日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ナカヤマフェスタ金星奪取!ブエナ&ドリジャニを破って上半期GP制覇!

2010年06月27日 | 競馬

2010年の上半期のグランプリレース・第51回宝塚記念(GI・芝2200m)が27日、阪神競馬場で行われました。今年は出走予定だったレッドディザイアが鼻出血で出走回避、フルゲート18頭の予定が、⑮コパノジングーが出走取消のため17頭で争われることになりました。ドバイシーマクラシックで2着&ヴィクトリアマイルで4度目のGI制覇を果たした⑧ブエナビスタ、グランプリ競走3連覇に挑む⑱ドリームジャーニー、春の天皇賞馬・⑩ジャガーメイル、2009年のダービー馬で完全復活にかける⑨ロジユニヴァースのGI馬が集結。重賞2連勝中の成長株②アーネストリー、無冠返上を狙う⑬フォゲッタブル、元2歳王者⑥セイウンワンダーなどの伏兵も参戦しました。


直前の単勝の上位人気は、1番人気がブエナビスタ(2.4倍)、ジャガーメイルが2番人気(5.1倍)、アーネストリーが3番人気(6.4倍)。以下ドリームジャーニー(7.8倍)、ロジユニヴァース(8.9倍)、フォゲッタブル(18.2倍)と続きました。
スタートでドリームジャーニーが外によれてしまう。先行争いで⑤ナムラクレセントが鼻を奪い、アーネストリーとロジユニヴァースが2番手争い、ブエナビスタは5番手と先行策をとった。その内側にセイウンワンダーがつける。ジャガーメールは8番手集団の中、ドリームジャーニーは12番手でゴール板を通過しました。
1,2コーナー向正面に入り、ナムラクレセントが2馬身リード、アーネストリーが単独2番手。3番手の位置にロジユニとブエナが並び、セイウンワンダーが6番手、その外側に⑯アクシオンが上昇。中団の10番手にジャガーメイルとフォゲッタブルがいて、後方にはドリームジャーニー13番手、内側に①イコピコ、⑫メイショウベルーガが後方3番手、④スマートギアと⑦マイネルアンサーが最後方で争う恰好で内回り3コーナーに入る。
残り800mを切り、クレセントがまだ先頭、アーネストリーは2番手のまま、最内にいるブエナは4番手、ロジユニヴァースとアクシオンが外に持ち出し、ドリームジャーニーとフォゲッタブルも追い上げて最後の直線へ!アーネストリーが少し前に出るが、ブエナがクレセントとアーネストリーの間から突っ込んでくる!ブエナとアーネストリーの叩き合いから、⑰ナカヤマフェスタが外から追い込み、残り100mをきって2頭をあっさりかわして先頭ゴールイン!直線一気の末脚で並み居る強豪を破って大金星!


最終成績&払戻金
1⑰ナカヤマフェスタ  2:13.0
2⑧ブエナビスタ     1/2
3②アーネストリー    1/2
4⑱ドリームジャーニー  1/2
5③ネヴァブション    1
6⑫メイショウベルーガ クビ
7④スマートギア    1.1/2
8⑩ジャガーメイル   ハナ
9⑤ナムラクレセント  クビ
10⑬フォゲッタブル   クビ
11①イコピコ      2.1/2
12⑦マイネルアンサー  ハナ
13⑨ロジユニヴァース  クビ
14⑪トップカミング   クビ
15⑯アクシオン     1.1/2
16⑥セイウンワンダー  1.3/4
17⑭マキハタサイボーグ  5
  ⑮コパノジングー   取消
単勝 17 3,780円
複勝 17 710円  8 120円  2 200円
枠連 4-8 780円
馬連 8-17 5,150円
馬単 17-8 16,990円
ワイド 8-17 1,580円  2-17 2,870円 2-8 330円
3連複 2-8-17 7,920円
3連単 17-8-2 77,160円


単勝では8番人気だったナカヤマフェスタが、道中は中団~後方に待機し、直線で外から追い上げ、ゴール前でブエナビスタとアーネストリーを差し切って優勝。3度目の重賞勝利がGI初制覇、2010年上半期の競馬界の頂点に躍り出ました。ナカヤマフェスタに騎乗した柴田善臣騎手は、2006年の高松宮記念以来通算7度目のGI勝利、宝塚記念は初勝利。また、関東馬がこのレースを勝ったのは1999年のグラスワンダー以来11年ぶりとなります。ナカヤマフェスタの父はステイゴールドで、昨年は同じ産駒のドリームジャーニーが制しているので、SG産駒が宝塚V2を達成しました。
スタート前には興奮のあまり馬が立ち上がって騎手を振り落とすハプニングがあれば、尻っぱねを見せたりと落ち着かない場面がありましたが、レースになると直前の暴れっぷりがウソのように冷静になり、最後の直線で一気に伸びて他馬を抜き去りました。決戦前に落ち着かない仕草をみせていたのに、終わってみれば勝っちゃうんだから、競馬って何が起きるかわからないですな。同世代のライバルであるブエナビスタとロジユニヴァースを破り、スターダムにのし上がったナカヤマフェスタ。秋のGI戦線でこの勝利がフロックでない事を証明するような活躍を期待したい。
1番人気だったブエナビスタは2着、グランプリ3連覇の期待があったドリームジャーニーは4着という結果に終わりました。ブエナは先行策を取ったのは良かったけど、終始最内を通っていたのが敗因か。一度は先頭に立ったんですけど、ナカヤマフェスタの急襲に敗れました。ファン投票1位の期待があっただけに悔しい敗戦、牡馬越えの悲願達成はいつになるのか?ドリームジャーニーはスタートミスもあったけど、右前脚のケガによる休み明けが大きく影響したかもしれません。昨年のGPホースも上半期は勝ちきれないレースが続きましたね。秋に巻き返しを図れるか?




