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暑すぎてつらい。

YBCルヴァンカップ2016決勝 浦和レッズが10年ぶりの国内タイトル獲得!

2016年10月15日 | soccer

サッカー「2016 JリーグYBCルヴァンカップ」の決勝戦が15日、埼玉スタジアム2002で行われました。前身の「ヤマザキナビスコカップ」からリニューアルされた今年は、現在リーグ戦で年間1位の浦和レッズと、3年連続で決勝に進出したガンバ大阪が対戦。両チームは2週間前にも対戦し、その時は浦和が4-0と圧勝しました。「ルヴァンカップ初代王者」を懸けた一戦は、PK戦まで縺れ込みました。



両チームのスタメン
[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 14 米倉恒貴
DF 5 丹羽大輝
DF 6 金正也
DF 4 藤春廣輝
MF 21 井手口陽介
MF 15 今野泰幸
MF 11 倉田秋
MF 19 大森晃太郎
MF 7 遠藤保仁
FW 9 アデミウソン


[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 6 遠藤航
DF 5 槙野智章
MF 24 関根貴大
MF 10 柏木陽介
MF 22 阿部勇樹
MF 3 宇賀神友弥
MF 9 武藤雄樹
MF 13 高木俊幸
FW 30 興梠慎三



前半、立ち上がりから浦和がペースを握り、前半9分に遠藤航の縦パス→関根がワントラップから左足ミドルシュートを放ったが、ガンバGK東口の好セーブに阻まれる。ガンバは前半14分にアデミウソンがペナルティエリア内で相手DFをかわしたが、シュートは不発。前半17分、ガンバは自陣で相手ボールを奪うと、遠藤保の蹴ったボールがアデミウソンに渡る。アデミウソンは自陣からドリブルでDFを振り切ると、そのままシュートをゴールネットに流し込む。アデミウソンの個人技でガンバが1点を先制します。
1点を追う浦和は、20分に柏木の左CKを槙野が頭で合わせたが、ゴール右に外れる。ガンバは28分に右サイド倉田がグラウンダーのパス→中央で遠藤スルー→逆サイドのアデミウソンが左足でシュートを放つも、GK西川に防がれる。ガンバはさらにPA内で攻めるも、ファウルを取られた。浦和は36分に宇賀神に代えてMF駒井善成が入る。前半のうちに交代枠を1枚使う羽目に。前半は1-0でガンバのリードで終了。

後半、浦和が開始早々から攻め立てます。後半2分に駒井が飛び込むもダメ。3分には武藤のスルーパス→興梠が右サイドでフリーになるもオフサイド。後半4分には左サイドで関根がクロス→ニアサイドで武藤がヘディングシュートを放つも枠外。後半8分には阿部勇樹が正面からミドルシュートを放つも、大きく外れる。11分には左サイド高木→武藤のシュートも決まらず。
防戦気味だったガンバも、後半15分に左サイドのクロスに遠藤保がシュートを放つも、GK西川にキャッチされる。後半17分には大森がPA左からシュートを打つも枠外。後半20分にアデミウソンに代えてFW長沢駿を投入。22分、カウンターから倉田が右サイドからシュートを狙ったが、GKにキャッチされます。
後半25分、浦和は武藤に代えてFWズラタンを投入。その直後のFKでズラタンがヘディングシュートを狙うも決まらず。後半30分、駒井ドリブルから左サイドへパス→関根→高木の右足シュートはガンバGK東口が横っ飛びでセーブ。高木のシュートも見事だったが、あと一歩及ばず。浦和はCKのチャンスを獲得したところで、高木に代えてFW李忠成
を入れる。すると右CKの場面で、李が頭で押し込んでゴール!李が出場していきなりゴールを奪い、浦和が1-1の同点に追いつきます!

試合は1-1のまま90分が終了。延長戦に入り、浦和は延長前半11分に駒井パス→李がシュートを狙うも左に外れる。ガンバは延長後半14分、MF藤本淳吾のスルーパス→FW呉屋大翔が右足でシュートを放ったが、ポスト右に直撃。ボールはゴールライン上に転がったが、浦和DF森脇が間一髪で掻き出してクリアした。結局延長でも決着がつかずPK戦へ。
迎えたPK戦、両チームとも3人目まで全員が成功。迎えた4人目、先攻のガンバは呉屋がキッカーを務めたが、シュートは浦和GK・西川に止められて失敗。対する後攻・浦和の李はしっかりと決める。5人目、「外せば終わり」のガンバは、遠藤保がゴール右隅に突き刺す。優勝に王手をかけた浦和は、5人目・遠藤航が担当。遠藤航は右側にしっかりと決めて勝負あり。浦和レッズがPK戦の末、ガンバ大阪を下しました。




