日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

サファテが復帰登板でセーブを挙げる!武田翔太は7奪三振で開幕ローテ入りに望み繋ぐ!

2019年03月13日 | HAWKS

オープン戦を戦っている福岡ソフトバンクホークスは、12日から読売ジャイアンツを迎えての3連戦。北九州で行われた12日の試合は、2-4で敗れました。13日の2戦目は、ケガからの復活を目指す「キング・オブ・クローザー」サファテ投手が約1年ぶりの実戦登板に臨みました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク        巨人
1(二)川島慶三    (二)吉川尚輝
2(遊)今宮健太    (中)丸佳浩
3(中)柳田悠岐    (遊)坂本勇人
4(指)デスパイネ   (一)岡本和真
5(左)グラシアル   (指)ビヤヌエバ
6(一)内川聖一    (右)陽岱鋼
7(右)上林誠知    (左)ゲレーロ
8(三)松田宣浩    (三)マルティネス
9(捕)甲斐拓也    (捕)炭谷銀仁朗
 (投)東浜巨     (投)髙橋優貴



ソフトバンク・東浜VS巨人・高橋の先発で始まったこの試合、1回にホークスは2死から柳田が相手のエラーで出塁すると、4番・デスパイネがセンター前ヒットを放って1,2塁のチャンスを作り、グラシアルが3球目を叩いてセンター前へのタイムリーヒットで1点を先制。なおも2人の走者を置いて、内川もセンター前タイムリーを放ち1点追加。3連打で2点を奪いました。
しかし2回、陽岱鋼とゲレーロに続けて四球を与えると、2死後に炭谷にヒットを浴びて2死満塁のピンチを背負い、1番・吉川尚にライト前への2点タイムリーヒットを浴び、2-2の同点とされる。
3回、東浜が先頭打者を出した後に内野ゴロで1死を取ったところで降板。奥村政稔が2番手で登板し、1死1,2塁のピンチでゲレーロを空振り三振、マルティネスを2塁フライに仕留めて0点に抑えます。
その裏、柳田が四球を選び、2死2塁でグラシアルが変化球を捉えてレフト前ヒット。2塁から柳田が生還し、3-2とホークスが勝ち越しに成功します。
4回からは武田翔太が3番手で登板。先頭の炭谷にいきなりヒットを許すが、吉川から空振り三振を奪うと、丸をフォークボールで空振り→盗塁を試みた1塁走者も2塁でアウトとなって三振ゲッツー。5回には坂本にファウルで粘られながらも、10球目のストレートが決まって見逃し三振。岡本とビヤヌエバにも三振で切って取り、3者連続三振の快投。6回も2つの三振を奪い、3イニングを無失点に抑えました。
7回はドラフト1位の甲斐野央が登板し、2つの三振を奪って3者凡退の好投を披露しました。
1点リードのまま迎えた9回、守護神・サファテがオープン戦初登板。最初の打者・中島宏之にレフト前ヒットを許すと、石川慎吾にもヒットを打たれ、無死1,2塁のピンチ。この後、相手のバントミスと内野フライで2死を取るが、四球の走者を出して満塁となる。同点&逆転は許されない場面でしたが、田中俊太をレフトフライに退けて3アウト。サファテの初登板は無失点で終えました。


プロ野球オープン戦 2019年3月13日(水)
ソフトバンク vs 巨人 2回戦 ヤフオク
(1勝1敗、観衆39050人)
G 020 000 000 2
H 201 000 00X 3
勝敗投手
勝:奥村(1勝)
S:サファテ(1S)
負:高橋(1敗)



巨人とのオープン戦2戦目は、巨人先発・高橋投手から3点を奪い、投手陣も武田投手が3イニング無失点、サファテ投手もピンチを作りながらも0点で凌ぎました。試合もホークスが3-2で勝利し、前日の借りを返しました。
打線の方は、グラシアル選手が2打席連続でタイムリーヒット。最初の打席でセンター前ヒットで先制点を叩き出すと、2打席目はレフト前への勝ち越し打を放ちました。ここまでの打率は.412と好調キープです。ようやくチームに合流し、オープン戦初先発で4番に座ったデスパイネ選手も1安打を記録しています。
投手陣はというと、先発の東浜投手が3回途中まで被安打3・4四死球・2失点。初回は無失点に抑えたけど、2回は続けて四球を与えた後、2死満塁でタイムリーヒットを打たれました。土曜日のヤクルト戦も1イニングを投げて3失点。左わき腹痛の影響がまだ残ってるのでしょうか。東浜投手の後に登板した奥村投手は、ランナーを出しながらも得点を許さず。その直後にホークスが勝ち越し点を挙げたので、勝利投手となりました。オープン戦ながら「プロ初勝利」を挙げたことで、開幕1軍に前進か。
4回から登板した武田投手は、3イニングを投げて7つの三振を奪いました。吉川選手からビヤヌエバ選手まで5者連続三振、6回もゲレーロとマルティネスを続けて三振。2試合続けてKOを喫し、今回も内容が悪かったら2軍降格だろうと思いましたが、見事な投球でした。開幕ローテーション入りもあるなこれは。
サファテ投手は久しぶりの実戦登板で緊張したのか、連打と四球で満塁の走者を背負いました。それでも最後のバッターを打ち取ったときは、安堵の笑顔が見られました。三振がなく、ストレートも最速150キロ止まり。本調子ではないけど、セーブポイントが付いたのは収穫といえそう。キングの完全復活を心から願っています。








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