日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

【札幌記念2014】 凱旋門賞前哨戦!ゴールドシップVSハープスター 

2014年08月24日 | 競馬

夏休みも終盤を迎えた24日は、札幌競馬場で真夏の大一番・第50回札幌記念(GⅡ・芝2000m 14頭立て)が行われました。今年の札幌記念は、この秋の凱旋門賞に参戦する⑤ゴールドシップと⑧ハープスターの2頭が、「国内前哨戦」として出走。2強以外にも2013年皐月賞馬①ロゴタイプ、2012年のヴィクトリアマイル覇者⑩ホエールキャプチャ、昨年の勝ち馬⑥トウケイヘイロー、函館記念を制した⑪ラブイズブーシェ、成長著しい⑦エアソミュール、②トウカイパラダイス、⑭ナカヤマナイトなど、豪華メンバーが集結しました。



直前の単勝オッズは、1番人気がゴールドシップ(1.8倍)、ハープスター2番人気(3.7倍)。3番人気以降はトウケイヘイロー(7.5倍)、ロゴタイプ(8.6倍)、エアソミュール、ラブイズブーシェ、ホエールキャプチャと続きました。
4コーナー奥ポケットからのスタートは、14頭綺麗に揃う。ゴールドシップとハープスターは後方に下げた。先行争いでトウケイヘイローが先手を奪い、⑫ルルーシュが2番手に上がる。3番手のロゴタイプは掛かり気味。ハープスターは後方2番手、ゴールドシップは最後方で1コーナーを回った。
1・2コーナーから向正面に入り、トウケイが単独先頭でレースを引っ張り、2番手にロゴタイプ、その外の3番手に④ムーンリットレイクがつける。4番手にルルーシュ、5番手にトウカイパラダイス、③タマモベストプレイ6番手。中団の7,8番手にナカヤマナイトとエアソミュール、その後ろの9番手グループにはホエールキャプチャとラブイズブーシェ。11,12番手に⑬スーパームーンと⑨アドマイヤフライト。ハープは依然として13番手、ゴルシはぽつんと最後方。はやくもスパートを始めているか。
先頭を行くトウケイヘイローは前半1000mを58秒4で通過。マイペースで逃げている。ロゴタイプが単独2番手に浮上し、ベストプレイが3番手進出。3コーナーのところでハープスターとゴールドシップが外から動いてきた。2強のスパートに札幌競馬場が沸きあがる!
4コーナーに差し掛かるところで、先頭集団はトウケイ、ロゴ、パラダイス、ハープ、ゴルシの5頭が横一線。最後の直線でハープスターとゴールドシップが抜け出す。やはりハープVSゴルシの一騎打ちだ!残り200mでハープスターが先頭、ゴールドシップが外から差を詰めるが、ハープがそのまま押し切ってゴールイン!3歳牝馬・ハープスター、強敵ゴールドシップとの直接対決を制し、凱旋門賞へ向け大きな1勝を挙げました!


札幌記念 全着順&払戻金
1着⑧ハープスター     1分59秒1
2着⑤ゴールドシップ     3/4馬身
3着⑩ホエールキャプチャ   5馬身
4着11ラブイズブーシェ    3/4馬身
5着⑦⑤エアソミュール     ハナ
6着③タマモベストプレイ   1馬身1/4
7着②トウカイパラダイス   1馬身
8着①ロゴタイプ       1馬身1/2
9着⑭ナカヤマナイト     1馬身1/2
10着⑬スーパームーン    3/4馬身
11着⑥トウケイヘイロー    3馬身1/2
12着④ムーンリットレイク   1馬身3/4
13着⑫ルルーシュ        5馬身
14着⑨アドマイヤフライト    クビ