今年のルヴァンカップ決勝戦は、120分間+PK戦の死闘となりましたが、浦和レッズが優勝を果たしました。ナビスコ杯時代の2003年以来13年ぶり2度目のリーグ杯制覇で、第86回天皇杯(2006年度)以来10年ぶりの国内タイトル獲得となります。(2007年ACLで優勝経験あり)
レッズは毎年のようにガンバにタイトル獲得を阻止されてきました。2014年にはリーグ優勝に王手をかけながらも直接対決で敗れ、その後のリーグ戦でも未勝利に終わり優勝を逃す。2015年にはチャンピオンシップの準決勝でガンバに勝てず、さらには今年元日の天皇杯決勝戦でもガンバの前に敗戦。しかし、今回のルヴァン杯決勝でようやくガンバの壁を破ることができました。
優勝の立役者となった李忠成選手は、後半30分すぎにピッチに入ると、ファーストプレーで同点ゴールを挙げました。このワンプレーで今大会の最優秀選手に選ばれました。いやぁ~、ペトロヴィッチ監督の交代策が即座に的中しましたね。途中出場で結果を出すあたりもすごいけど、李選手は大舞台で活躍するよなあ…。
敗れたガンバ大阪は、2年連続で準優勝。前半にアデミウソン選手が約50mもドリブルで持ち込んで先制ゴールを挙げたんですが、その1点のリードを守りきれず。PK戦ではルーキーの呉屋選手が失敗してしまいました。呉屋選手は延長戦でも惜しいシュートがありましたな…。本人にとっていい経験になったはずだ。

10年ぶりに国内タイトルを獲得した浦和レッズ。現在J1リーグの第2ステージで首位キープ、年間総合でも勝ち点67で首位に立っています。しかも公式戦で現在9戦無敗と絶好調。ルヴァン杯優勝の勢いに乗って、J1リーグと天皇杯でも優勝できるでしょうか。






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キタサンブラック秋初戦の京都大賞典を快勝。MCS南部杯はコパノリッキーがレコード勝ち!

2016年10月10日 | HAWKS

10月3連休の最終日だった10日(体育の日)は、京都競馬場で「京都大賞典」が、盛岡競馬場では秋のダートマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ南部杯が行われました。京都では北島三郎さんの所有馬・キタサンブラックが登場し、盛岡ではコパノリッキー、ベストウォーリア、ホッコータルマエのダートGⅠ馬3頭が参戦しました。



京都のメイン・第51回京都大賞典(GⅡ・芝2400m)には、GⅠ2勝の①キタサンブラックの他に、2015年⑩ラブリーデイ、2014年④ラストインパクト、2013年⑨ヒットザターゲットの京都大賞典の歴代優勝馬、さらには2連勝中の⑥ヤマカツライデン、有馬記念2着⑧サウンズオブアース、③アドマイヤデウスなどが出走しました。
揃ったスタートで始まったこのレース、キタサンブラックが行くかと思いきや、ヤマカツライデンがキタブラより前に出て先手を取った。ラブリーデイが3番手につけ、アドマイヤデウス4番手、ラストインパクト5番手、サウンズオブアースは7番手で正面スタンド前を通過した。
1,2コーナーの中間点~向正面に入り、ヤマカツライデン先頭、キタサンブラック2番手、アドマイヤデウスとラブリーデイが3,4番手で並走。その後ろの5番手にラストインパクト、内側6番手にヒットザターゲット、外側7番手に⑤タマモベストプレイ、8番手にサウンズオブアースが控える。後方は⑦アクションスター、②ファタモルガーナと続く。
3コーナーを回り、ライデンがまだ先頭、キタブラが少し差を詰める。3番手のラブリーは頭が上がっている。外からラスパクがデウスとラブリーをかわし、3番手に浮上した。サウンズはまだ8番手待機。4コーナー手前でキタブラがライデンに並んだ。
最後の直線コースに差し掛かったところで、キタサンブラックが先頭に躍り出る。2番手争いではアドマイヤデウス・ラブリーデイ・ラストインパクト・ヤマカツライデンが競り合う。ゴールまで残り200mを切り、キタブラが抜け出し、デウスとラブリーが追いかけ、ゴール前でデウスが2番手に上がりキタブラに迫ったが、キタブラがそのまま先頭ゴールイン!キタサンブラック、秋初戦をキッチリ勝利!3度目のGⅠタイトル獲得へ好発進です!


GⅠ馬と歴代優勝馬が集結した京都大賞典は、単勝1番人気だったキタサンブラックの完勝に終わりました。アドマイヤデウスがクビ差の2着、連覇を狙ったラブリーデイは3着。3番人気だったサウンズオブアースはその後の4着に終わっています。
勝ったキタサンブラックは、これで重賞5勝目。京都コースでは3戦3勝と負け知らずです。鞍上の武豊騎手はこのレースで8勝目です。今回は12戦目にして初めての1番人気でしたが、そのプレッシャーを全く感じさせない余裕の勝利。スタートから2番手で追走し、4コーナーのところでは馬なりのまま先頭に立ち、その後はアドマイヤデウスとラブリーデイの追撃を振り切りました。
秋初戦のレースでしっかり勝ち切ったキタブラは、秋の天皇賞には向かわず、11月末のジャパンカップに向かう予定。もし優勝したら、府中でも「まつり」を歌うのだろうか?「与作」でも「兄弟仁義」でもいいけどね。