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和田3年ぶりの10勝到達!ホークスは楽天に6連勝です。

2010年06月27日 | HAWKS

福岡ソフトバンクホークスは金曜日からクリネックススタジアム宮城にて東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦を戦っており、初戦は新外国人投手・ダービンが6回1失点の好投、9回に守護神・馬原が打たれて同点に追いつかれた後、10回に4点を奪い、6-2で延長戦を制して白星スタートを飾りました。ダービンに勝たせてあげたかったな。本当ならその試合を書こうと思ったけど、W杯の寝不足で疲れちゃったのでやめました。すいませんでした。
さて、土曜日の第2戦は、2連勝中のソフトバンクが和田毅、対する楽天は永井怜の先発で始まりました。ホークス打線が苦手な永井の前にどう打ち崩したのか?


スタメンは次の通り
1(遊)川崎宗則
2(二)本多雄一
3(三)松田宣浩
4(指)多村仁志
5(一)ペタジーニ
6(中)長谷川勇也
7(左)オーティズ
8(右)柴原洋
9(捕)田上秀則
 (投)和田毅
松田が3番に起用され、ペタジーニが5番・ファースト、長谷川が6番に入り、不振気味のオーティズが7番に下がり、柴原が8番ライトで先発出場しました。


初回、ホークスは川崎と本多が永井の前に三振に倒れた後、松田がセンター前ヒットで出塁。多村の場面で2塁への盗塁を試みますが、タッチアウトで失敗。その裏の和田は、楽天の1,2番コンビから三振を奪い、鉄平を2塁ライナーに打ち取り3者凡退の好スタートを切りました。
ホークスは2回、1死からペタジーニが四球を選ぶと、長谷川がライト線への2塁打で1死2,3塁と先制のチャンスを迎えます。ここでオーティズが初球をセンターへ打ち返し、詰まった当たりはセンター前にポトリと落ちるタイムリーヒット。ペタジーニ生還で1点を先制します。なおも1死1,3塁で柴原が永井の5球目のストレートをライト前に弾き返して1点追加。この回下位打線の連続タイムリーで2点を先取します。
2回まで無失点の好投を見せていた和田は3回、先頭打者に四球で歩かせた後、渡辺直人に直球を狙われ、左中間を破る2塁打。1塁から牧田が生還して1点を返されます。なおも無死2塁と同点のピンチを迎えましたが、聖沢の犠打を上手くキャッチし、2塁に送球。2塁走者・渡辺直が戻れずダブルプレー。これで一段落かと思ったら、連打で2死1,3塁と再びピンチ。4番・中村ノリをセンターフライに打ち取ってようやく3アウト。楽天の反撃を1点に留めました。
中盤に入ると和田と永井の投手戦となり、ホークス打線は6回に多村とペタジーニの連続ヒットで追加点のチャンスを迎えましたが、オーティズ倒れて2者残塁。和田は4回に3者凡退に抑え、5回と6回にはランナーを出しながらも同点を阻止。6回を投げ終えたところでマウンドを降りました。
7回からは中継ぎトリオの出番。まず7回に2番手登板の摂津が3者凡退に抑えると、8回はファルケンボーグが楽天上位打線を3者連続三振!そして9回、前日ダービンの勝ち星を消してしまった馬原が、ノリ・ルイーズ・山崎の3人を全てフォークで空振り三振に仕留めて昨夜のリベンジ成功。SBMの完璧リレーで楽天打線を沈黙させ、ホークスが2-1で1点差を守り切りました。


パシフィック・リーグ公式戦 2010/06/26(土)
楽 天-ソフトバンク 11回戦 
(ソフトバンク9勝2敗、Kスタ宮城、14:00、16880人)
H 020 000 000   2
E 001 000 000   1
【投手】
(ソ)和田、摂津、ファルケンボーグ、馬原-田上
(楽)永井、小山-嶋
【責任投手】
(勝)和田14試合10勝4敗
(S)馬原28試合3勝17S
(敗)永井14試合4勝5敗


土曜日の試合は投手陣がよく頑張りました。先発の和田は6回まで5安打・4奪三振・2四死球・1失点で今季10勝目!パリーグでは西武の涌井に続いて2人目の2ケタ勝利到達者となりました。そして終盤に出てきたSBMの3人が楽天の反撃を一切許さず。ファルケンが3連続三振を見せれば、馬原も負けじと3連続三振。8回と9回の2イニング合わせて6者連続三振!2人とも最高のパフォーマンスを披露、馬原が前夜の失敗を取り返したのがよかったね。
打撃陣のほうは、楽天先発・永井から7安打、2回に2本のタイムリーで2点を奪いました。少ないチャンスをモノにしてみせました。この日は長谷川が2安打でホークス唯一のマルチ安打。6番起用が上手くはまったかな。
これで福岡ソフトバンクホークスは3連勝、対楽天戦は6連勝となりました。リーグ戦再開後初の勝ち越しも決まっております。楽天相手に2度目の同一カード3連勝に王手、27日は杉内が先発かなと思ったら、岩崎が予告先発。どうやら杉内はロッテ戦で先発する予定。対する楽天の予告は川井貴志。なんか今季初先発らしいです。「俺も先発ローテーションに入りたいぞ対決」の行方は…。



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