角屋＠不思議なことに

角屋＠不思議なことに

　水曜日の午後５時過ぎ、前回満員で入れなかった「ナカミヤ」さんにやってきました。
しかしお店に近づくと様子が変です。
なんとまだちょうちんに明かりが点いていません。
でもお店の中は明るく人の気配はします。



　そこで入口をノックしてみました。
ご主人がこちらを向いたので、入れるかとジェスチャーで伝えます。
ダメダメ。
残念ながらまたも振られてしまいました。

　うーん、これはひょっとすると今年中、つまりお店が移転するまでには来れないかもしれないですね。
ナカミヤさん情報が気になる方、申し訳ないです。
しかしそれではこの後はどうしようか。

　困った時の一番鶏さんと思って引き返しましたが、もう１軒思いついたお店がありました。
（そうだ久しぶりに角屋さんにでも行くか）
またまた引き返して角屋さんを目指しました。

　しかしその角屋さんに着いてまたまたびっくりです。
ただいまの時間は５時２０分ほどですが、お店の看板に明かりが点いていません。
もしやここも準備中なのかと不安になりました。
でもよく見るとひとりだけですがお客さんがいるような感じです。

　そこで恐る恐る引き戸を開けて、中に尋ねます。
すると大丈夫だということで一安心しました。
まずは右端の席に座ってホッピーを注文します。



　ここではホッピーの１杯目は向こうで作ってくれます。
難しい顔のご主人は巨大な肉の塊を切り分けて、仕込みの真っ最中でした。
これは焼き物の注文は無理かな。



　そこでまずはフライです。
黒はんぺんのフライから、揚げたてが出てきました。
ソースにドボンと付けてかじります。
やっぱり黒はんぺんはフライが一番ですね。



　続いては、げそにナスです。
これも揚げたてですから美味いのなんの。
ホッピーが進みますね。

　先客の５０代ぐらいの男性は常連さんらしく、奥さんとのお話が弾んでいます。
こちらは圏外ですが、沈黙が続くよりはかなり快適です。
それにしてもまだ明かりが点かないのはどういうわけなのかな。



　ホッピーが空いてナカのお代わりです。
外が少し余りましたが、最後は薄目で飲み切ることになりました。
おつまみも追加します。



　今度はおでんにします。
コンブとこんにゃくで、ＫＫコンビですね。
奥さんがダシ粉を出してくださいました。

　５時半を過ぎたあたりでようやくご主人がお店の明かりを付けました。
これは五時半が正式の開店時間なのか、聞くわけにもいかず最後まで疑問は残りました。
まあ、しっかり飲めたので問題はないですが、今夜は明かりに悩まされた日でした。



　最後までほかのお客さんは入らず、静かなままのお店でした。
３０分ほどの滞在でお会計をします。
ごちそうさまでした。