盛岡競馬場の第29回マイルチャンピオンシップ南部杯(GⅠ・ダート1600m)は14頭立ての予定でしたが、④ヒミノコンドル(岩手)が出走取消のため、13頭立てで争われました。JRA勢からは、史上2頭目の南部杯3連覇を狙う⑬ベストウォーリア、ダートGⅠ通算10勝の⑩ホッコータルマエ、GⅠ2連勝中の⑫コパノリッキーのほかに、フェブラリーステークス3着の⑧アスカノロマン、⑤レーザーバレット、⑨ラテンロックも参戦。地方からは③ライズライン、⑪シークロムの地元・岩手勢の他に、①オグリタイム(北海道)、②ナムラビクター(北海道)が出走しました。
2コーナーの奥ポケットからのスタートは、13頭ほぼ綺麗に揃う。長い引き込み線での先行争いで、ホッコータルマエ、コパノリッキー、ベストウォーリア、⑭ロイヤルクレスト(北海道)の4頭が行ったが、向正面に入ったところで、ロイヤルクレストがハナに立つ。ホッコータルマエが2番手に控え、コパノリッキーが3番手。ベストウォーリア・アスカノロマン・シークロムが4番手集団を形成し、ラテンロックがその後ろの7番手を進む。中団には、内側8番手にレーザーバレット、外側9番手ライズライン、ナムラビクターが10番手、11番手に⑦メイショウパーシー(高知)、12番手にオグリタイム。⑥タッチデュール(笠松)が集団から遅れて最後方。
3コーナーを通過し、タルマエが先頭のクレストに接近し、3番手のリッキーが前の2頭をじっくり見ている。アスロマとウォーリアが4,5番手から前を追い、レーザーが内ラチ沿いから一気に上昇し、先頭集団に追いついた。
4コーナー~直線コースに入り、内側のレーザーバレット、真ん中ホッコータルマエ、外側コパノリッキーと3頭が横に並ぶが、残り200mでリッキーが先頭に立つ。ベストウォーリアが2番手に上がったが、リッキーが押し切ってゴールイン!コパノリッキー、これでダートGⅠ3連勝!


秋のダートマイル王決定戦・MCS南部杯は、単勝1番人気のコパノリッキーが優勝。道中3番手追走から直線抜け出し、ベストウォーリアを抑えての快勝でした。2番人気だったベストウォーリアが2着、ホッコータルマエが3着に入り、GⅠ馬が上位を占めました。3番人気のアスカノロマンは4着。地方勢はライズラインの7着が最高でした。
かしわ記念&帝王賞に続き、ダートGⅠ3連勝を果たしたコパノリッキーは、南部杯初勝利。ダートGⅠ通算8勝目をマーク。鞍上の田辺裕信騎手&村山明調教師も同レース初勝利です。2014年の東京大賞典以来のコンビ復活だったけど、やっぱり強かった。勝ちタイム・1分33秒5は、従来の盛岡1600mのコースレコードを1秒以上も更新したどころか、クロフネの持つJRAレコード(1分33秒3)に0.2秒差に迫る好タイムです。
この後は11月3日に川崎競馬場で開催されるダートの祭典・JBCに参戦予定。クラシックで3連覇を目指すのか、まさかのスプリント参戦の可能性もあるでしょう。1400mとマイルより1ハロン短くなるけど、普通に勝っちゃったりして。リッキーは今年だけでGⅠを3回も制覇。年内にもあと1~2回はGⅠタイトルを取れると思います。王者の快進撃を止める馬は現れるのか?




10月16日は、京都競馬場で3歳牝馬のGⅠ競走・第21回秋華賞が行われます。紫苑ステークスを圧勝したビッシュ、桜花賞馬・ジュエラーのほかに、ヴィブロス、パールコード、フロンテアクイーン、カイザーバル、レッドアヴァンセ、クロスコミアなどが登録しております。オークス馬・シンハライトが左前浅屈腱炎で回避したため、ビッシュVSジュエラーの2強ムード。3歳牝馬の最後の1冠は誰の手に?








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ホークスがロッテに連勝し、ファーストステージ突破!札幌でパリーグ王者・日本ハムと激突だ!

2016年10月10日 | HAWKS

プロ野球の「2016 日本通運 クライマックスシリーズ パ」のファーストステージ、福岡ソフトバンクホークスVS千葉ロッテマリーンズの第2戦が9日、福岡ヤフオクドームで行われました。8日の初戦は、8回ウラにホークス・今宮健太選手が2点タイムリーヒットを放ち、ホークスが4-3でロッテに競り勝ちファイナルステージ進出に王手をかけました。もし第2戦でホークスが勝つか引き分けた場合、ファイナル進出が決まります。



両チームのスタメン
  ソフトバンク       千葉ロッテ
1(右)中村晃      (右)清田育宏
2(二)本多雄一     (中)加藤翔平
3(中)柳田悠岐     (左)角中勝也
4(指)内川聖一     (指)デスパイネ
5(指)長谷川勇也   (一)福浦和也
6(左)松田宣浩     (二)ナバーロ
7(一)明石健志     (遊)鈴木大地
8(遊)今宮健太     (捕)田村龍弘
9(捕)髙谷裕亮     (三)中村奨吾
 (投)バンデンハーク (投)石川歩