単勝 ⑧ 370円
複勝 ⑧ 140円 ⑤ 110円 ⑩690円
枠蓮 [4]-[5] 270円
馬連 ⑤-⑧ 400円
馬単 ⑧-⑤ 900円
ワイド ⑤-⑧ 220円 ⑧-⑩ 2,510円 ⑤-⑩ 1,530円
3蓮複 ⑤-⑧-⑩ 5,310円
3連単 ⑧-⑤-⑩ 19,780円


GⅠ馬4頭が参戦したスーパーGⅡ・札幌記念は、見応えたっぷりのあるレースとなりました。後方スタートのハープスターとゴールドシップが、3コーナーで外から一気に捲って先頭集団に追いつき、直線でハープスターが先頭で抜け出し、ゴールドシップの追撃を凌いで優勝しました。斤量の差(ハープ52キロ、ゴルシ53キロ)もあるけど、格上の馬を破ったのは大きいですね。ゴルシもぽつんとしんがりの位置から2着に食い込み、上がり3ハロンはハープより速い35.3秒を記録。内容としては悪いものではありませんでした。敗因を挙げるとしたら、距離が短かったことでしょうか。
ハープとゴルシから離れた3着争いは、伏兵のホエールキャプチャが3着に入り、ラブイズブーシェが4着。4番人気ロゴタイプは8着、3番人気のトウケイヘイローは11着に終わりました。
勝ったハープスターに騎乗した川田将雅騎手は、札幌記念初勝利。松田博資調教師は2006年のアドマイヤムーンに次いで同レース2勝目を挙げました。3歳牝馬の勝利は、1992年のサンエイサンキュー以来史上2頭目となります。ハープ陣営はレース後、次走の凱旋門賞も川田騎手が乗ることを表明。海外で実績のない日本人騎手にまかせていいのか心配な面はありますが、挑戦するからには世界が驚くようなパフォーマンスで番狂わせを起こしてくれることを願っています。もちろん、ジャスタウェイやゴールドシップも頑張ってほしいです。今年こそは日本勢初の凱旋門賞制覇だ!!




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中田賢一ホークス移籍後初の完投勝利!チームもロッテに快勝で4試合ぶりの勝利。

2014年08月24日 | HAWKS

パリーグ首位の福岡ソフトバンクホークスですが、ここ3試合勝ちから遠ざかっています。22日からQVCマリンフィールドで千葉ロッテマリーンズとの3連戦が始まりましたが、22日は3点を先行しながらも延長11回サヨナラ負けを喫しました。連敗を止めたい23日の試合は、ソフトバンク・中田賢一VSロッテ・成瀬善久の先発で始まりました。



両チームのスタメン
  千葉ロッテ     福岡ソフトバンク
1(中)加藤翔平    (一)中村  晃
2(遊)鈴木大地    (遊)今宮健太
3(右)角中勝也    (左)内川聖一
4(指)井口資仁    (指)李  大浩
5(左)ハフマン     (中)柳田悠岐
6(三)今江敏晃    (右)長谷川勇也
7(一)根元俊一    (三)吉村裕基
8(二)クルーズ     (捕)鶴岡慎也
9(捕)田村龍弘    (二)金子圭輔
 (投)成瀬善久    (投)中田賢一


