日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

キタサンブラック秋初戦の京都大賞典を快勝。MCS南部杯はコパノリッキーがレコード勝ち!

2016年10月10日 | HAWKS

10月3連休の最終日だった10日(体育の日)は、京都競馬場で「京都大賞典」が、盛岡競馬場では秋のダートマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ南部杯が行われました。京都では北島三郎さんの所有馬・キタサンブラックが登場し、盛岡ではコパノリッキー、ベストウォーリア、ホッコータルマエのダートGⅠ馬3頭が参戦しました。



京都のメイン・第51回京都大賞典(GⅡ・芝2400m)には、GⅠ2勝の①キタサンブラックの他に、2015年⑩ラブリーデイ、2014年④ラストインパクト、2013年⑨ヒットザターゲットの京都大賞典の歴代優勝馬、さらには2連勝中の⑥ヤマカツライデン、有馬記念2着⑧サウンズオブアース、③アドマイヤデウスなどが出走しました。
揃ったスタートで始まったこのレース、キタサンブラックが行くかと思いきや、ヤマカツライデンがキタブラより前に出て先手を取った。ラブリーデイが3番手につけ、アドマイヤデウス4番手、ラストインパクト5番手、サウンズオブアースは7番手で正面スタンド前を通過した。
1,2コーナーの中間点~向正面に入り、ヤマカツライデン先頭、キタサンブラック2番手、アドマイヤデウスとラブリーデイが3,4番手で並走。その後ろの5番手にラストインパクト、内側6番手にヒットザターゲット、外側7番手に⑤タマモベストプレイ、8番手にサウンズオブアースが控える。後方は⑦アクションスター、②ファタモルガーナと続く。
3コーナーを回り、ライデンがまだ先頭、キタブラが少し差を詰める。3番手のラブリーは頭が上がっている。外からラスパクがデウスとラブリーをかわし、3番手に浮上した。サウンズはまだ8番手待機。4コーナー手前でキタブラがライデンに並んだ。
最後の直線コースに差し掛かったところで、キタサンブラックが先頭に躍り出る。2番手争いではアドマイヤデウス・ラブリーデイ・ラストインパクト・ヤマカツライデンが競り合う。ゴールまで残り200mを切り、キタブラが抜け出し、デウスとラブリーが追いかけ、ゴール前でデウスが2番手に上がりキタブラに迫ったが、キタブラがそのまま先頭ゴールイン!キタサンブラック、秋初戦をキッチリ勝利!3度目のGⅠタイトル獲得へ好発進です!


GⅠ馬と歴代優勝馬が集結した京都大賞典は、単勝1番人気だったキタサンブラックの完勝に終わりました。アドマイヤデウスがクビ差の2着、連覇を狙ったラブリーデイは3着。3番人気だったサウンズオブアースはその後の4着に終わっています。
勝ったキタサンブラックは、これで重賞5勝目。京都コースでは3戦3勝と負け知らずです。鞍上の武豊騎手はこのレースで8勝目です。今回は12戦目にして初めての1番人気でしたが、そのプレッシャーを全く感じさせない余裕の勝利。スタートから2番手で追走し、4コーナーのところでは馬なりのまま先頭に立ち、その後はアドマイヤデウスとラブリーデイの追撃を振り切りました。
秋初戦のレースでしっかり勝ち切ったキタブラは、秋の天皇賞には向かわず、11月末のジャパンカップに向かう予定。もし優勝したら、府中でも「まつり」を歌うのだろうか?「与作」でも「兄弟仁義」でもいいけどね。







盛岡競馬場の第29回マイルチャンピオンシップ南部杯(GⅠ・ダート1600m)は14頭立ての予定でしたが、④ヒミノコンドル(岩手)が出走取消のため、13頭立てで争われました。JRA勢からは、史上2頭目の南部杯3連覇を狙う⑬ベストウォーリア、ダートGⅠ通算10勝の⑩ホッコータルマエ、GⅠ2連勝中の⑫コパノリッキーのほかに、フェブラリーステークス3着の⑧アスカノロマン、⑤レーザーバレット、⑨ラテンロックも参戦。地方からは③ライズライン、⑪シークロムの地元・岩手勢の他に、①オグリタイム(北海道)、②ナムラビクター(北海道)が出走しました。
2コーナーの奥ポケットからのスタートは、13頭ほぼ綺麗に揃う。長い引き込み線での先行争いで、ホッコータルマエ、コパノリッキー、ベストウォーリア、⑭ロイヤルクレスト(北海道)の4頭が行ったが、向正面に入ったところで、ロイヤルクレストがハナに立つ。ホッコータルマエが2番手に控え、コパノリッキーが3番手。ベストウォーリア・アスカノロマン・シークロムが4番手集団を形成し、ラテンロックがその後ろの7番手を進む。中団には、内側8番手にレーザーバレット、外側9番手ライズライン、ナムラビクターが10番手、11番手に⑦メイショウパーシー(高知)、12番手にオグリタイム。⑥タッチデュール(笠松)が集団から遅れて最後方。
3コーナーを通過し、タルマエが先頭のクレストに接近し、3番手のリッキーが前の2頭をじっくり見ている。アスロマとウォーリアが4,5番手から前を追い、レーザーが内ラチ沿いから一気に上昇し、先頭集団に追いついた。
4コーナー~直線コースに入り、内側のレーザーバレット、真ん中ホッコータルマエ、外側コパノリッキーと3頭が横に並ぶが、残り200mでリッキーが先頭に立つ。ベストウォーリアが2番手に上がったが、リッキーが押し切ってゴールイン!コパノリッキー、これでダートGⅠ3連勝!