第2戦の先発投手は、ソフトバンク・バンデンハークVSロッテ・石川。ホークスは明石が7番ファーストでスタメン入り。


1回、ホークス先発・バンデンハークが、ロッテ先頭・清田の初球ストレートを狙われ、左中間のホームランテラスへのソロ本塁打を浴びる。2日続けて先頭打者本塁打で先制された。バンデンハークは清田の一発で動揺したのか、加藤に2塁打、角中に四球を与えて無死1,2塁のピンチを作ったが、デスパイネを併殺打に打ち取り2アウト。さらに福浦を空振り三振に切って取り、1点で切り抜けました。
1点を追うホークスは、2回に長谷川のヒット、明石の四球で2死1,2塁と一打同点のチャンスを掴んだが、今宮が凡退して同点ならず。
4回、バンデンハークがロッテ打線を3者凡退に封じ、その裏のホークスの攻撃で、1死後に長谷川が四球を選び、2死2塁で明石が石川の直球を逆方向へ打ち返し、詰まりながらもレフト前ヒット。2塁走者・長谷川が生還し、ホークスが1-1の同点に追いつきます!打った明石は悪送球の間に3塁まで進みました。
5回、ホークスは先頭の高谷が左中間を破る2塁打を放ち、続く中村晃が送りバントを決め、1死3塁とする。犠牲フライでも勝ち越しの場面で、本多が低めの変化球を強振し、ライト前タイムリーヒット!高谷が生還し、ホークスが2-1と逆転に成功します。
6回、味方の援護を貰ったバンデンハークが2アウトから2つの四死球でランナーを背負ったが、鈴木を1塁ゴロに打ち取り0点に抑える。ホークスは6回裏に松田の2塁打、明石四球、今宮ヒットで1死満塁と追加点のチャンスだったが、高谷が投手ゴロ→本塁ゲッツーでチャンスを潰してしまう。
ホークス1点リードで試合は終盤に入り、7回に2番手・岩嵜翔が3者凡退の好リリーフを見せると、8回は3番手・スアレスがデスパイネから三振を奪うなど3者凡退。中継ぎ陣の好投に打線も応え、8回裏に内川のヒットと2つの四球で1死満塁と攻め立て、今宮がロッテ5番手・西野勇士からレフト前へのタイムリーヒットで2点を追加!4-1とロッテを突き放します。
そして9回は、守護神・サファテが3者連続三振締めでゲームセット!ホークスが4-1でロッテを下し、2連勝でファーストステージを突破しました!



2016年10月9日 クライマックスシリーズ ヤフオクドーム
ソフトバンク対ロッテ 2回戦
(ソフトバンク2勝0敗◇観衆38500人)
ロ 100 000 000  1
ソ 000 110 02X  4
勝利投手 [ソ] バンデンハーク(1勝)
敗戦投手 [ロ] 石川(1敗)
セーブ [ソ] サファテ(2S)
本塁打 [ロ] 清田 2号(1回表ソロ)


ファーストステージ第2戦も清田選手の先頭打者ホームランから始まりましたが、ホークスが中盤に同点に追いつき、8回には満塁から今宮選手の2点タイムリーヒット、9回は守護神・サファテが締めるという前日と同じ試合展開となりました。2位・ホークスがロッテに連勝し、ファイナルステージに駒を進めることになりました。近年は3位のチームがファーストステージを突破していましたが、2位のチームが勝利したのは2009年の楽天以来となります。また、ホークスはCSで2014年から6連勝、VSロッテ戦に至っては5連勝です。
一方のロッテは、ポストシーズンの第1ステージ敗退は今回が初めてとなります。ホークスが2年続けてロッテの「下剋上」を阻止しちゃいました。
先発のバンデンハーク投手は、6回まで106球を投げて、被安打5・6奪三振・3四死球・1失点という内容。初回にいきなりプレーボール弾を浴びたり、ランナーを2人背負ったりと苦しんだけど、2回以降はランナーを出しながらも粘りの投球で得点を与えませんでした。シーズン終盤に敵地で連敗を喫しましたが、ヤフオクドームでは良いピッチングを見せましたね。
中継ぎ陣では、岩嵜、スアレス、サファテの3投手が全員パーフェクトピッチング。スアレス投手は2試合続けて1人の走者を出さず、サファテ投手は見事な3者連続三振でパリーグセーブ王の貫禄を見せ付けました。
打線の方はチーム全体で8安打。この日スタメンに起用された明石選手は、4回に同点タイムリーヒットを放ち勝利に貢献。3球連続でファウルで粘った後、内角の球をレフト方向へ運びました。この日は四球を3度も選び、全打席で出塁しました。
4回に逆転のタイムリーヒットを放った本多選手は、石川投手の低めに落ちる緩いカーブを鋭く弾き返しました。快心の一打に本多選手も大喜びでした。今宮選手はまたも8回に満塁のチャンスでタイムリーヒット。この日はロッテの抑え・西野投手から、札幌行きを決定付ける一打を放ちました。この2試合で4打点を挙げた今宮選手、文句なしでファーストステージのMVPでしょう。ファイナルでも勝負強いバッティングを見せて欲しいですね。
ロッテを破って札幌行きの切符を掴んだホークス。12日から始まるファイナルステージで、札幌ドームでパリーグ王者・北海道日本ハムファイターズに挑みます。レギュラーシーズンでは9勝15敗1分けと負け越している日ハムにリベンジを果たすのは正直難しいと思いますが、意地を見せてもらいたいです。






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毎日王冠2016 紅一点・ルージュバックがまたもや牡馬を捻じ伏せた!

2016年10月09日 | 競馬

今週の中央競馬は、土・日・月の3日間開催。9日は東京競馬場で伝統のスーパーGⅡ・第67回毎日王冠(芝1800m・12頭立て)が行われました。このレースは出走メンバー12頭中、重賞ウィナー11頭も参戦。安田記念で3年ぶりのGⅠ制覇を果たした⑨ロゴタイプ、2014年マイルCS覇者⑧ダノンシャーク、重賞2勝⑦アンビシャス、前走のエプソムカップで復活勝利を挙げた⑩ルージュバック、他にも⑪ウインフルブルーム、⑦ディサイファ、②ステファノス、⑥マイネルミラノなどが参戦しました。



