耳袋秘帖
著者 風野真知雄

最近気に入って読んでいるシリーズです。
ことのきっかけは、池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」でした。
図書館に置いてある文庫本のシリーズに目がとまって読み始めました。
それを全巻20数冊すべて読み終わって、そのあとは同じ作者の「剣客商売」です。
こちらのほうはまだ途中で、行きつけの図書館にないものが残っています。
これをリクエストして取り寄せるのが、結構面倒なんです。
その合間に書庫が近くにあったこの本を見つけました。
じつは作者はまったく知りませんでした。
まずはお試しと第1巻を読んでみたら、これがけっこう面白い。
それ以来気に入ってコツコツと読んでいます。
さて、このお話の主人公はといいますと、実在の人物である「根岸鎮衛(ねぎしやすもり)」です。
佐渡奉行などを経て、数え年62歳で南町奉行になった人物で、なんと18年間も奉行を続けたということです。
下情に通じ、刺青のうわさもあることから、赤鬼奉行とも呼ばれたそうです。
なんとあの遠山金四郎の登場に先立って、「刺青奉行」と呼ばれたのはこちらが最初だそうです。
その著書に珍談奇談を集めた随筆「耳袋」があり、その著者としても知られるそうです。
その主人公のお奉行様が難事件を解決するという、捕り物帖ですね。
現在4冊目ですが、どれもなかなか面白いです。
この分ですと「剣客商売」よりも先に読み終わってしまいそうな勢いになっています。
時代物もいいもんですよ、皆さんもいかがですか?
著者 風野真知雄

最近気に入って読んでいるシリーズです。
ことのきっかけは、池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」でした。
図書館に置いてある文庫本のシリーズに目がとまって読み始めました。
それを全巻20数冊すべて読み終わって、そのあとは同じ作者の「剣客商売」です。
こちらのほうはまだ途中で、行きつけの図書館にないものが残っています。
これをリクエストして取り寄せるのが、結構面倒なんです。
その合間に書庫が近くにあったこの本を見つけました。
じつは作者はまったく知りませんでした。
まずはお試しと第1巻を読んでみたら、これがけっこう面白い。
それ以来気に入ってコツコツと読んでいます。
さて、このお話の主人公はといいますと、実在の人物である「根岸鎮衛(ねぎしやすもり)」です。
佐渡奉行などを経て、数え年62歳で南町奉行になった人物で、なんと18年間も奉行を続けたということです。
下情に通じ、刺青のうわさもあることから、赤鬼奉行とも呼ばれたそうです。
なんとあの遠山金四郎の登場に先立って、「刺青奉行」と呼ばれたのはこちらが最初だそうです。
その著書に珍談奇談を集めた随筆「耳袋」があり、その著者としても知られるそうです。
その主人公のお奉行様が難事件を解決するという、捕り物帖ですね。
現在4冊目ですが、どれもなかなか面白いです。
この分ですと「剣客商売」よりも先に読み終わってしまいそうな勢いになっています。
時代物もいいもんですよ、皆さんもいかがですか?