日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

EURO2012  死の組・グループB開戦!ドイツVSポルトガル

2012年06月10日 | soccer
「UEFA EURO 2012」は大会2日目。日本時間9日未明はグループB2試合ありました。第1試合のオランダVSデンマークでは、デンマークがク1-0でオランダに勝利し勝ち点3を獲得。敗れたオランダは再三に渡りチャンスを作りながらも追い付く事ができず、早くも崖っぷちに立たされました。(なお、詳細は後で追記します。)


いきなり波乱が起こったグループB、2試合目はドイツとポルトガルが激突。ドイツは予選を10戦全勝で通過し、本大会でも優勝候補の一角に挙げられています。対するポルトガルは、予選では苦戦し、プレーオフの末本大会の切符を掴みました。死の組を占う大事な一戦を制するのは一体どちらでしょうか?

両チームのスタメン
ドイツ
GK 1 ノイアー
DF 5 フンメルス
DF 14 バドシュトゥバー
DF 16 ラーム
DF 20 ボアテング
MF 6 ケディラ
MF 7 シュバインシュタイガー
MF 8 エジル
FW 10 ポドルスキ
FW 13 ミュラー
FW 23 ゴメス

ポルトガル
GK 12 パトリシオ
DF 2 ブルノ・アウベス
DF 3 ペペ
DF 5 コエントラン
DF 21 ペレイラ
MF 4 ミゲウ・ベローゾ
MF 8 モウチーニョ
MF 16 ラウル・メイレレス
FW 17 ナニ
FW 7 クリスチアーノ・ロナウド
FW 23 ポスチガ



ポルトガルボールでキックオフした前半、ドイツが右サイド・ボアテングのクロスにゴメスが頭で合わせるが、GKの正面。対するポルトガルはコエントランがドリブル突破を見せました。ドイツは9分、右サイドのミュラーのグラウンダークロス→ポドルスキが左の位置からミドルを放つも、GK・パトリシオが弾きます。11分にはエジルにボールが渡るもトラップミス。ポルトガルは18分、ロナウドが左サイドをドリブルで仕掛けて、クロスを入れるも、DFに当たってラインを割る。
互角な展開が続く中、24分にドイツがゴールほぼ右寄りの位置でFKを獲得し、ポドルスキが直接狙うも壁に直撃。さらにエジルからのパスをきっかけにチャンスを作るもポルトガルDFがクリア。30分、左サイドのグラウンダークロス→ポドルスキがシュートを放つが、大きく外してします。
残り10分となり、ドイツが一方的に攻め、ポルトガルが守り続け、膠着状態のまま。40分、ミュラー→エジル→ミュラーシュートもポスト左。ポルトガルは41分にモウチーニョが積極的に狙うもダメ。43分、右サイドでFKを獲得したポルトガルは、ミゲウが蹴るもキャッチされる。前半44分、右CKのこぼれ球→ペペの右足シュートはバー直撃!ポルトガル絶好のチャンスを逸す!結局前半は両チームスコアレスで折り返し。

後半開始早々、ドイツが波状攻撃を仕掛け、ミュラー、ポドルスキなどが狙うも決まらず。続く右CKをケディラが合わせるも左に逸れる。ポルトガルは3分、ナニがラームをかわしてクロスを上げるも、ゴール前でフンメルスが頭でクリア。4分にはロナウドシュートもキャッチされた。5分、ロナウドが左サイドでボアテングとの1対1からクロスを上げるもクリア。後半9分、ポルトガル左CKをショートで繋ぎ、ロナウドクロス→ポスチガヘッドも先にライン割る。
12分、ドイツはポドルスキ→ゴメスヘッドもバー上。13分にはミュラーがクロス上げるも誰も合わせられない。ポルトガルは19分、カウンターから左にいたロナウドにボールが渡るが、シュートはボアテングに阻まれる。25分、ポルトガルが先に動き、ポスチガを下げてオリベイラを投入。後半28分、ついに試合が動きます。ケディラのクロス→ゴメスが頭で叩きつけてゴール!ドイツが均衡を破って1点先制!
1点を追うポルトガルは、残り10分を切ってから猛反撃。36分にロナウドが強烈な右足ミドルを放つが、ドイツGK・ノイアーがセーブ。ロナウドらしいシュートだったが…。38分ロナウドのドリブル→コエントランが放つもノイアーパンチング。さらに39分、ナニのクロスボールがバーに当たる。40分ナニ→バレラが飛び込むも届かない。41分にはナニが中央で左足ミドルを放つも、左に外れる。43分、ロングボールからオリベイラがペナルティエリア内で粘り、バレラがシュートするも、ドイツDFが必死で守り抜く。後半ロスタイムの47分、左サイドのスルーパス→ロナウド→ナニのシュートはDFに当たる。そして左CKをブルノ・アウベスが合わせるが、無情にもバーの頭上。試合はそのままドイツが勝利!


