静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

むらもと@大岡山

2018年12月29日 07時12分03秒 | ラーメン(静岡県以外)
むらもと@大岡山



 青春18きっぷでの冬の東京ツアー、今日はその二回目です。
お馴染み東海道線で熱海に行き、そこで乗り換えです。
いつものように列車が熱海駅を出るタイミングで乾杯。
最近なぜか金麦が美味しくなりました。



 小田原駅で乗り換え、今度は「武蔵小杉」でJRを降ります。
今回初めて使うルートですが、ここから東急線で目黒方面に向かいます。
東急目黒線で降りた駅は「大岡山」です。
私が学生の時は小さな駅でしたが、駅ビルも巨大化していて驚きますね。



 大学の横の通りをしばらく行くと、すぐに目的のお店を見つけました。
こちらが本日のラーメン店、「むらもと」さんです。
お店に先客はなく、4人掛けのテーブル席にゆったり座りました。
メニューはラーメンだけという潔いお店ですから、ここは素直に「ラーメン(900円)」を注文します。



 なお、食券はなく口頭でご主人に伝えるシステムです。
また、お冷やはセルフサービスになっていますが、サーバーの出が悪いので時間が掛かりますね。
メニューでわかりますが、トッピングはみな安めの設定です。
そして面白いのは麺のお値段です。



 標準が1.5玉ですが、その増減は半玉単位で60円という格安です。
几帳面というか、良心的ですね。
壁にはお持ち帰り用の冷凍ラーメンも書いてありました。
このあたりは永福町の大勝軒さんとよく似ていますね。





 ラーメンを調理されている間にふと思い出したことがあって、ご主人に聞いてみました。
それは少し前に話題になったインコの大群のことです。
確かこのあたりにインコが大発生したとニュースになったことがありました。
しかしご主人はまったく知らないということで、拍子抜けました。



 しばらくしてラーメンが出てきました。
これはけっこうなボリュームですね。
具にはチャーシューが一枚にメンマとナルトで、柚子のかけらが浮かんでいます。
麺は柔らかめの中細縮れ麺で、スープがよく絡みます。



 そしてこのスープがうまいです。
だしのメインは煮干し。
一口すすると煮干しのいい香りが広がってきました。
最近はこういうタイプのラーメンを食べていなかったので美味しさがさらに引き立ちました。



 麺は柔らかめですが、このスープにはあえて柔らかめのほうが合うと思います。
そしてさらにいいのはメンマです。
麺とスープだけでは単調になってしまいますが、その合間にいただくメンマが良いアクセントになってくれます。
このメンマはいい仕事をしてますね。

 さらにはコショーを少し振るとまたいい味わいになってきました。
このラーメンは美味しいです。
最初は大量の麺に圧倒されそうになりましたが、問題なく最後まで食べきれました。
いやあ満足満足。

 以前いただいた永福町の大勝軒によく似ていますが、何か関係があるのかな。
色々なラーメン店のある東京でもあまり見かけないラーメンで、ここまで来たかいがありました。
ところで先ほどのインコの件ですが、ご主人がネットで調べてくれて、経過を教えてくれました。
なんとインコ軍団は川崎方面に引っ越しをされたそうです。

 他にお客さんがいなかったのでやってくれたんでしょうが、初めてなのに親切なご主人で感謝しました。
お礼とともにお会計を済ませて、お店を後にしました。
ごちそうさま。


 
コメント
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