スタートでディサイファとウインフルブルームの2頭がポンと飛び出したが、マイネルミラノが押して先手を奪い取る。フルブルームが2番手につけ、ロゴタイプ3番手、ディサイファは4番手に下げた。5番手グループには、ステファノス、③クラレント、ダノンシャーク、⑫ロサギガンティアの4頭が一団を形成する。アンビシャスは9番手に控え、内側10番手に④ロンギングダンサー、11番手にルージュバック、①ヒストリカルがポツンと最後方を追走する。
3コーナーを通過し、先頭のミラノは前半1000mを60秒3で通過。フルブルームが2番手を維持し、ロゴタイプが3番手に上がり、シャークがロゴの背後につける。アンビシャスは中団より後ろ、ルージュとステファノスはまだ後方待機。
直線コースに入り、マイネルミラノがまだ先頭だが、ウインフルブルームとロゴタイプ、ダノンシャークが差を詰める。しかし、ゴール残り200mのところで、外から追い込んだアンビシャスとルージュバックの抜け出す。2頭のマッチレースはゴール前まで続き、最後はルージュバックがわずかに前に出てゴールイン!アンビシャスはクビ差の2着。


毎日王冠 全着順&払戻金 
1着⑩ルージュバック     1分46秒6
2着⑦アンビシャス       クビ
3着①ヒストリカル       3馬身
4着④ロンギングダンサー  1馬身1/4
5着②ステファノス       1/2馬身
6着⑤ディサイファ
7着⑪ウインフルブルーム
8着⑧ダノンシャーク
9着⑨ロゴタイプ
10着③クラレント
11着⑫ロサギガンティア
同着⑥マイネルミラノ

単勝 ⑩ 330円        
複勝 ⑩ 160円 ⑦ 180円 ① 1250円
枠連 [6]-[7] 480円        
馬連 ⑦-⑩ 800円        
ワイド ⑦-⑩ 400円 ①-⑩ 4060円 ①-⑦ 4860円
馬単  ⑩-⑦ 1440円        
3連複 ①-⑦-⑩ 18540円        
3連単 ⑩-⑦-① 61710円


秋の古馬GⅠ戦線を占う一戦・毎日王冠は、単勝1番人気のルージュバックと3番人気・アンビシャスのマッチレースとなりましたが、ルージュバックが最後にアンビシャスを競り落として優勝しました。アンビシャスは2着、3着には11番人気の伏兵・ヒストリカルが入りました。ヒストリカルはスタートからしんがりにいたんですが、直線で外からグイグイ伸びてました。4着のロンギングダンサーは最低の12番人気。低評価の2頭が揃って上位に入りましたねえ。なお、2番人気だったステファノスは5着、安田記念以来の実戦だったロゴタイプは9着でした。
ルージュバックはエプソムカップに続いての重賞2連勝。牝馬が毎日王冠を制したのは、1993年のシンコウラブリイ以来23年ぶりの快挙です。出走メンバー中唯一の牝馬でしたが、実力ある牡馬勢を捻じ伏せての勝利でした。勝ち方も前走と同じく、外からの差し切りでした。このレースに勝ったことにより、秋の天皇賞の優先出走権も獲得。距離が1ハロン伸びるけど、連勝の勢いで馬券圏内に入ると思う。デビュー時の輝きが戻ってきたので、いよいよ悲願のGⅠ制覇も見えてきた!?


3日間開催最終日の10日(体育の日)は、京都競馬場で「第51回京都大賞典」が行われます。春の天皇賞馬①キタサンブラックをはじめ、秋天連覇を目指す⑩ラブリーデイ、GⅠ2着2回の⑧サウンズオブアース、④ラストインパクト、⑥ヤマカツライデンなどが出走します。
同じ日には、地方・盛岡競馬場でマイルチャンピオンシップ南部杯(GⅠ)があります。⑫コパノリッキー、⑩ホッコータルマエ、⑬ベストウォーリアとGⅠ馬3頭が激突します。ウォーリアは史上2頭目の南部杯3連覇、タルマエはGⅠ最多勝利記録の更新(勝てば11勝目)、リッキーはGⅠ3連勝が懸かっています。どちらも負けられない戦いだ…。







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ホークス、CSファーストステージの初戦に勝利し、ファイナル進出に王手!

2016年10月08日 | HAWKS

プロ野球日本シリーズ出場権を懸けた戦い「クライマックスシリーズ」が8日に開幕。パリーグのファーストステージは、2位・福岡ソフトバンクホークスVS3位・千葉ロッテマリーンズが対戦。リーグ3連覇を逃したホークス、CSでレギュラーシーズンの雪辱を狙います。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      千葉ロッテ
1(左)中村晃      (右)清田育宏
2(二)本多雄一    (中)岡田幸文
3(中)柳田悠岐    (左)角中勝也
4(一)内川聖一    (指)デスパイネ
5(指)長谷川勇也   (一)井上晴哉
6(三)松田宣浩    (遊)鈴木大地
7(右)福田秀平    (二)ナバーロ
8(遊)今宮健太    (捕)田村龍弘
9(捕)細川亨      (三)中村奨吾
 (投)千賀滉大    (投)涌井秀章