死のグループ・B組の今後を左右するだろう一戦は、ドイツが1-0でポルトガルを下して勝ち点3を獲得しました。前半は膠着状態が長続きし、眠くなりそうな展開だったんですが、後半28分にゴメスのヘディングシュートで均衡を破り、その1点を守り切りました。ポルトガルは前半終了間際にペペのシュート、残り10分を切ってから立て続けに惜しいチャンスがありましたが、ドイツのゴールネットを揺らす事ができませんでした。後半43分にリベラにボールが渡った時、同点かと思われましたが、ドイツDF陣が泥臭い守備で防ぎました。これぞゲルマン魂!

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ここから追記
オランダVSデンマーク@メタリスト・スタジアム
2010年の南アフリカワールドカップで戦った両チームが、ウクライナ・メタリストで再戦。その時はオランダが2-0で勝利しています。今回もオランダが勝利か、それともデンマークのリベンジか?
試合は序盤からオランダが決定的なシーンが相次ぎ、前半7分に左サイドからチャンスを作り、ロッベンのクロスがDFに当たった後、ファン・ペルシーがシュート放つも、ゴール左に逸れます。11分にはスナイデルのヘディングシュート、18分にはロッベンが右サイドを突破し、ペナルティエリア内に入るも、パスは味方に通らず。
そんな中迎えた前半24分、デンマークは左サイドのポウルセンの折り返し→クローン・デリがドリブルで相手DFをかわし、左足シュートでゴールネットを揺らし、デンマークが1点を先制します。
1点を取られたオランダは36分、デンマークGK・アンデルセンのキックミス→ロッベンが中央突破したが、左足シュートはポスト直撃。さらに39分、アフェライがドリブルから右足ミドルを狙うもバーの上。後半4分にはスナイデルのスルーパスをファンペルシーが抜け出すも、シュートは空振り。その2分後にはファン・ボメルがミドルを狙うも、GKの好セーブに阻まれます。
この後、ファン・デル・ファールト、フンテラールを立て続けに投入し、後半29分にスナイデルが左サイドからスルーパスを入れ、フンテラールがDFラインを抜け出したが、デンマークGK・アンデルセンが体を張ってセーブし、同点ゴールを与えず。
再三に渡り反撃を続けたオランダでしたが、最後までゴールネットを揺らす事が出来ずタイムアップ。ワンチャンスをモノにしたデンマークが1-0で勝利し、オランダから金星を奪取するとともに2年前の雪辱を果たしました。



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B組初戦を終えて、デンマークとドイツが勝ち点3で首位タイ、ポルトガルとオランダが勝ち点0。まだ残り2戦あるので順位変動があるかと思います。13日に行われる2戦目は、ポルトガルVSデンマーク、ドイツVSオランダという組み合わせ。特にドイツとオランダの試合は大会屈指の好カードと言えるでしょう。オランダとポルトガルの巻き返しは果たしてあるのか?今後も死のB組には目が離せません。



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EURO2012は開幕から熱い!

