日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

EURO2012 準々決勝 スペインVSフランス

2012年06月24日 | soccer

連日熱い戦いが続くサッカー欧州選手権「EURO 2012」は、日本時間22日未明から決勝トーナメントが始まり、準々決勝2試合を終えてポルトガルとドイツが準決勝に駒を進めました。24日は準々決勝第3試合・スペイン(C組1位)VSフランス(D組2位)の一戦が、ウクライナ・ドネツクにある「ドンバス・アレナ」にて行われます。
大会連覇を目指すスペイン代表は、グループリーグを2勝1分け・勝ち点7の成績でグループCを首位通過を決めました。対するフランスは、グループリーグ第3戦のスウェーデン戦0-2と敗れ、23試合続いていた無敗記録が途絶えました。
両者の過去の対戦成績はスペインが13勝、フランス11勝、5引き分けとスペインが勝ち越してますが、国際大会ではフランスが5勝0敗1分けと負け知らず。スペインはこの試合で公式戦初勝利、ベスト4進出となるか?



両チームのスタメン
スペイン
GK 1 カシージャス
DF 3 ピケ
DF 15 セルヒオ・ラモス
DF 17 アルベロア
DF 18 アルバ
MF 6イニエスタ
MF 8 シャビ
MF 10 セスク
MF 14 シャビ・アロンソ
MF 16 ブスケツ
MF 21 シルバ

フランス
GK 1 ロリス
DF 4 ラミ
DF 13 レベイエール
DF 21 コシエルニー
DF 22 クリシー
MF 2 ドゥビュシー
MF 6 キャバイエ
MF 7 リベリー
MF 15 マルダ
MF 17 エムビラ
FW 10 ベンゼマ



フランスボールで始まった前半、立ち上がりは両チーム互角の展開が続き、前半6分にスペインはセスクがペナルティエリア内でDFのグリシーに倒されたが、ノーホイッスル。8分、アロンソが右サイドからロングシュートを打ったが、GKにキャッチされる。フランスは15分過ぎからボールを持つようになるが、チャンスらしいチャンスは訪れず。迎えた19分、イニエスタが左サイドで縦パス→アルバがDFを振り切ってクロス→フリーで走り込んできたアロンソがヘディングで合わせてゴール!フランスの白い壁を崩して、スペインが1点を先制!
22分、シルバの突破をフランスDFが阻止し、逆にフランスがカウンターを仕掛け、ドゥビュシーが右サイドからクロスを上げたが、ゴールラインを割る。26分、フランスはゴールよりほぼ左の位置からのFKをベンゼマが狙うもバーの上。30分、ベンゼマが左サイドでラモスに倒されFKを獲得し、キャバイエが右足で直接狙ったが、GKカシージャスが左手でセーブ。続くCKではカシージャスが押さえる。33分には左サイドのリベリーがDFに囲まれながらもグラウンダーのクロスを入れるもGKにキャッチされる。
37分、リベリーが左サイドを突破してからクロスを上げたが、ベンゼマには合わない。スペインは38分にイニエスタがセスクとのワンツーから抜け出すも、シュートはDFに当たってCK。右CKをピケが頭で合わせるもダメ。それはペケ。前半44分、スペインは左サイドのFKをシャビが狙うもGKロリスにキャッチされる。前半はアロンソのゴールでスペインが1-0とリードして終了。

