パリーグ連覇＆８年ぶりの日本シリーズ出場を目指す福岡ソフトバンクホークス、２月１日から宮崎キャンプがスタートしました。今年も宮崎市・生目の杜運動公園（アイビースタジアム）にて23日まで行われます。鳥インフルエンザ、更には霧島連峰の新燃岳噴火の影響で中止→キャンプ地変更の可能性がありましたが、「宮崎を元気にしたい」という理由でキャンプを決行。迫りくるであろう火山灰を乗り切る事ができるのでしょうか？
初日の１日は、午前中に新燃岳の爆発的噴火が発生しましたが、火山灰の心配もなく晴天の下で行われました。練習開始前にセレモニーがあり、秋山幸二監督が戸敷正宮崎市長よりリーグ優勝ペナントが手渡されました。ペナントとトロフィーは施設内の特設ブースで展示されるそうです。
A組投手メンバー17人が入ったブルペンでは、昨年の最多勝＆MVPの和田毅投手が捕手を立たせたまま41球投げ込み、「感じは悪くない」と２年ぶりの開幕投手へ順調なスタート。途中からは今季西武から新加入の細川享捕手とコンビを組みました。その細川捕手は和田投手以外にも、岩崎翔投手と高橋秀聡投手の捕手役を担当。和田投手との会話では「えぐいですね」と語った。正捕手候補の大本命・細川捕手のリードで和田投手と杉内投手は昨年以上の勝ち星を挙げられるか楽しみです。
横浜から移籍してきた内川聖一選手は、ロッカー室が分からず「ロッカーどこ？」と戸惑いを見せていましたが、フリー打撃ではライナー性の当たりを打ち分けると、ノック練習でも無難に守備こなしました。もう一人の新加入選手であるアレックス・カブレラ（オリックスから移籍）選手は、来日して初めて初日から練習に参加し、この日はバント練習を行いました。来日して11年目ですが、バント練習はこれが初めてだそうです。公式戦で送りバントをするカブレラを一度見てみたいのですが、やっぱり期待しちゃうのは豪快なホームランですよねえ。
各選手が無事に初日を終えた中、いきなりリタイアした選手が現れました。福田秀平選手が午前中のベースランニングで右足の太ももを痛め、宮崎市内の病院で検査を受けた結果、肉離れと診断されました。初日早々でリタイア第１号となってしまった福田選手は、２日に福岡へ戻る予定です。昨季は代走中心で44試合に出場しましたが、今年は前途多難のスタートに…。今後は斉藤和巳リハビリ担当コーチがいる西戸崎練習場で治療＆リハビリになるんでしょうか？
ホークスの宮崎キャンプは、３日まで第１クールが行われます。２日の宮崎の天気は快晴で、この先１週間は晴れが続き、最高気温15℃とキャンプ日和となりそうです。
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