静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

喜楽@何度でも

2020年03月21日 07時11分57秒 | ラーメン(静岡市内)
喜楽@何度でも



 美味しいラーメンが食べたい。
そう思ったときには、いつもこちらのお店にやってきます。
神明町の老舗ラーメン屋さん、「喜楽」さんです。



 とはいってもこのお店、営業時間が短いのでなかなか入ることができません。
その営業時間は平日の午前11時半から午後1時半までのたった2時間です。
しかも日曜日と祝日はお休みですから、気をつけないと間違います。

 今回はめでたく水曜日の午前11時半にお店にやってきました。
するとなぜか開店時間前だというのに先客さんがお二人もいらっしゃいました。
これは時々あることなんですが、たぶん正規の開店時間よりも早めにオープンするんだと思います。
お二人とも年配男性の一人客で、ラーメンとチャーハンのセットを食べている真っ最中です。

 私はお二人の真ん中のカウンター席に座ります。
女将さんがお冷やを出してくれて、一言
「うま煮ラーメン下さい」
と注文しました。

 私はこちらでは半分以上がこの「うま煮ラーメン」です。
何度食べても飽きの来ない美味しいラーメンなんですね。
待っている間にも右隣のお客さんは食べ終わって、お会計をされています。
850円のお会計に小銭がちょうどぴったりでした。



 そして待つこと数分、私のうま煮ラーメンがやってきました。
喜楽さんの良いところは出て来るのが早いところです。
ご夫婦のコンビネーションなんでしょうが、いつでも数分でラーメンが出てきます。
それではコショーを掛けていただきましょう。



 この毎度おなじみ「うま煮ラーメン」ですが、もやしやニラ白菜玉ねぎニンジンなどと豚肉の野菜炒めをあんかけにしてラーメンに乗せたものです。
このあんかけがまた良いんですね。
出来立て熱々なので、慌てて食べるとお口がやけどをします。
冬場の寒い季節には最適のラーメンだといえるでしょう。

 そして麺も実に良いです。
細麺の縮れですが、ほんのわずか硬めにゆでられていて、餡がよく絡みます。
ハフハフ言いながら食べるとちょうどいい塩梅でお腹も心も温かくなるラーメンですね。

 喜楽さんはラーメンの専門店で、メニューは各種のラーメンにワンタンとチャーハンだけです。
中華屋さんでよくある餃子はありません。
そのせいで卓上にラー油がないというのが少し残念ですが、まあ仕方がないことです。
唯一のご飯系として、「肉野菜炒め」というものがありますが、今まで見たことがありません。

 麺を食べ具をいただいてスープを飲む。
この繰り返しが止まりませんね。
お客さんはほぼすべてご近所の常連さんで、皆さん顔なじみのようです。
その和やかな雰囲気もいいもんです。

 私は10分ほどで完食してお会計をします。
いつも美味しいラーメン、ありがとうございます。
ごちそうさまでした。



コメント
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