後半、スペインは6分にアロンソがミドルを放って行くが、枠を捉えられない。フランスは7分にベンゼマ→リベリーが抜け出したが、リベリーがしっかりと対応し、相手のチャンスをつぶします。後半13分、フランスは左CKをリベリーが蹴るも、スペインDFがクリア。14分、スペインは自陣でアロンソがボールを奪い、右サイドを攻め込むもダメ。16分、リベリーのクロス→ドュビュシーが中央でヘディングシュートを放つも、枠を捉える事が出来ない。更に17分、ペナルティエリア内で波状攻撃を仕掛けるが、スペインDF陣が踏ん張ります。逆にスペインはシャビスルーパス→セスクがペナルティエリア手前にいたが、GKロリスが飛び出してクリア。
後半20分、フランスはドゥビュシー → メネーズ、マルダ → ナスリ。スペインはシルバOUT→ペドロIN、22分にはセスクを下げてフェルナンド・トーレスを投入。両チームとも2人選手を入れ替えてきた。24分、左サイドのペドロの折り返し→中央のトーレスには合わなかった。フランスは25分、スルーパスから抜け出したリベリーが左サイドを破り、ペナルティエリア内のラインギリギリのところでシュート性のクロスを入れたが、カシージャスに阻まれた。
後半34分、フランスはジルーを投入。これでフランスは3枚のカードを使いきった。スペインは35分、アルベロアがスルーパスを入れ、トーレスが縦に抜け出して決定的チャンスを迎えるもオフサイド。スペインも39分、イニエスタを下げてカソルラを入れる。フランスは43分、左CKをナスリ蹴るも決まらない。44分、カソルラのスルーパスを受けたペドロがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。このPKをアロンソが左隅に決めて2点目。これで勝負ありだろう。結局試合は2-0でスペインが勝利し、陣決勝進出を決めました。


スペインVSフランスの一戦は、シャビ・アロンソの2得点により、スペインが勝利。後半はフランスの反撃がありましたが、カシージャスを中心としたスペイン守備陣が1点を守り続け、後半ロスタイム直前にアロンソのPKでフランスを突き放しました。その前にカソルラとペドロの交代組の2人が良い仕事をしました。この試合のヒーローとなったアロンソは、これが代表100試合目だそうで、自らの2ゴールで節目の試合に花を添えました。これでスペインは27日の準決勝でポルトガルと対戦。大会初の連覇まであと2勝です。
準々決勝は3試合を終えてポルトガル、ドイツ、スペインが勝利。日本時間25日早朝はイングランドVSイタリアがベスト4最後の椅子をかけて争います。イングランドはルーニーが復帰し、D組を1位で通過。対するイタリアは苦しみながらも勝ち残ってきました。次の試合も難しい試合になりそうな気がします。



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ホークス大逆転勝利で3連勝!脇役達が試合の流れを変えた!

2012年06月24日 | HAWKS

プロ野球は交流戦が終了し、22日からペナントレースが再開。そんな中福岡ソフトバンクホークスは、22日の北海道日本ハムファイターズ戦を2-1で勝利しました。迎えた23日の日本ハム戦は、初回から苦しい戦いを強いられましたが、終盤にドラマが生まれました。



スタメンはこちら
1(遊)明石健志
2(二)本多雄一
3(左)内川聖一
4(指)ペーニャ
5(三)松田宣浩
6(中)長谷川勇也
7(一)李 杜軒
8(右)柳田悠岐
9(捕)山崎勝己
 (投)新垣 渚
腰痛から復帰した明石が2試合連続スタメン、李杜軒が7番ファースト、柳田が8番ライトでまたもや先発出場。この日の先発投手は新垣渚投手でしたが、初回から苦しいピッチングとなりました。