ホークスは1回、先頭の中村が四球を選んで出塁。続く今宮の犠打で1死2塁とし、内川がロッテ先発・成瀬の2球目のスライダーを狙い撃ち。センターへ上がった打球は、マリンの風に乗って右中間スタンドに飛び込んだ。内川の2ラン本塁打でホークスが2点を先制します。
早くも2点の援護を貰ったホークス先発の中田は、初回に2死後に角中と井口に連続四球を与えるも、ハフマンを2塁ゴロに打ち取り0点で切り抜ける。2回も四球の走者を出すも、後続を打ち取り無失点。3回、鈴木大地に右中間への長打を浴びるも、中継プレーに入っていた2塁手・金子が3塁を狙った鈴木大地を封殺。金子の強肩発動に助けられ、この回も得点を与えません。
追加点が欲しいホークスは4回、1死から長谷川の内野安打、吉村のライト前ヒットで1,2塁とチャンスを作る。ここで鶴岡が成瀬の初球を捉え、右中間を破るタイムリー3塁打!2人の走者が生還して2点を追加。なおも1死3塁とチャンスで金子がスクイズを試みるも空振り→3塁走者・鶴岡が飛び出してアウト。ホークスはこの回2点を奪い、4-0とします。
中田は4回と5回に続けて3者凡退に抑え、6回には先頭打者を出すも、井口を投手ゴロ併殺打に打ち取り無失点で切り抜けます。中田は6回まで四球を結構出しながらも、ロッテ打線をわずか1安打に抑える快投を続けます。
ホークスは8回、2死2塁でイデホが成瀬のカーブを弾き返し、レフトへのタイムリー2塁打で5点目。
ロッテ相手に無失点のピッチングを続ける中田は、初完投&完封を目指して9回のマウンドへ。先頭の井口を三振に仕留めて1死、続くハフマンを3塁ゴロに打ち取り2アウト。しかし、今江に内野安打を許すと、途中出場・岡田幸文に初球ストレートを打ち返される。打球は左中間を破り、ボールが転々とする間に1塁走者が生還。タイムリー3塁打で1点を失い、完封ならず。それでも中田は次のクルーズを2塁フライに打ち取りゲームセット。中田賢一が9回完投勝利を収め、チームも5-1でロッテに快勝です。


◇パ・リーグ ロッテ-ソフトバンク 20回戦 2014年8月23日 (土)
(ソフトバンク11勝7敗2分、QVCマリンフィールド、試合時間 2時間55分 / 観客数 26,477人)
H 200 200 010  5     
M 000 000 001  1   
勝利投手 [ソ]中田(9勝4敗)
敗戦投手 [ロ]成瀬(7勝8敗)
本塁打  [ソ] 内川 14号(1回表2ラン)
【バッテリー】
[ソ] 中田-鶴岡
[ロ 成瀬、木村-田村、江村


いやぁ~中田投手惜しかったぁ。8回まで無失点、9回も2アウトまでこぎつけて完封に王手をかけましたが、最後の最後に連打を浴びて完封を逃してしまいました。それでも、ホークス移籍後初完投勝利を挙げました。打線もロッテ先発・成瀬投手から5点を挙げました。投打でロッテを圧倒したホークス、4試合ぶりの勝利で連敗脱出です。最近停滞気味だったので久々に勝ってくれたのでほっとしてます。この日は2位・オリックスが楽天に負けたため、3.5ゲーム差に拡がりました。
9回を投げきった中田投手は、129球を投げて被安打3・6奪三振・7四死球・1失点の内容。立ち上がりから四球をたくさん与えましたが、ロッテ打線を8回まで1安打無失点と寄せ付けませんでした。2週前の日本ハム戦では8回まで無失点に抑えながらも、9回に3点を失って降板。しかし、今回は最後まで投げ切りました。7月26日のオリックス戦以来4戦ぶりの白星で今季9勝目を挙げた中田投手、VSロッテ戦は3戦3勝。次の登板では2ケタ勝利がかかっています。
打線の方は8安打で5得点。初回に成瀬投手から先制2ランホームランを放った内川選手は、8月6日の西武戦以来となる一発が出ました。久しぶりの先発出場だった鶴岡捕手は、中田投手を完投に導けば、打撃でも4回に2点タイムリー3塁打を放って勝利に貢献しました。最近は途中出場が多かったけど、スタメン起用が増えるといいですね。
24日の試合は、ソフトバンク・武田翔太VSロッテ・唐川侑己の予告先発で行われます。武田投手は先週のオリックス戦で7回無失点の好投で今季2勝目をマーク。中6日での登板で3連勝なるか?日曜日の試合も勝利して、3カードぶりの勝ち越しを決めてもらいたい。




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