つけめん恵比寿@千代田
小雨の降る水曜日です。
今日のランチは久しぶりにお蕎麦にしようと決めて、メモしてあるお店に向かいました。
ところが着いてびっくり、そのお店はお休みだったわけです。
あとで調べてみたら、月に一度の水曜休みに当たってしまったということです。
仕方なく引き返して、急きょ別のお店に向かいます。
幸いなことに近くにもう1軒お蕎麦屋さんがあったはずです。
しかしそこに向かう途中で、ラーメン屋さんが目に留まりました。
そうだ、まだ行っていないラーメン屋さんがあった。
急きょ予定を再度変更して、こちらのお店に向かいます。
お店の名前は、「つけめん恵比寿」さんで、場所はふた昔前に同じラーメン屋さんの「アベズ」さんがあった場所です。
この場所も良くお店が移り変わるところですね。
時間は午前11時を10分ほど過ぎたあたりで、お店も空いていました。
先客はお一人だけで、まずは券売機に向かいます。
何にしようか悩みますが、お店の名前通りで「つけ麺」がメインでした。
私はこのつけめんはめったにいただかないです。
つけ麺しかないなら仕方がないですが、幸いにも通常のラーメンがありました。
その中から、「濃厚中華そば」を選んでボタンを押します。
カウンター席の左端近くに座って、食券を店員さんに渡します。
席にあるメニューを見て気が付きましたが、写真にある豪華なトッピングはもちろん別料金でした。
まずは先客の男性につけめんが出てきました。
そしてもう一人お客さんが入ってきます。
例の券売機はちょうど私の席の真後ろにあります。
その方が何度も券売機の操作をしますが、チャリンチャリンと音がして、それが何度も繰り返されていました。
ありゃ、これは何だか変だぞ。
またもや返却が繰りされた時にようやくお客さんがお店の方に聞きました。
「500円玉が返ってくるんですが」
「すいません、この機械は新しい500円玉はダメなんです」
確か数年前に500円玉の規格が変わって、券売機もそれに対応して改良されたようです。
しかしこのお店の機械が古いらしく、変更ができなかったと店員さんが詫びています。
しかしお客さんはというと、小銭がこれしかないので困るという。
それならお札を出せばいいのにとも思いますが、それは嫌なんでしょうか。
結局はペイペイが使えるということでそちらに変更していました。
最近の券売機事情も複雑ですね。
そうこうしている間も調理が進んで、私のラーメンが出てきました。
「前から失礼します」
ブログには何度も書いていますが、この前から手渡しするスタイルは気に入りません。
こういうお皿にのせて手渡す方法はトラブルになりかねないからです。
もし私の手が滑ってこぼしてしまったら大惨事になります。
大混雑している時なら仕方がないですが、通常時はきちんと配膳していただきたいものです。
とはいえいい感じのラーメンでした。
具には分厚いチャーシューが一枚です。
これは存在感がありますね。
そして柔らかく調理した細長いタケノコが入っていました。
歯応えも良いしこの具は良いですね。
さらには角切りの玉ねぎにスプラウト、そしてゆずも添えてありました。
これはなかなか繊細なラーメンです。
麺は中細のストレートで、ほどよい腰があります。
のど越しの良いラーメンですね。
そして肝心のスープです。
つけめんメインのお店ですから正直それほど期待してはいませんでしたが、いやいや大したものです。
粘度のある濃厚な豚骨スープで、魚介の風味も感じられました。
そこに合うのがシャキシャキの玉ねぎです。
これをスープに混ぜていただくと、なかなかいいもんでした。
しかし困ったこともあります。
最近流行の洒落たタイプの丼なので、スープの量が少ないです。
もう少し飲みたいと思っているうちにほとんどスープがなくなってしまいました。
私はラーメン屋さんでスープを飲み干すことはまずないんですが、今回は危うく空にしてしまうぐらいでした。
しかし私以外のお客さんは全員がつけめんの注文でした。
トッピングをするとすべて千円以上になりますが、人気なようです。
なお、調理は30代ぐらいの若いお二人で、元気が良かったです。
美味しく食べ終わってお店を後にしました。
ごちそうさまです。