秋のダートマイル王決定戦・MCS南部杯は、単勝1番人気のコパノリッキーが優勝。道中3番手追走から直線抜け出し、ベストウォーリアを抑えての快勝でした。2番人気だったベストウォーリアが2着、ホッコータルマエが3着に入り、GⅠ馬が上位を占めました。3番人気のアスカノロマンは4着。地方勢はライズラインの7着が最高でした。
かしわ記念&帝王賞に続き、ダートGⅠ3連勝を果たしたコパノリッキーは、南部杯初勝利。ダートGⅠ通算8勝目をマーク。鞍上の田辺裕信騎手&村山明調教師も同レース初勝利です。2014年の東京大賞典以来のコンビ復活だったけど、やっぱり強かった。勝ちタイム・1分33秒5は、従来の盛岡1600mのコースレコードを1秒以上も更新したどころか、クロフネの持つJRAレコード(1分33秒3)に0.2秒差に迫る好タイムです。
この後は11月3日に川崎競馬場で開催されるダートの祭典・JBCに参戦予定。クラシックで3連覇を目指すのか、まさかのスプリント参戦の可能性もあるでしょう。1400mとマイルより1ハロン短くなるけど、普通に勝っちゃったりして。リッキーは今年だけでGⅠを3回も制覇。年内にもあと1~2回はGⅠタイトルを取れると思います。王者の快進撃を止める馬は現れるのか?




10月16日は、京都競馬場で3歳牝馬のGⅠ競走・第21回秋華賞が行われます。紫苑ステークスを圧勝したビッシュ、桜花賞馬・ジュエラーのほかに、ヴィブロス、パールコード、フロンテアクイーン、カイザーバル、レッドアヴァンセ、クロスコミアなどが登録しております。オークス馬・シンハライトが左前浅屈腱炎で回避したため、ビッシュVSジュエラーの2強ムード。3歳牝馬の最後の1冠は誰の手に?








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ホークスがロッテに連勝し、ファーストステージ突破!札幌でパリーグ王者・日本ハムと激突だ!

2016年10月10日 | HAWKS

プロ野球の「2016 日本通運 クライマックスシリーズ パ」のファーストステージ、福岡ソフトバンクホークスVS千葉ロッテマリーンズの第2戦が9日、福岡ヤフオクドームで行われました。8日の初戦は、8回ウラにホークス・今宮健太選手が2点タイムリーヒットを放ち、ホークスが4-3でロッテに競り勝ちファイナルステージ進出に王手をかけました。もし第2戦でホークスが勝つか引き分けた場合、ファイナル進出が決まります。



両チームのスタメン
  ソフトバンク       千葉ロッテ
1(右)中村晃      (右)清田育宏
2(二)本多雄一     (中)加藤翔平
3(中)柳田悠岐     (左)角中勝也
4(指)内川聖一     (指)デスパイネ
5(指)長谷川勇也   (一)福浦和也
6(左)松田宣浩     (二)ナバーロ
7(一)明石健志     (遊)鈴木大地
8(遊)今宮健太     (捕)田村龍弘
9(捕)髙谷裕亮     (三)中村奨吾
 (投)バンデンハーク (投)石川歩


