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暑すぎてつらい。

プロ野球日本シリーズ2016 日本ハムが8回一挙6得点!2連敗からの4連勝で10年ぶりの日本一!

2016年10月29日 | Sports

プロ野球の「SMBC 日本シリーズ 2016」広島東洋カープVS北海道日本ハムファイターズは、29日にMazda Zoom-Zoom スタジアム広島で第6戦が行われました。25~27日の札幌ドームでの3連戦では、日本ハムが3連勝。第5戦まで終えて、日本ハムが3勝2敗とし、10年ぶりの日本一まであと1勝としました。迎えた第6戦、日ハムが4連勝で日本一を決めるのか?あるいは広島が意地を見せて逆王手となるか?


両チームのスタメン
    広島          日本ハム
1(遊)田中広輔      (左)西川遥輝
2(二)菊池涼介      (遊)中島卓也
3(中)丸佳浩        (中)岡大海
4(一)エルドレッド     (一)中田翔
5(左)松山竜平      (右)近藤健介
6(右)鈴木誠也      (三)レアード
7(三)小窪哲也      (二)田中賢介
8(捕)石原慶幸      (捕)大野奨太
9(投)野村祐輔      (投)増井浩俊

第5戦の先発ピッチャーは、広島・野村VS日ハム・増井。この両者は第2戦で投げ合い、その時は野村投手が勝ち投手となりました。もう負けられない広島は、松山が5番、小窪が7番でスタメン入り。日本一に王手をかけている日ハムは、第5戦でサヨナラ満塁弾を放った西川が1番に復帰。


1回、日ハムは先頭の西川が広島先発・野村の初球を捉え、右中間を深々と破る3塁打を放ち、いきなり先制のチャンスを迎える。中島が四球で無死1,3塁のあと、岡がショートへのタイムリー内野安打。日ハムが幸先良く1点を先取。なおも無死1,2塁とチャンスは続いたが、4番・中田が併殺打、続く近藤も凡退。広島・野村はなんとか1点で切り抜けました。
1点を追いかける広島は、2回に先頭の松山がセンター前ヒット、続く鈴木がレフトオーバーの2塁打を放ち、無死2,3塁と同点&勝ち越しのチャンスを得る。小窪三振で1死後、バッター石原の場面で日ハム先発・増井が暴投を犯して1-1の同点。なおも1死3塁で石原が3塁ゴロ→日ハム三塁手・レアードがトンネル。日ハムのミスが重なり、広島が2-1と勝ち越します。
しかし、日ハムは4回に無死1,2塁から、田中賢が野村からライト前へのタイムリーヒットを放ち、2-2と振り出しに戻す。なおも2死2,3塁で西川がカーブを捉え、ライトオーバーの2点タイムリー3塁打で2-4と勝ち越し。4回に3点を失った広島先発・野村は、この回でノックアウト。
広島は4回裏に松山と小窪の四球で2死2,3塁と攻め立て、ホームランで逆転というで場面で新井貴浩が代打で登場しますが、空振り三振に倒れて無得点。しかし5回、2死走者無しで丸が日ハム2番手・鍵谷陽平の2球目を捉え、右中間スタンドへのソロ本塁打で1点を返します。
6回、広島2番手・ヘーゲンズが3つの四球を与えて2死満塁のピンチを背負うが、岡を3球三振に仕留めて追加点を与えず。広島はその裏、ヒットと四球でランナー2人を置く。2死2,3塁で代打・下水流昂が3球目を叩く。三遊間へ抜けそうな当たりを日ハム遊撃手・中島が飛びつくも1塁に投げられず→2塁走者・鈴木が三本間で挟まれる→日ハム捕手・大野がタッチできない→鈴木3塁戻る。下水流のタイムリー内野安打で、広島が4-4とまたも追いついた。
終盤に差し掛かり、広島は7回に1死から丸が四球で出塁するが、エルドレッドが日ハム5番手・バースの前に併殺打に倒れて無得点に終わる。
8回、日ハムは2死から西川が広島4番手・ジャクソンからライト前ヒットを放つと、中島と岡もヒットで繋いで満塁のチャンスを作る。一打勝ち越しの場面で中田が四球を選び押し出し。ジャクソンは中田に対して1球もストライクが取れず。5-4と日ハムが勝ち越し、なおも満塁で5番ピッチャー・バースがセンター前にタイムリーヒットを放ち1点追加。そして、レアードが3球目の変化球を振り抜き、左中間スタンドへの満塁本塁打!日ハムはこの回、2アウト満塁から6点を奪い、10-4と広島を突き放しました。
その後、8回もバースが続投すると、9回は谷元圭介が0点に抑えて試合終了。日本ハムが10-4で広島を下し、4連勝で日本一に輝きました。



