉田麻也
MF
16 本田拓也
13 谷口博之
10 梶山陽平
8 本田圭佑
17 梅崎司
FW
11 森本貴幸
この日は4-5-1のフォーメーション、森本の1トップで試合に臨みました。

試合開始から2分、FKを獲得した日本は、本田圭が無回転シュートで直接狙いますが、ボールはゴール左に外れます。でも惜しかった。9分、右サイドに抜け出した梅崎が低いクロスを入れると、フリーの森本が合わせますがボールは枠から外れ、決定的な場面を逃してしまいました。10分には梅崎がペナルティエリア手前でミドルシュートを放ちますが、DFにブロックされました。
17分、カメルーンはマッジョがドリブルで仕掛けますが、吉田との1VS1の場面を作りますが。、ここは吉田がクリアします。20分に日本は田中のドリブル突破→本田圭が繋いで→最後は梅崎がシュートを撃ちましたがDFにブロックされました。23分には谷口のミドルが枠を捉えますがGKが横っ飛びでセーブ。そして25分、左サイドの田中のクロスを梅崎がダイレクトで合わせますが、カメルーンGKが左手一本でファインセーブ。好プレーの前に得点ならず。
日本ペースで進む中で迎えた30分、カメルーンのCKのこぼれ球をケンドが頭で合わせますが、GK西川が右手一本で弾く!ボールはポストに当たりましたが、西川が抑えました。37分にはバニングがシュートを放ちますが、西川がキャッチしました。前半40分以降はカメルーンがペースを握っていきましたが、日本守備陣が先制点を許さず。両チーム無得点のままハーフタイム。
後半、カメルーンは3選手を一気に交代。後半9分に中盤でボールを奪うと谷口が左足でミドルを放つも全然ダメ。後半14分、FKを本田圭がクロスを入れると、谷口が飛び込んでいきますがボールは左へ。
後半18分、日本は森本に代えて李忠成を投入。その李は21分、梶山のスルーパスを受けると、右サイドからドリブルで切り込むもDFに阻まれました。22分には梅崎に代えて水野晃樹を投入。26分、本田圭のスルーパスから李がシュートを放ちますがGKがパンチング。こぼれ球に谷口が頭で押し込もうとするもゴールならず。
31分、梶山に代えて上田康太、谷口に代えてエスクデロと2人を一気に変えた日本。李とエスクデロの帰化2トップ(ごめんなさい)で得点を奪いに行きます。32分、入ったばかりのエスクデロが左サイドでボールをキープすると中央にパス。ペナルティエリア手前にいた水野がシュートも外れました。38分、水野の蹴ったFKを李が飛び込んでいきますが、わずかに届かずGKがキャッチします。
後半残り5分、右サイドにいた水野がクロスを入れると、李が頭で合わせるもダメ、こぼれ球に途中出場の伊野波雅彦がシュートを放ちますが、相手DFに阻まれて得点ならず。GK不在でチャンスだったんですがねえ…。そして後半ロスタイム、李が倒されてFKを獲得した日本。時間的にもラストチャンスとなる場面で水野が蹴りましたが、ボールはバーに跳ね返されてゴールならず。結局0-0のスコアレスドローで終わりました。

内容も圧倒していて、決定的な場面を何度も演出したものの最後までゴールは生まれませんでした。この試合たぶん2,3点は損しているはずです。まず前半9分の梅崎→森本のシュートミス、25分の梅崎の技ありシュート、後半26分の李のシュート、そして後半40分の猛攻撃は本当にもったいなかったです。本当にゴールが遠いですね…。本番までに決定力不足が解消されないと予選リーグ3連敗しちゃうかもしれませんよ。
これで代表発表前の親善試合は終了。今後の予定は6月下旬~7月上旬に北京五輪の代表メンバーが発表され、7月に壮行試合2試合が行われます。反町ジャパンには本当に頑張って欲しいです。


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コメント (2)
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