第1戦の先発投手は、ソフトバンク・千賀VSロッテ・涌井。ホークスは骨折で残り試合欠場した柳田が3番センターでスタメン復帰。福田が7番ライトに入りました。



試合は初回からいきなり動きました。1回表、ホークス先発・千賀が、ロッテ1番・清田にスライダーを狙われ、左中間のホームランテラスへの先頭打者本塁打を浴びる。さらに2死後、4番・デスパイネに右中間スタンドへのソロ本塁打を浴びてしまい、初回で2点を失います。
2点を追いかけるホークスは、その裏に中村晃のヒット、本多の犠打で1死2塁とする。2死3塁で4番・内川がロッテ先発・涌井の初球を捉え、ライトフェンス直撃のタイムリー2塁打を放ち、1点を返します。
初回に2点を失った千賀は、2回に2つの三振を奪うと、3回には2死後に角中に四球を与えたが、前の打席で一発を浴びたデスパイネを空振り三振に仕留めてガッツポーズ。デスパイネに初回の雪辱を果たします。
ホークスは3回裏、2死走者無しで内川が涌井の2球目を狙い撃ち。レフトへ上がった打球は、ホームランテラスに突き刺さるソロ本塁打!4番の一発でホークスが2-2の同点に追いつきます。
4回、千賀がヒットと四球で2死1,2塁のピンチを背負うも、中村奨を3塁ゴロに打ち取り、無失点で切り抜ける。ホークスはその裏に、2死から中村四球、本多ヒットで1,2塁と勝ち越しのチャンスを得るも、柳田が内野ゴロに倒れて2者残塁。ホークスもランナー2人出すも、勝ち越し点を奪うことが出来ません。
千賀は5回にロッテ上位打線を3者凡退に抑えると、6回は中軸をしっかり封じ、7回は下位打線を寄せ付けず、3イニング連続で3者凡退。打線も千賀の好投に応えたいところでしたが、涌井の前に次の1点が取れません。
2-2の同点で迎えた8回、ホークスは先頭の内川がセンター前ヒット、続く長谷川が死球、松田も四球を選び、満塁の大チャンスを迎える。福田が倒れて1死後、今宮がロッテ2番手・内竜也の5球目を叩き、レフト前タイムリーヒット!ランナー2人が生還し、4-2とホークスが逆転します!
9回、守護神・サファテがデスパイネに一発を浴びたものの、後続を退けてゲームセット。4-3でホークスが初戦を制しました!




2016年10月8日 クライマックスシリーズ ヤフオクドーム
ソフトバンク 対 ロッテ 1回戦 
(ソフトバンク1勝◇観衆36077人)
M 200 000 001  3
H 101 000 02X  4
【勝】スアレス 1勝
【負】内 1敗
【S】サファテ 1S
本塁打
【ロ】清田1号 デスパイネ1号 デスパイネ2号
【ソ】内川1号


福岡ヤフオクドームで行われたパリーグのクライマックスシリーズ・ファーストステージの第1戦は、ホークスが4-3で競り勝ちました。内川選手が涌井投手から2打席連続で打点を挙げると、8回に1死満塁から今宮選手が2点タイムリーを放ちました。投げては千賀投手が7回2失点、8回に2番手のスアレス投手が3者凡退の快投。
最近はホークスを応援する気力も失せていたし、この試合も一切見ておらず、ブログに書く事も正直気が重かったです。でも、ネタが無いのも困るので、しょうがないけれど書いておきました。ホークスが勝って良かったし、大事なファーストステージの初戦を取ったんで、この勢いでファイナル進出しちゃうかもね?
先発の千賀投手は、7回まで被安打4・12奪三振・2四球・2失点。初回にいきなり2本の本塁打を浴びてしまいますが、2回から4回まで毎回ランナーを背負いながらも0点で切り抜け、5回から7回までは3イニング連続3者凡退。毎回奪三振どころか、ロッテのスタメン全員から三振を奪ってみせました。
勝利投手となったスアレス投手は、わずか7球で3人斬り。千賀投手とスアレス投手の好投が、ホークスに良い流れを与えたといっても良いかと思います。
8安打を記録した打線は、内川選手が3安打2打点の猛打賞。初回の打席で反撃のタイムリー2塁打を放つと、3回は同点ソロ弾、8回は勝ち越しの口火を切るヒットを放ちました。最初のライトフェンス直撃の一打は、もう少しでホームランかというような当たりでした。
8回に決勝打を打った今宮選手は、打った直後にガッツポーズが出ました。9月末に右肘の違和感で離脱しましたが、復帰初戦でしっかりと結果を残しました。この舞台で復活できてよかったなあ。右手薬指骨折から1軍に戻ってきた柳田選手は、この試合ノーヒット。2戦目以降に期待しましょう。
9日の第2戦の予告先発は、ソフトバンク・バンデンハークVSロッテ・石川歩となっています。もし第2戦でホークスが引き分け以上ならば、最終戦を待たずしてファイナルステージ進出が決定します。ホークスは石川投手に対して3勝1敗と相性が良く、それにバンデンハーク投手はVSロッテ戦で2勝0敗、ヤフオクドームでは負け無しです。日曜日も投打でロッテを上回る内容を見せてほしい。





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ハリルJAPAN、ホームでイラクに辛勝!山口蛍が日本を救った!

2016年10月06日 | soccer

ロシアワールドカップアジア最終予選・日本代表VSイラク代表の試合が6日、埼玉スタジアム2002で行われました。日本代表は初戦のUAE戦で逆転負けを喫しましたが、第3戦のアウェー・タイ戦は2-0で勝利して勝ち点3を獲得。2試合を消化した時点で、1勝1敗・勝ち点3でグループBの3位です。ロシアW杯に出場するには、1試合も落とせないし、さらに勝ち点を積み上げなければなりません。ホーム・埼スタで迎える第3戦、勝ち点3を手に出来たのか?



