日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ハリルJAPAN、ホームでイラクに辛勝!山口蛍が日本を救った!

2016年10月06日 | soccer

ロシアワールドカップアジア最終予選・日本代表VSイラク代表の試合が6日、埼玉スタジアム2002で行われました。日本代表は初戦のUAE戦で逆転負けを喫しましたが、第3戦のアウェー・タイ戦は2-0で勝利して勝ち点3を獲得。2試合を消化した時点で、1勝1敗・勝ち点3でグループBの3位です。ロシアW杯に出場するには、1試合も落とせないし、さらに勝ち点を積み上げなければなりません。ホーム・埼スタで迎える第3戦、勝ち点3を手に出来たのか?



スタメンはこちら
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 6 森重真人
DF 19 酒井宏樹
DF 21 酒井高徳
DF 22 吉田麻也
MF 7 柏木陽介
MF 13 清武弘嗣
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 4 本田圭佑
FW 8 原口元気
FW 9 岡崎慎司

[イラク代表]
GK 20 モハメド・ハミード
DF 2 アハメド・イブラヒム
DF 6 アリ・アドナン
DF 14 スアド・ナティク
DF 15 ドゥルガム・イスマエル
DF 23 ワリード・サリム
MF 9 アハメド・ヤシーン
FW 8 アブドゥルラヒーム・カッラル
FW 10 アラー・アブドゥルザフラ(Cap)
FW 11 アムジェド・アットワン
FW 21 サード・アブドゥルアミール


日本はこの試合、香川真司がベンチスタート。代わりに清武がトップ下に入りました。タイ戦で先制点を挙げた原口がこの日も先発で起用されました。



前半開始3分、イラクは左サイドのCKから、ゴール前にいたサードがヘディングシュート。ボールはゴール右のポストに当たり、ノーゴール。いきなり危ないところだった。
立ち上がりはリズムをつかめずにいた日本でしたが、前半11分に柏木の縦パス→岡崎→清武がペナルティエリア外から左足を振り抜いたが、シュートはイラクGKに防がれる。13分には清武が前線へ浮き球パス→岡崎がPA内で倒れるもファウル無し。
0-0で迎えた前半26分、日本は自陣で原口が相手ボールをカット→清武がドリブルで持ち込んでから右サイドの本田へパス→本田がキープする間に清武が追い越す→清武グラウンダークロス→ニアサイドで原口がヒールで押し込んでゴール!原口の技ありゴールで日本が先制点を奪った!
その2分後、清武のパスを受けた本田が右足でシュートを打ったが、イラクGKの攻守に阻まれて追加点とはならず。
イラクは前半終了間際にカウンターを仕掛け、右サイドのクロス→アブドゥルゼフラがボレーを放ったが、GK西川がセーブする。前半は日本が1-0とリードして終了した。

後半に入り、日本は4分に右サイドで清武がスルーパスを入れ、岡崎がボールを受けるもクロスは相手DFに阻まれる。クロスが入れば絶好のチャンスだった。
後半15分、イラクが左サイドでFKを獲得。ヤシーンがセンタリングを上げると、アブドゥルアミールのヘディングシュートがゴールに吸い込まれる。イラクがセットプレーで1-1の同点とする。日本にとっては痛い失点となった。
勝ち越し点が欲しい日本は、後半22分に柏木に代えてMF山口蛍、後半30分に岡崎→FW浅野拓磨を投入。後半35分、左サイドで原口が右足クロス→ファーサイドで本田が頭で叩きつけたが、シュートはわずかに左に外れる。本田はその直後、FW小林悠と交代。
1-1の同点のまま時間は進み、このまま引き分けで終わるかと思われましたが、後半アディショナルタイムにドラマが起こります。後半50分、日本は左サイドで清武がFKを蹴り、ゴール前で味方が飛び込むもクリアされる。しかし、セカンドボールを山口が右足ダイレクトボレーシュート!これがゴールに突き刺さり、日本に勝ち越し点!山口のゴールが決勝点となり、日本が2-1でイラクを下しました!




前半に先制しながらもセットプレーで同点にされるという、9月1日のUAE戦と同じ展開になったので、またホームでの試合で勝てないかと思いました。しかし、日本の危機を救ったのは、後半途中から登場した山口蛍選手でした。終了間際に鮮やかな右足ボレーを決め、日本に勝ち点3をもたらしました。苦しみながらもイラクに勝利したハリルジャパン、最終予選2連勝&ホーム初勝利を挙げました。引き分けで勝ち点1止まりだったらロシアが遠くなっていたと思うので、大きな1勝になるかもしれない。ここから勢いづくといいですね。
そういえば、今年1月のU-23選手権の準決勝のイラク戦のときも、終了間際に日本が勝ち越してイラクに勝利。その再現が埼玉で起きました。93年の「ドーハの悲劇」もそうだけど、日本VSイラク戦は最後まで何が起きるか分かりません。
日本の救世主となった山口選手、相手のクリアボールによく反応し、シュートを選択できましたね~。試合後のインタビューでは「なんか入ってしまった」と言ってましたが、素晴らしい一撃でした。奇しくもこの日は26歳の誕生日。自身の誕生日にヒーローになるって、持ってる男だなぁ~。次のオーストラリア戦ではスタメンで使ってほしいです。
先制点を決めた原口選手は、前回のタイ戦に続き2試合連続ゴール。この前はヘディングでしたが、今回はおしゃれなヒールシュートでした。原口選手のゴールをアシストした清武選手も頑張りました。中央でドリブルを仕掛けると、右サイドで本田選手を追い越した後にラストパスを入れました。後半終了間際のFKでは自らキッカーを務めました。香川選手の代役だったけど、2得点に絡みました。
2連勝で「勝ち点6」とした日本代表は、11日にアウェーでオーストラリア代表と対戦します。W杯最終予選では、通算成績で1敗3引き分けと未だ勝利がありません。日本にとって次の試合が最終予選前半戦の「山場」となるでしょう。次戦も苦戦を強いられるかもしれないけど、どんな形でもいいから勝利をもぎ取って欲しいです。



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