1回、ホークス先発・新垣は、先頭打者・糸井嘉男を四球で歩かせると、加藤政義の犠打を自ら悪送球してしまい、無死2,3塁とピンチを背負い、田中賢介のライト前タイムリーで1点を失います。なおも中田翔の四球で無死満塁とピンチが拡がり、稲葉篤紀に押し出し四球を与え2失点目。新垣は1死も取れずに降板…。2番手で登板した神内靖は、陽岱鋼の犠牲フライで1点取られましたが、ホフパワーと金子誠を連続三振に仕留めました。結局この回は3点を許す形に。
3点を追うホークスはその裏、明石の内野安打、日ハム先発・吉川光夫の暴投、内川のヒットで1死1,3塁と反撃のチャンスを作り、ペーニャ投手ゴロの間に1点を返しましたが、松田が2塁ゴロと凡退して1点止まり。
1回途中から登板した神内は2回以降も続投しますが、2回に無死満塁とされた後、田中と中田を連続三振に斬り落としすも、稲葉のタイムリー内野安打で追加点を許す。3回には1死3塁で鶴岡慎也にスクイズを決められ5点目。更に5回にはホフパワーのタイムリー2塁打で6点目を献上し、5回まで投げて3失点。5回表を終わったところで1-6と5点ビハインドと敗色濃厚なスコア。
何とか1点を返したいホークスは、5回裏に先頭の柳田が右中間を深々と破る3塁打を放ち、1死後に明石の内野ゴロの間にホームインして2点目。6回には松田のヒット、長谷川の四球で1死1,2塁の場面で、李杜軒が初球ストレートを弾き返し、ライト線を破るタイムリー2塁打で3-6と3点差に詰め寄ります。この後相手のエラーで満塁となりますが、山崎と明石が連続三振に倒れて3者残塁。
3点ビハインドで迎えた8回、長谷川と李杜軒の連続四球で1死1,2塁、柳田三振で2死となった後、高谷裕亮が日ハム4番手・増井浩俊の初球を捉え、ライトフェンス直撃のタイムリー2塁打で2点差。なおも2,3塁で明石が初球を叩き、打球は日ハム一塁手・岩舘学のグラブを弾いた後、ライトへ転々。この間に2人のランナーが一気にホームインし、6-6の同点!流れはホークスに傾いた!2死1塁で本多が増井の2球目のフォークを振り抜き、右中間への2塁打。1塁から明石が生還!2死からの3連打で4点を奪い、7-6と逆転に成功!
そして9回、5番手の森福允彦が日ハム打線を3者凡退に打ち取り試合終了。ホークスが5点差をひっくり返す大逆転勝利で3連勝です!


試合結果 パ・リーグ 2012/06/23(土)
ソフトバンク-日本ハム 8回戦 
(ソフトバンク7勝1敗、ヤフードーム、14:01、35138人)
F 311 010 000  6
H 100 011 04x  7 
【投手】
(日)吉川、乾、宮西、増井-鶴岡
(ソ)新垣、神内、藤岡、金、森福-山崎、高谷
【責任投手】
(勝)金22試合1勝1敗
(S)森福27試合2敗8S
(敗)増井32試合2勝2敗7S



交流戦で負けてばかり、競馬やサッカー(W杯最終予選&EURO)を優先していたので、ホークスからしばらく距離を置き続けていましたが、ホークスが奇跡ともいえる大逆転劇をやったという事なので、久々にホークス勝ち試合をUPする事になりました。この日も初回から劣勢、5点ビハインドだったので、正直負けるかと思いました。しかし、後半に入ってから反撃を見せ、8回に4点を奪い試合をひっくり返して見せました。野球速報を見て、ホークスが逆転した時は正直驚きしかありませんでしたよ。勝負の世界は最後まで何が起こるかわからない、諦めるのは決して良くないんだな…。
この日は若手や中堅といったチームの脇役が奮闘しました。投手陣では2番手で登板した神内投手が3失点を喫しながらも7奪三振。6回から3番手で登板した藤岡好明投手は2イニング投げて4奪三振、8回に4番手で登板したキム・ムヨン投手は3者連続三振の好リリーフを見せ、その裏に味方が逆転して白星が着きました。ムヨン投手はプロ4年目で嬉しい初勝利。韓国から日本の高校に留学し、大学、独立リーグを経てホークス入りした苦労人の努力が報われる時が来ました。
打撃陣では、柳田選手が2回の最初の打席でプロ初安打となるレフト前ヒット、2打席目には3塁打を放って快足ぶりをアピール。この試合で2安打のマルチヒット&3度出塁した柳田選手、次はタイムリーを打てるように頑張ってください。李杜軒選手もスタメン起用に応え、6回の第3打席で初安打&初打点となるタイムリー2塁打を打ちました。台湾出身の李杜軒選手もホークスに入団する前は高校に留学していました。6回の守備から登板した高谷捕手は、攻守に渡り存在感を見せ、8回には逆転の口火を切るタイムリーで1打点をマーク。
2位・日ハムに連勝し、チームも3連勝となったホークス。勝率5割復帰まであと1勝となりました。24日には2000本安打にリーチをかけている小久保裕紀選手が1軍に合流。怪我人も続々と復帰し、内川選手の調子が良くなれば、ホークスの勢いがさらに増してくると思います。日曜日も勝って、ハムに3タテできますように…。


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