スタメンはこちら
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 6 森重真人
DF 19 酒井宏樹
DF 21 酒井高徳
DF 22 吉田麻也
MF 7 柏木陽介
MF 13 清武弘嗣
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 4 本田圭佑
FW 8 原口元気
FW 9 岡崎慎司

[イラク代表]
GK 20 モハメド・ハミード
DF 2 アハメド・イブラヒム
DF 6 アリ・アドナン
DF 14 スアド・ナティク
DF 15 ドゥルガム・イスマエル
DF 23 ワリード・サリム
MF 9 アハメド・ヤシーン
FW 8 アブドゥルラヒーム・カッラル
FW 10 アラー・アブドゥルザフラ(Cap)
FW 11 アムジェド・アットワン
FW 21 サード・アブドゥルアミール


日本はこの試合、香川真司がベンチスタート。代わりに清武がトップ下に入りました。タイ戦で先制点を挙げた原口がこの日も先発で起用されました。



前半開始3分、イラクは左サイドのCKから、ゴール前にいたサードがヘディングシュート。ボールはゴール右のポストに当たり、ノーゴール。いきなり危ないところだった。
立ち上がりはリズムをつかめずにいた日本でしたが、前半11分に柏木の縦パス→岡崎→清武がペナルティエリア外から左足を振り抜いたが、シュートはイラクGKに防がれる。13分には清武が前線へ浮き球パス→岡崎がPA内で倒れるもファウル無し。
0-0で迎えた前半26分、日本は自陣で原口が相手ボールをカット→清武がドリブルで持ち込んでから右サイドの本田へパス→本田がキープする間に清武が追い越す→清武グラウンダークロス→ニアサイドで原口がヒールで押し込んでゴール!原口の技ありゴールで日本が先制点を奪った!
その2分後、清武のパスを受けた本田が右足でシュートを打ったが、イラクGKの攻守に阻まれて追加点とはならず。
イラクは前半終了間際にカウンターを仕掛け、右サイドのクロス→アブドゥルゼフラがボレーを放ったが、GK西川がセーブする。前半は日本が1-0とリードして終了した。

後半に入り、日本は4分に右サイドで清武がスルーパスを入れ、岡崎がボールを受けるもクロスは相手DFに阻まれる。クロスが入れば絶好のチャンスだった。
後半15分、イラクが左サイドでFKを獲得。ヤシーンがセンタリングを上げると、アブドゥルアミールのヘディングシュートがゴールに吸い込まれる。イラクがセットプレーで1-1の同点とする。日本にとっては痛い失点となった。
勝ち越し点が欲しい日本は、後半22分に柏木に代えてMF山口蛍、後半30分に岡崎→FW浅野拓磨を投入。後半35分、左サイドで原口が右足クロス→ファーサイドで本田が頭で叩きつけたが、シュートはわずかに左に外れる。本田はその直後、FW小林悠と交代。
1-1の同点のまま時間は進み、このまま引き分けで終わるかと思われましたが、後半アディショナルタイムにドラマが起こります。後半50分、日本は左サイドで清武がFKを蹴り、ゴール前で味方が飛び込むもクリアされる。しかし、セカンドボールを山口が右足ダイレクトボレーシュート!これがゴールに突き刺さり、日本に勝ち越し点!山口のゴールが決勝点となり、日本が2-1でイラクを下しました!




前半に先制しながらもセットプレーで同点にされるという、9月1日のUAE戦と同じ展開になったので、またホームでの試合で勝てないかと思いました。しかし、日本の危機を救ったのは、後半途中から登場した山口蛍選手でした。終了間際に鮮やかな右足ボレーを決め、日本に勝ち点3をもたらしました。苦しみながらもイラクに勝利したハリルジャパン、最終予選2連勝&ホーム初勝利を挙げました。引き分けで勝ち点1止まりだったらロシアが遠くなっていたと思うので、大きな1勝になるかもしれない。ここから勢いづくといいですね。
そういえば、今年1月のU-23選手権の準決勝のイラク戦のときも、終了間際に日本が勝ち越してイラクに勝利。その再現が埼玉で起きました。93年の「ドーハの悲劇」もそうだけど、日本VSイラク戦は最後まで何が起きるか分かりません。
日本の救世主となった山口選手、相手のクリアボールによく反応し、シュートを選択できましたね~。試合後のインタビューでは「なんか入ってしまった」と言ってましたが、素晴らしい一撃でした。奇しくもこの日は26歳の誕生日。自身の誕生日にヒーローになるって、持ってる男だなぁ~。次のオーストラリア戦ではスタメンで使ってほしいです。
先制点を決めた原口選手は、前回のタイ戦に続き2試合連続ゴール。この前はヘディングでしたが、今回はおしゃれなヒールシュートでした。原口選手のゴールをアシストした清武選手も頑張りました。中央でドリブルを仕掛けると、右サイドで本田選手を追い越した後にラストパスを入れました。後半終了間際のFKでは自らキッカーを務めました。香川選手の代役だったけど、2得点に絡みました。
2連勝で「勝ち点6」とした日本代表は、11日にアウェーでオーストラリア代表と対戦します。W杯最終予選では、通算成績で1敗3引き分けと未だ勝利がありません。日本にとって次の試合が最終予選前半戦の「山場」となるでしょう。次戦も苦戦を強いられるかもしれないけど、どんな形でもいいから勝利をもぎ取って欲しいです。



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レッドファルクスが3連勝で秋の短距離王に!ビッグアーサーは12着大敗。

