静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

喜楽@間違いない味

2018年11月12日 07時07分01秒 | ラーメン(静岡市内)
喜楽@間違いない味



 今日はラーメン放浪記です。
最近「街中華」のお店がどんどんと消えていきます。
かつて、(と言ってもかなり昔ですが)はどこの町内にも1軒必ず中華屋さんがありました。
定番でラーメン、チャーハン、タンメンなどのメニューがありました。

 昔は「ラーメン専門店」というのはあまりなかったような気がします。
大体が個人経営で、ご夫婦でやっているお店が多かったです。
最近はその手のお店がどんどん少なくなってきました。
もちろん原因があって、それは「高齢化」ですね。

 大体が後継者不足で、体が大変になってくるとそれで閉店というケースが多いようです。
これも時代の流れですから仕方のないことですが、昭和世代の私たちとしては寂しいものです。
専門店でも美味しいラーメンがありますが、私はやはり昔ながらのあっさりしたラーメンが大好きです。
今回はその街中華のお店でも静岡市内では一番だと思っているお店、「喜楽」さんにやってきました。

 こちらのお店は営業時間が短いです。
日曜祭日は定休で、平日のみ。
しかも午前11時半から午後1時半までのたった2時間だけという潔さです。
その開店時間を数分過ぎたあたりでお店に着きました。

 ところがどうしたわけか今日はお客さんがいらっしゃいます。
開店から5分も経っていないというのに、4人のお客さんがいるんで驚きました。
たぶんご近所の常連さんなので時間前に開けてくれたんでしょう。
私はカウンターの左端に座ります。

 お冷やが出て、決めていた「うま煮ラーメン(700円)」の注文です。
奥さんが厨房に入って行ってラーメン作りのお手伝いです。
しばらくたって私のうま煮ラーメンが出てきました。



 具にはキャベツ玉ねぎニンジンニラモヤシ、そして豚小間肉の炒めをあんかけにしたものが、たっぷり乗っています。
まずはコショーをたっぷりかけていただきます。
あ、熱い。
出来立て熱々で、やけどをしそうになってしまいました。



 これ良いなあ。
やっぱり料理は熱々でなくちゃいけません。
ふうふう言って、冷ましながらラーメンをいただきます。
おや、気のせいか今日の麺は少しカタメンになっていました。



 その硬さがかえって好ましいです。
私好みの細麺で、のど越しも良いし、最高のコンビですね。
そしてあっさりしているのにコクのあるスープ、野菜を炒めた油のバランスも良く、お箸がとまりません。

 お隣の若いサラリーマン風の男性は半チャーハンと味噌ラーメンあたりのセットでした。
700円のうま煮麺に150円足すだけで半チャーハンが付けられるんですから、これもお買い得ですね。
私もお腹が空いていればそうしますが、最近では持て余し気味なので遠慮しておきました。
あんかけのラーメンは冷めにくいので、最後まで熱いままで食べ終わることができました。

 お冷やを飲み干してお会計です。
お店にはあとからもどんどんお客さんが入ってきて、地元で大人気だということがよくわかります。
いつ行っても満足できる貴重なお店ですが、長く続けてほしいですね。



 ごちそうさまでした。


コメント
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