2016年10月29日 日本シリーズ マツダスタジアム
広島 対 日本ハム 6回戦
(日本ハム4勝2敗、観衆30693人)
日 100 300 060  10
広 020 011 000  4
勝利投手 [日] バース(3勝)
敗戦投手 [広] ジャクソン(2敗)
本塁打 [日] レアード 3号(8回表満塁)
     [広] 丸 1号(5回裏ソロ)



マツダスタジアムで行われた日本シリーズ第6戦は、初回日ハム先制→2回に広島逆転→4回に日ハムが勝ち越し→広島が5回と6回に1点ずつ取って再び追いつくというシーソーゲームの展開でしたが、8回に日ハムが6点を奪うビッグイニングで勝負あり。北海道日本ハムファイターズが、2連敗からの4連勝を挙げ、2006年以来10年ぶり3度目の日本シリーズ優勝を果たしました。これで4年連続でパリーグのチームが日本一となりました。
この日の日ハムは、1番の西川選手が3安打2打点の猛打賞。広島・野村投手から3塁打を2本も放つと、8回の打席では大量点の口火を切るヒットを打ちました。2日前にサヨナラグランドスラムを打ってから、打撃に勢いが出ましたね。2番・中島選手は2安打&3四球と5打席全て出塁しました。レアード選手は2回の守備でエラーを犯しましたが、8回にダメ押しの満塁アーチ。日本一を決定付けるとともに、広島ファンとナインの夢を打ち砕く一発でした。レアード選手はこのシリーズで3本塁打&7打点の活躍でMVPを獲得しました。
投手陣では、先発の増井投手が3回で降板。7回から5番手で登板したバース投手が2イニング無失点の好投で今シリーズ3勝目をマーク。日本シリーズで3勝を挙げたのは、史上4人目だそうです。8回には満塁の場面でタイムリーヒットを放ち、その裏のマウンドで相手打線を3者連続三振を奪い、「二刀流」の活躍で優秀選手賞に選ばれました。
4連敗で日本一を逃した広島は、丸選手のホームラン、下水流選手のタイムリー内野安打などで一時は同点に追いつきましたが、8回に登板したジャクソン投手が6失点。3連打を浴びて満塁とされ、押し出しで勝ち越し点献上。その後の失点が余計でした。日本シリーズの歴史に残るような炎上ぶりでしたなぁ。ジャクソン投手は全6試合に登板して10失点、防御率15.88。まさしく今年の「逆シリーズ男」といえよう…。

プロ野球の2016年シーズンは、北海道日本ハムファイターズの日本一で閉幕。11月10日からは東京ドームで野球日本代表(侍ジャパン)の強化試合が行われます。10日・11日はメキシコ代表を迎えての2連戦、12・13日はオランダ代表と対戦します。日本シリーズに出場した日本ハムからは大谷投手&中田選手ら5名、広島から丸選手と鈴木選手ら4名が選出されています。2017年の「第4回ワールドベースボールクラシック(WBC)」で世界一奪還を目指す侍ジャパンの戦いぶりに注目です。




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