2016年10月02日 | 競馬

2016年秋のGⅠシリーズ開幕戦・第50回スプリンターズステークス(GⅠ・芝1200m 16頭立て)が10月2日、中山競馬場で行われました。スプリントGⅠ春秋連覇に挑む①ビッグアーサー、サマースプリントシリーズ連覇③ベルカント、高松宮記念で2着だった⑮ミッキーアイル、芝とダートの二刀流⑬レッドファルクス、2年前の覇者⑦スノードラゴン、2015年桜花賞馬⑫レッツゴードンキ、さらには②ブランボヌール、④ソルヴェイグ、⑤シュウジの3歳勢、⑪ダンスディレクター、マカヒキの姉⑭ウリウリ、⑯ネロが参戦しました。


単勝のオッズは、ビッグアーサーが単勝1.8倍で圧倒的な1番人気。2番人気がミッキーアイル(8.2倍)、3番人気レッドファルクス(9.2倍)。4番人気以降はダンスディレクター、シュウジ、ブランボヌール、レッツゴードンキ、ネロ、ソルヴェイグと続きました。
スタートでミッキーアイルとネロの8枠2頭が好スタート。ビッグアーサーもまずまずのスタート。前の争いでソルヴェイグとミッキーアイルの2頭が競り合い、アイルが先手を奪う。3番手にネロ、シュウジ4番手、ビッグアーサーは5番手に控えた。6番手サトノルパンの後ろの中団グループには、ベルカント・ブランボヌール・レッドファルクスの3頭が一団を形成。10番手スノードラゴン、11番手⑧サクラゴスペル、内側12番手③ティーハーフ、ダンスディレクターと⑩レッドアリオンが13,14番手で並び、レッツゴードンキが15番手、ウリウリが最後方を追走する。
3,4コーナー中間点を過ぎ、アイルが先頭、ネロとシュウジが2,3番手につける。ルパンとファルクスが好位追走、ソルヴェイグは内側、アーサーは馬群から抜け出せるのか?
最後の直線コースに差し掛かり、ミッキーアイルが逃げ粘りを図り、内側でソルヴェイグとシュウジ、真ん中にネロとサトノルパン、大外からレッドファルクスとスノードラゴンが追い上げる。ビッグアーサーは前が詰まって抜け出せず、ゴール残り100mで躓いて後退…。そしてゴール前、アイルが内で粘るところを、シュウジとソルヴェイグが迫るが、勢い良く脚を伸ばしたファルクスがアイルを捕らえてゴールイン!レッドファルクスがゴール手前で差し切りました!



スプリンターズステークス 全着順&払戻金
1着⑬レッドファルクス   1分07秒6
2着⑮ミッキーアイル     アタマ
3着④ソルヴェイグ       クビ
4着⑤シュウジ         クビ
5着⑦スノードラゴン      ハナ
6着⑯ネロ
7着⑨サトノルパン
8着③ティーハーフ
9着⑫レッツゴードンキ
10着⑥ベルカント
11着②ブランボヌール
12着①ビッグアーサー
13着⑭ウリウリ
14着⑩レッドアリオン
15着⑪ダンスディレクター
16着⑧サクラゴスペル


単勝 ⑬ 920円        
複勝 ⑬ 380円 ⑮ 290円 ④ 740円
枠連 [7]-[8] 2000円        
馬連 ⑬-⑮ 4490円
馬単 ⑬-⑮ 8240円        
ワイド ⑬-⑮ 1470円 ④-⑬ 3470円 ④-⑮ 3450円        
3連複 ④-⑬-⑮ 42230円        
3連単 ⑬-⑮-④ 180060円



秋のスプリント王者決定戦・スプリンターズステークスは、直線で混戦となりましたが、単勝3番人気のレッドファルクスが逃げるミッキーアイルをかわして優勝しました。2番人気のミッキーアイルはアタマ差の2着。またもやディープインパクト産駒で初のスプリントGⅠ馬誕生とはなりませんでした。3着のソルヴェイグは9番人気の低評価を覆す好走を見せ、3歳勢の中では最高順位でした。
そして、単勝1番人気だったビッグアーサーは12着と大敗。終始馬群に揉まれ、直線では前が詰まって行き場を失うと、躓いて失速してしまいました。福永祐一騎手も「最低の騎乗だった」と肩を落としていました。セントウルステークスのように、スタートからハナに立てばよかったのでしょうか?アーサーはデビューから掲示板(5着以内)を外したことが無かったんですが、今回初めて掲示板を外す結果に。やはりサクラバクシンオー産駒はスプリンターズステークスで勝てないですね…。
レッドファルクスは前走のCBC賞に続いての重賞制覇。欅ステークス(5月28日@東京、ダート1400m)からの3連勝でGⅠ初制覇を果たしました。スプリンターズステークス初勝利のミルコ・デムーロ騎手は、ゴール直後に勝利のガッツポーズ。ファルクスとのコンビは3戦3勝です。また、スウェプトオーヴァーボード産駒と尾関知人調教師はGⅠ初勝利です。
前走のCBC賞では外から一気に差し切ったレッドファルクス、今回も鋭い末脚を見せました。残り100mのところで加速すると、シュウジ・ソルヴェイグ・ミッキーアイルなどをまとめてかわしました。ミルコ騎手の騎乗ぶりも見事でしたよねえ。ファルクスは1200mのレースでは、芝とダートで4戦4勝。両方の馬場で勝ってるのは凄くないですか?次走は12月の香港スプリントか、それとも11月のダート短距離GⅠ・JBCスプリント(@川崎)に向かうのか。芝&ダートのスプリントGⅠ制覇の偉業も見てみたいが…。






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