ナカミヤ@枝豆が
水曜日のお仕事終わり、今夜の寄り道は「ナカミヤ」さんです。
まずは階段の上からお店の様子をうかがいます。
ナカミヤさんはたまに大繁盛されていることがあって、その時はご主人の機嫌が悪いのでパスします。
しかし今夜はお客さんが一組だけのようなので、安心してお店に入りました。
初めて見る若い女性のバイトさんがいて、体温のチェックです。
お店も安定してきたようで、これは学生さんのバイトでした。
御主人に会釈してカウンター席に座ります。
まずはお馴染みのホッピーセットです。
これはたぶんご主人のサービスでしょうが、ナカが多めに入っていてうれしいですね。
これもお馴染みの定番メニューです。
たまには別のものもと思うんですが、今回も定番の「ゆでレバー」にしました。
たまにはレバカツあたりに浮気でもしようか。
先客さんの注文があって、私はしばらく大人しくしています。
今日は珍しく文庫本を見ながら飲んでいます。
それはもちろん時代小説でして、最近はこればかりです。
2月に出たばかりの新刊で、図書館でも予約してから5カ月ほど待ちました。
「枝豆でーす」
珍しくご主人自らお通しを持ってきてくれました。
ナカミヤさんの定番お通しは「レバーペースト」ですが、こういうこともあります。
これはもちろん冷凍ではなく生を茹でた枝豆ですね。
ということは今季初めての枝豆ということになりました。
これがめっぽう美味しくて大感激です。
それに続いてゆでレバーも出てきました。
これはスタンダードのスタイルでした。
また昔のように生のレバ刺しが食べられるといいんですが、寂しいものです。
ここでようやくご主人が暇になったようで、しきりに私のほうをチラ見しています。
ぶっきらぼうなやつなんですが、意外と寂しがり屋なのかもしれません。
景気はどうなのかと聞くと、日によってかなりのばらつきがあるということです。
ある日はお客さんがゼロだったと言って嘆いていました。
最近はバイトさんにも優しくなって、これは気味が悪いほどですね。
すると新規で二人連れのお客さんが入ってきました。
私はナカのお代わりをします。
今回はどうも今度はバイトさんの作品らしく、盛りが少ないようでした。
10時に近くなると、お客さんもお会計をしていきます。
面白いことに一番最後に入ったお客さんが一番早くお会計をされました。
滞在時間は30分ぐらいですか。
ご主人によると最近はこのようにサクッと飲んで帰るお客さんも増えたそうです。
もう一組もお会計をされたので、私だけが取り残されました。
バイトさんはすでに帰っていますので、私が帰るとお店はご主人だけになります。
以前は遅い時間もお客さんが良く入りましたが、まだまだですか。
私もそろそろと、お店を後にしました。
ごちそうさまです。