2012年06月10日 | soccer
サッカー欧州選手権「UEFA EURO 2012」が日本時間9日未明に開幕しました。今回で14回目を迎えるこの大会、今年はポーランドとウクライナで開催されます。初日の9日はグループA2試合が行われ、開幕戦から波乱の展開となりました。


A組第1試合:ポーランドVSギリシャ@ワルシャワ・ナショナルスタジアム
開催国のポーランドは、初戦で2004年の覇者・ギリシャと対戦。地元サポーターの大声援を力にEURO初勝利を目指します。試合は前半3分に右サイドのクロス→レバンドフスキがシュートするも相手にブロックされ、こぼれたところをムラフスキがミドルを放つも、ギリシャGK・チャルキアスのファインセーブに阻まれます。迎えた前半17分、右サイド・オブラニアクのクロスをレバンドフスキが頭で叩きつけてゴールを挙げ、ポーランドが1点を先制します!
1点を追うギリシャは、前半37分にアブラアム・パパドプロスが負傷交代すると、前半44分にはパパスタトプロスが2枚目の警告で退場処分となってしまいます。しかし後半6分、右サイドクロス→ゲカスが飛び込むもクリアされ、こぼれ球をサルピンギディスが押し込み1-1の同点に。
この1点でギリシャに流れが傾き、後半24分にサルピンキディスがペナルティエリア内でGKに足をかけられてPKを獲得。ファウルを犯したポーランドGK・シュチェスニーは一発退場。逆転のチャンスを掴んだギリシャは、PKをカラグニスが蹴ったが、シュチェスニーの代わりに入ったGK・ティトンが止めてみせる!第2GKがポーランドの危機を救いました!その後は両チームとも決め手を欠きタイムアップ。1-1の引き分けで、勝ち点1を分け合う結果となりました。


A組第2試合:ロシアVSチェコ@ウロツワフ市立競技場
前回大会ベスト4のロシアと世界最高GK・チェフを擁するチェコの一戦は、ロシア攻撃陣が初戦から大爆発しました。
前半15分にカウンターから右サイドのジリアノフのクロス→ケルジャコフのヘディングシュートはポストに直撃するも、こぼれ球をジャゴエフが右足で決めて先制ゴールを奪うと、24分にはアルシャビンのスルーパス→シロコフが押し込み追加点を挙げ、前半は2-0とロシアがリードして折り返します。
後半に入り、チェコが後半7分にプラシルのスルーパス→相手DFラインを抜け出したピラージュが流し込んで1点を返します。しかしロシアは後半34分にパブリュチェンコが縦パスを入れ、ジャゴエフの強烈な右足シュートがゴールネットを突き刺して3点目。ジャコエフのこの日2得点目のゴールでチェコを突き放すと、その3分後の37分にはパブリュチェンコがペナルティエリア内で相手DFをかわし続け、最後は右足を振り抜き4点目を決めて勝負あり。ロシアの攻撃力がチェコの堅守をぶち破り4-1で快勝。ロシアが勝ち点3を獲得し、グループリーグ突破へ好スタートを切りました。


A組第1戦を終え、ロシアが勝ち点3で単独首位、ポーランドとギリシャが勝ち点1で2位タイ。4失点を喫したチェコが勝ち点0、得失点-3で最下位スタートとなりました。
ポーランドVSギリシャの開幕戦は、ギリシャのDFが負傷で退場、両チームに退場者が出るわ、PK失敗があったりと非常に荒れた試合となりました。それに交代出場者がチームを救う活躍を見せ、後半開始直後に投入されたギリシャのサルピンキディスが、わずか6分で同点弾を挙げたのに対し、ポーランドのGK・ティトンが交代していきなりPKをセーブし、ギリシャの流れを止めましたのと共に逆転の危機を凌ぎました。
開催国のポーランドは、エースのレバンドフスキが先制点を挙げながらも追い付かれてしまい、勝ち点1と厳しいスタート。2戦目のロシア戦では開催国の意地と底力が試されそうです。一方のロシアは、ポーランドに勝てばベスト8一番乗り、あるいは1位通過も見えてくるかもしれません。

大会2日目の10日は、ドイツ・オランダ・ポルトガル・デンマークがいる「死の組」グループB2試合が行われます。初戦はオランダVSデンマーク、ドイツVSポルトガルという組み合わせ。クリスチアーノ・ロナウドVSエジルの「レアルマドリード対決」は見逃せない!?


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