静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

やきとん@平穏に

2022年06月27日 07時11分02秒 | 居酒屋

やきとん@平穏に

 今日も雨降りの水曜日です。
今年の梅雨明けは早いそうですが、この記事が出るころには梅雨明けしているかもしれません。
とはいえお仕事も終わって、やはり寄り道です。
ひさしぶりに「吟月」さんにでも行くかと、お店を覗いてみます。

 

 すると失礼ながら珍しく混んでいました。
しかもざっと見て4人のお客さんが入っていました。
ここはご主人が一人でやっているので、これは無理だと判断します。
諦めてそのまま帰路につきました。

 

 しかし自宅の近所に来てから気が変わりました。
そうだ、「やきとん」さんに寄ってみるか。
ここは2カ月ほど前に入った時に、うるさい酔客に絡まれて往生した思い出があります。
そのためにしばらく遠慮していましたが、もうほとぼりも冷めたかもしれません。

 

 まずはお店に着いて、そっと中の様子をうかがいます。
中から騒がしい気配がしたらそうっと引き返そうと思っていましたが、これは大丈夫そうだぞ。
引き戸を開けるとやはりお客さんはいませんでした。
御主人にご挨拶してカウンターの端席に座ります。

 

 「瓶ビールください」
「あいよ」
まずはビールでのどを潤します。
「手羽先ありますか?」

 

 すると珍しい答えが返ってきました。
焼き台の炭を下ろしてしまったが、遠赤外線のグリルで焼くならできるということです。
私はまったく問題ないのでそれでお願いしました。
今までこういうことわりがなかったので不思議ですが、ひょっとしたら例の値上がりで炭焼きを変更したのかもしれません。

 

 ご主人が奥に入って調理を始めました。
そうだこの機会に店内の張り紙を撮っておこうか。
ここのお店のメニューは面白いんですね。
色々と年代物の張り紙が並んでいて、見えにくいものばかりです。

 

 値段が下に書いてはありますが、近づかないと見えません。
これはたぶんほとんどの方が常連さんなので、かまわないんでしょうね。
お店の名前でもある「やきとん」ですが、私はたぶん一度ぐらいしか注文したことがありません。
御主人に何があるのかと聞いてもあまり詳しく教えてくれないんですね。

 

 しばらくたって、「手羽先」が焼き上がりました。
相変わらず美味しそうですね。
これは別に炭焼きでなくても大丈夫だと思いました。
テレビでは選挙の話題ばかりが流れています。

 無口な御主人なので自分から口を開くことはまずありません。
私も話すことはありませんから、静かに時が流れていきます。
こういう雰囲気もまたいいもんですね。
やはり寄り道をして正解だったか。

 

 30分ほどの滞在で無事お会計をしました。
いつもごちそうさまです。

コメント
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