日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2016日本シリーズ第2戦 6回のクロスプレーが勝敗を分けた。広島カープがホームで2連勝!

2016年10月24日 | Sports

「SMBC 日本シリーズ2016」広島東洋カープVS北海道日本ハムファイターズは、23日にMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で第2戦が行われました。土曜日の第1戦は、広島が足技とホームランで日ハムの大谷翔平投手を攻略し、5-1で初戦を制しました。日ハムはパリーグ本塁打王・レアード選手が気を吐くも、4番・中田翔がブレーキを起こしてしまいました。一夜明けて迎える第2戦、広島が本拠地で連勝か?日ハムが1勝1敗の五分とするか?



両チームのスタメン
    広島         日本ハム
1(遊)田中広輔     (左)西川遥輝
2(二)菊池涼介     (遊)中島卓也
3(中)丸佳浩       (右)近藤健介
4(左)松山竜平     (一)中田翔
5(右)鈴木誠也     (三)レアード
6 (一)エルドレッド    (二)田中賢介
7(三)小窪哲也     (中)陽岱鋼
8(捕)石原慶幸     (捕)大野奨太
9(投)野村祐輔     (投)増井浩俊

第2戦の先発投手は、広島・野村VS日ハム・増井。広島は小窪が7番サードで先発出場。日ハムは近藤が3番ライトに入り、レアードと陽岱鋼の打順が入れ替わりました。


1回、日ハムは中島の2塁打、中田の四球で2死1,2塁のチャンスを得るが、レアードがライトフライに倒れて無得点。
その裏の広島の攻撃では、1死から菊池がライトオーバーの2塁打、丸が四球を選ぶと、日ハム先発・増井の暴投で1,3塁のチャンスを掴む。一打先制の場面で、4番・松山が増井の2球目を鋭く弾き返すもライトフライ。3塁走者・菊池がタッチアップするが、日ハム右翼手・近藤の好返球に阻まれ本塁タッチアウト。併殺打で無得点に終わります。
2回、広島は1死後にエルドレッドが詰まりながらもレフト前ヒット。続く小窪が増井の6球目のストレートを弾き返し、右中間を破る2塁打。1塁走者・エルドレッドは3塁を蹴って一気にホームイン。小窪のタイムリー2塁打で広島がこの日も先制します。
1点を追う日ハムは4回、4番・中田が今シリーズ初安打となるレフト前ヒットを放つと、田中賢が四球を選ぶ。2死1,2塁で、大野が3球目を叩いて2塁ゴロ。打ち取られたかと思われたが、広島2塁手・菊池がボールを取り損ねてしまう。タイムリーエラーで日本ハムが1-1の同点とします。
4回に1点を失った広島先発・野村は、5回は日ハム打線を簡単に3者凡退に抑えると、6回は中軸を片付けて2イニング連続3者凡退の好投。野村は6回まで投げきったところでマウンドを降りました。
同点で迎えた6回裏、広島は先頭の田中広がレフト線への2塁打を放つ。広島はこの日初めて先頭打者が出塁。続く菊池が送りバントで繋ぐかと思いきや、ヒッティングに切り替えてレフト前ヒット。2塁走者・田中広が本塁を狙うと、日ハム左翼手・西川がノーバウンド返球。本塁上でのクロスプレーで、球審がアウトと宣告するが、広島・緒方監督がビデオ判定を要求。VTRを見ると、田中広がヘッドスライディングで大野捕手のタッチをかわして本塁ベースにタッチしていた。球審のアウトの判定が覆り、広島の得点が認められ、広島が2-1と勝ち越しに成功。
これで流れに乗った広島は、続く丸が送りバント→ピッチャー・増井が1塁悪送球。この間に2塁走者が生還して1点を追加。1死後、日ハム2番手・鍵谷陽平が暴投し、1死3塁で鈴木のセンター犠牲フライで4点目。2死となり、エルドレッドがストレートを狙い撃ち!左中間への完璧な大飛球は、スタンド上段に突き刺さるソロ本塁打!広島はこの回一気に4点を奪い、5-1とします。
4点差とされた日ハム、何とか意地を見せたいところですが、7回と8回は広島の中継ぎ陣の前に無得点。9回、中田が広島の守護神・中崎翔太からヒットを放つと、レアードもヒットで繋いで無死1,2塁と攻め立てる。しかし、田中賢が3球三振に倒れると、代打・大谷翔平も空振り三振に倒れて万事休す。試合は5-1で広島が勝利。本拠地・マツダスタジアムで日ハムに連勝です!


2016年10月23日 日本シリーズ マツダスタジアム
広島VS日本ハム 2回戦
(広島2勝0敗、観衆30638人)
日 000 100 000  1
広 010 004 00x  5
勝利投手 [広] 野村(1勝)
敗戦投手 [日] 増井(1敗)
本塁打  [広] エルドレッド 2号(6回裏ソロ)


第2戦は1-1の同点で迎えた6回に、広島が4得点の猛攻を見せました。投げては先発の野村投手が6回まで1失点と踏ん張り、終盤は今村猛→ジャクソン→中崎翔太の3投手の継投で逃げ切りました。この日の試合は、6回裏のクロスプレーの判定が勝敗を大きく分けました。西川選手の返球も見事でしたが、田中広輔選手のスライディングとタッチの掻い潜り方が素晴らしかったです。前日の鈴木選手のホームスチールに続いて、広島カープに「神走塁」が生まれましたね。本拠地で2連勝した広島、37年ぶりの日本一へ大きく前進しました。
勝ち投手となった野村投手は、6回まで105球を投げ、被安打2・6奪三振・3四死球・1失点。4回に味方の拙守で失点されましたが、5回と6回はしっかりと3者凡退。球数は多かったけど、相手打線を散発の2安打に抑えたので、先発としての役割はしっかりと果たしたと思います。
7安打で5得点を挙げた広島打線は、6回にソロ本塁打を放ったエルドレッド選手と、勝ち越しタイムリーを打った菊池選手が2安打1打点。菊池選手は4回にエラーを犯しましたが、バッティングで挽回に成功しました。あのバスター攻撃で日ハムの先発・増井投手が動揺したかもしれない。2試合連続ホームランのエルドレッド選手、鍵谷選手の直球をフルスイング。日ハムの選手とファンの心を圧し折る豪快な一発でした。先発に起用された小窪選手も、最初の打席で先制タイムリー。出てくる選手が緒方孝市監督の期待に応えてますね!
連敗を喫した日ハムは、増井投手が6回途中4失点でノックアウト。勝ち越しタイムリーを打たれた後、丸選手のバント処理を悪送球してしまいました。打線の方は、初戦ノーヒットだった中田選手が2安打のマルチヒットを記録しましたが、5回から8回まで4イニング連続で3者凡退に抑えられました。この2日間はアウェーの雰囲気にのまれた日ハム、札幌で悪い流れを変えたいところだ。

マツダスタジアムでの2連戦は、広島の2連勝で終了。25日からは日ハムの本拠地・札幌ドームに舞台を移します。第3戦の予告先発は、日本ハムが2年目の有原航平投手、広島は今季限りでの引退を表明している黒田博樹投手となっております。札幌決戦も何が起こるかわからない!?





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