第2戦の先発投手は、ソフトバンク・バンデンハークVSロッテ・石川。ホークスは明石が7番ファーストでスタメン入り。


1回、ホークス先発・バンデンハークが、ロッテ先頭・清田の初球ストレートを狙われ、左中間のホームランテラスへのソロ本塁打を浴びる。2日続けて先頭打者本塁打で先制された。バンデンハークは清田の一発で動揺したのか、加藤に2塁打、角中に四球を与えて無死1,2塁のピンチを作ったが、デスパイネを併殺打に打ち取り2アウト。さらに福浦を空振り三振に切って取り、1点で切り抜けました。
1点を追うホークスは、2回に長谷川のヒット、明石の四球で2死1,2塁と一打同点のチャンスを掴んだが、今宮が凡退して同点ならず。
4回、バンデンハークがロッテ打線を3者凡退に封じ、その裏のホークスの攻撃で、1死後に長谷川が四球を選び、2死2塁で明石が石川の直球を逆方向へ打ち返し、詰まりながらもレフト前ヒット。2塁走者・長谷川が生還し、ホークスが1-1の同点に追いつきます!打った明石は悪送球の間に3塁まで進みました。
5回、ホークスは先頭の高谷が左中間を破る2塁打を放ち、続く中村晃が送りバントを決め、1死3塁とする。犠牲フライでも勝ち越しの場面で、本多が低めの変化球を強振し、ライト前タイムリーヒット!高谷が生還し、ホークスが2-1と逆転に成功します。
6回、味方の援護を貰ったバンデンハークが2アウトから2つの四死球でランナーを背負ったが、鈴木を1塁ゴロに打ち取り0点に抑える。ホークスは6回裏に松田の2塁打、明石四球、今宮ヒットで1死満塁と追加点のチャンスだったが、高谷が投手ゴロ→本塁ゲッツーでチャンスを潰してしまう。
ホークス1点リードで試合は終盤に入り、7回に2番手・岩嵜翔が3者凡退の好リリーフを見せると、8回は3番手・スアレスがデスパイネから三振を奪うなど3者凡退。中継ぎ陣の好投に打線も応え、8回裏に内川のヒットと2つの四球で1死満塁と攻め立て、今宮がロッテ5番手・西野勇士からレフト前へのタイムリーヒットで2点を追加!4-1とロッテを突き放します。
そして9回は、守護神・サファテが3者連続三振締めでゲームセット!ホークスが4-1でロッテを下し、2連勝でファーストステージを突破しました!



2016年10月9日 クライマックスシリーズ ヤフオクドーム
ソフトバンク対ロッテ 2回戦
(ソフトバンク2勝0敗◇観衆38500人)
ロ 100 000 000  1
ソ 000 110 02X  4
勝利投手 [ソ] バンデンハーク(1勝)
敗戦投手 [ロ] 石川(1敗)
セーブ [ソ] サファテ(2S)
本塁打 [ロ] 清田 2号(1回表ソロ)


ファーストステージ第2戦も清田選手の先頭打者ホームランから始まりましたが、ホークスが中盤に同点に追いつき、8回には満塁から今宮選手の2点タイムリーヒット、9回は守護神・サファテが締めるという前日と同じ試合展開となりました。2位・ホークスがロッテに連勝し、ファイナルステージに駒を進めることになりました。近年は3位のチームがファーストステージを突破していましたが、2位のチームが勝利したのは2009年の楽天以来となります。また、ホークスはCSで2014年から6連勝、VSロッテ戦に至っては5連勝です。
一方のロッテは、ポストシーズンの第1ステージ敗退は今回が初めてとなります。ホークスが2年続けてロッテの「下剋上」を阻止しちゃいました。
先発のバンデンハーク投手は、6回まで106球を投げて、被安打5・6奪三振・3四死球・1失点という内容。初回にいきなりプレーボール弾を浴びたり、ランナーを2人背負ったりと苦しんだけど、2回以降はランナーを出しながらも粘りの投球で得点を与えませんでした。シーズン終盤に敵地で連敗を喫しましたが、ヤフオクドームでは良いピッチングを見せましたね。
中継ぎ陣では、岩嵜、スアレス、サファテの3投手が全員パーフェクトピッチング。スアレス投手は2試合続けて1人の走者を出さず、サファテ投手は見事な3者連続三振でパリーグセーブ王の貫禄を見せ付けました。
打線の方はチーム全体で8安打。この日スタメンに起用された明石選手は、4回に同点タイムリーヒットを放ち勝利に貢献。3球連続でファウルで粘った後、内角の球をレフト方向へ運びました。この日は四球を3度も選び、全打席で出塁しました。
4回に逆転のタイムリーヒットを放った本多選手は、石川投手の低めに落ちる緩いカーブを鋭く弾き返しました。快心の一打に本多選手も大喜びでした。今宮選手はまたも8回に満塁のチャンスでタイムリーヒット。この日はロッテの抑え・西野投手から、札幌行きを決定付ける一打を放ちました。この2試合で4打点を挙げた今宮選手、文句なしでファーストステージのMVPでしょう。ファイナルでも勝負強いバッティングを見せて欲しいですね。
ロッテを破って札幌行きの切符を掴んだホークス。12日から始まるファイナルステージで、札幌ドームでパリーグ王者・北海道日本ハムファイターズに挑みます。レギュラーシーズンでは9勝15敗1分けと負け越している日ハムにリベンジを果たすのは正直難しいと思いますが、意地を見せてもらいたいです。






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