静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

餃子の王将@ラストオーダー

2018年12月10日 07時17分43秒 | ラーメン(静岡市内)
餃子の王将@ラストオーダー

 今年最後の浜松行きです。
どうも最近は心掛けが良くないらしく、今週も連続でお店に振られてしまいました。
とはいえこれは予想していたので今日の夕食は静岡に帰ってからということに決めました。
だがしかし、これが大失敗でした。

 この日の浜松は夕方から小雨が降っていましたが、お仕事が終わるころには止んでいました。
無事浜松駅に戻って、新幹線のホームで帰りのこだま号を待ちます。
電車が来るまであと15分ほど、ここまではまったく順調でした。

 ところが新幹線が到着する予定時刻の5分ほど前です。
駅のホームに突然のアナウンスが入ってきました。
「強風のため東海道新幹線は運転を一時停止しています」
どうやら掛川豊橋間で電車が止まってしまったようです。

 もう1本早ければまったく問題なかったわけですから、これは大ショックです。
仕方なくベンチに腰を下ろして待っていると、あたりは当然の激しい雨と風に変わりました。
これはまたものすごい嵐です。
さらには稲光が轟いて、ものすごいことになりました。

 ほんの10分ほどの間にこうも天候が変わるのかと、さすがに驚きました。
下り電車も止まっていて、ダイヤはまったく乱れています。
しかし待つこと20分ほど、何とか雨も止み、辺りも静かになりました。
そしてうれしいアナウンスです。

 「遅れていた上り列車が豊橋駅を出ました」
まずは上りの列車がホームに着きました。
しかし下りはなかなか来ないのでイライラして待っています。
数分経って何とか列車が着きました。

 ほっと一息ついて乗り込みます。
列車は混んでいて三人掛けの席に座ります。
一番奥の席は30代ぐらいの女性で、真ん中の席にしっかり荷物を置いてブロックしていました。
私は荷物を抱えてじっと発車を待ちます。

 しかし乗ったのがこだま号ですから、停車中にのぞみが追い越すのをさらに待たされることになっています。
結局30分の遅れで浜松駅を出ました。
これ遅れが最初から分かっていれば、居酒屋で時間をつぶすか、缶チューハイをしこたま仕込んでホームで酒盛りができたのに、残念です。

 電車の遅れが気になったのにはもう一つ理由があって、静岡での遅い晩ご飯です。
おなじみ「餃子の王将」さんでいただこうと予定しているんですが、下手をするとその閉店時間になってしまうからです。
そんなわけで静岡駅に着くやいなや、駆け足で王将さんにむかいました。



 お店にたどり着いたのが10時5分前、何とか明かりは点いていますからこれで大丈夫です。
奥のカウンター席に座って、すぐに注文をします。
それは12月限定販売の「五目あんかけラーメン(税込み630円)」でした。
焦ったせいかお冷やを二回お代わりしてしまいました。



 待っているうちに午後10時になって、店員さんが「ラストオーダー」を確認に来ました。
いやいやまだ注文の品も出てないですが。
二階にもお客さんがいるようで、厨房ではまだ料理を作っています。
それが終わってようやく私の番になりました。



 「おまちどうさまです」
ついに私のラーメンが出てきました。
具には野菜やエビなどの煮込みをあんかけにしたものが乗っています。
目立つのは丸々1個入った干しシイタケと、多めのキクラゲです。



 麺は普通の王将さんのもので、悪くないです。
スープはけっこう熱めですから、ふうふういいながらゆっくりと食べるしかありません。
時間も遅いんでこれは焦りますね。



 全体的にバランスは良く、なかなか美味しいラーメンでした。
これが税込み630円ならもちろん合格です。
上に散らしてあるのは揚げ玉かと思ったら、おろし生姜でした。
熱さに負けず何とか食べ終わってお会計をしました。



 するとスタンプカードが一杯になって、引き換えにサービス券を二枚いただきました。
「餃子一人前無料券」と「500円割引券」です。
有効期限が1か月なのでこれは早く使わなければいけませんね。



 ごちそうさまでした。


コメント
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