日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

フェデラリスト破竹の4連勝!大魔神・佐々木の馬がまたも重賞勝ち!

2012年02月27日 | 競馬

2月最後の日曜日となった2月26日は、中山競馬場で古馬の中距離重賞「中山記念」、阪神競馬場では高松宮記念のステップレース「阪急杯」が行われました。この日は「東京マラソン」と「UFC(総合格闘技)日本大会」の2大スポーツイベントがありましたが、その裏で競馬も盛り上がっていました。


阪神メイン・第56回阪急杯(GⅢ・芝1400m)は、16頭によって争われました。阪神1400mで重賞2勝の⑯サンカルロが、同レース連覇をかけて参戦。東京新聞杯で久々の重賞制覇を飾った④ガルボは、重賞2連勝なるか?他にも阪神1400mが得意な②スプリングサンダー、⑪マジンプロスパー、⑤オセアニアボス、①キョウワマグナムなどが出走しました。
ばらついたスタートで始まったこのレース、⑨アンノルーチェが少し出遅れた。先行争いで⑦オーセロワが好スタートを切ったが、③メモリアルイヤーが押し上げて先頭を奪う。キョウワマグナム3番手、マジンプロスパーが4番手、⑥エーシンリジル5番手、ガルボは6番手集団の内側を走る。中団の9番手に⑮マルカフェニックス、スプリングサンダーが10番手追走。その後ろの11番手集団の中にサンカルロ、真ん中に⑬ドリームアトラス、最内⑩トウカイミステリー。後方ではオセアニアボスとアンノルーチェが最後方で並走。
内回り3コーナーを回り、メモリアルイヤーが単独先頭。オーセロワが2番手。⑫ヘッドライナーが3番手まで進出し、マグナムとマジンプロスパーに並びかける。ガルボは中団、サンカルロは中団よりやや後ろの位置。16頭が一塊の状態で4コーナーから最後の直線に入り、マジンプロスパーが先頭に立ち、後続を引き離しにかかる。真ん中からスプリングサンダー、大外からサンカルロが追い込んでくるが、マジンプロスパーが最後まで粘ってそのまま先頭でゴールイン。2度目の重賞チャレンジで見事に制しました!

「ハマの大魔神」こと佐々木主浩さんの所有馬・マジンプロスパーが、スプリングサンダーとサンカルロの猛追を抑えて優勝。高松宮記念の有力候補に名乗りを挙げました。スプリングサンダーが2着に入り、1番人気だったサンカルロは3着。2番人気のガルボは馬群から抜け出せず5着に終わりました。
短距離で実績のある馬達を破ったスプリングサンダーは、2010年の7月にデビューしたものの、初勝利まで6戦かかりました。芝に転向してからは3勝を挙げて力をつけてきました。これで通算5勝目です。佐々木氏はクイーンカップのヴィルシーナに続く2度目の重賞勝ち。大魔神の馬がGIを制する時も近いかもしれません。


中山のメイン競走・第86回中山記念(GⅡ・芝1800m)は、重賞ウィナーが多数参戦。日経新春杯を勝った⑪トゥザグローリー、オルフェーヴルを破った事もある⑤レッドデイヴィス、現在3連勝中の③フェデラリスト、昨年の安田記念馬・②リアルインパクトなどが出走。ドバイ挑戦が決まっているトゥザグロ、完勝でドバイへ旅立ちたいところでしたが…。
スタンド前での先行争いで、①シルポートがいつものように先手を奪い、⑨フィフスペトル、リアルインパクト、⑩ナリタクリスタル、レッドデイヴィスが前の位置につけ、トゥザグロは後方からレースを進めて行きました。1,2コーナーから向正面に入り、シルポートが2番手以降を大きく引き離し、2番手にフィフスペトル、リアルは3番手。その後ろにクリスタルがつけ、中団の5,6番手のところにフェデラリストと⑦ダイワファルコン。デイヴィスとトゥザグローリーは7,8番手の位置を追走。⑧エーブチェアマン最後方という展開。
シルポートは後続に12馬身以上離して大逃げし、前半1000mを58秒後半で通過。フィフスペトル2番手は変わらず。リアルインパクト、ナリタクリスタル、ファルコンの3頭が3番手争いを繰り広げ、フェデラリストは中団、トゥザグロは最後方。先頭を行くシルポートは、早くも直線に差し掛かり、まだ7馬身と大きくリード。このまま逃げ切るのかと思いきや、坂のところでフェデラリストが猛追し、シルポートとの差が徐々に詰まる。そしてゴール前で遂に捕らえて1着でゴールイン!逃亡劇を見せたシルポートが2着、トゥザグローリーとレッドデイヴィスはどこへ?

序盤から波乱の内容となった中山記念は、シルポートが果敢に飛ばし、直線残り200mまで大差のリードを保っていましたが、坂のところでスピートが落ち、馬群から抜け出したフェデラリストがゴール前でかわして優勝。シルポートが2着に入り、リアルインパクトが4馬身差の3着。
断然の1番人気だったトゥザグローリーは、シルポートの大逃げでペースを乱され、直線で伸びず10着と惨敗。2番人気のレッドデイヴィスは最下位の11着…。東京マラソンでの川内優輝(公務員ランナー)よりひどい負けっぷりだな。トゥザグロに至っては内容と結果が問われていたけど、どっちも最悪。これじゃあドバイでは勝負にならないと思います。池江さん、本当にドバイに行かせるつもりですか。回避の決断を出すなら今しかないぞ。
中山記念を制したフェデラリストは中山金杯に続いて重賞2連勝、破竹の4連勝と勢いが止まりません。それに中山コースでは4戦4勝と負け知らず。直線ではまだ中団近くにいたんですが、最内を上手く通り抜けて2番手に浮上。懸命の追い込みで差を詰め、最後は差し切りました。ホントによく届いたなあ。GⅢ、GⅡと立て続けに勝ち、次はGIタイトルを取るのみ。安田記念に向かうのか、それとも宝塚記念なのか。


来週からはクラシックのトライアルレースが始まり、3日は阪神競馬場で桜花賞トライアルのチューリップ賞が行われ、2歳女王・ジョワドヴィーヴルと、シンザン記念を勝ったジェンティルドンナが早くも直接対決。桜花賞前哨戦を制するのは一体どちらか?4日は中山競馬場で皐月賞トライアルの弥生賞があり、2戦2勝のアダムスピーク、京成杯勝ち馬・ベストディール、クロフネ産駒のトリップが出走予定です。クラシックに向けた戦いはこれからが本番だ!



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