The Lord of the Rings: The Two Towers
2002年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien
LotR 2作目です。
これも好きな場面がたくさんたくさんありすぎて気がついたら画像がてんこ盛りです・・・
どれも捨てられなくて・・・
しかも、今回はスペシャル・エクステンデッド・エディションを観たんですよ。
映画公開時にはカットされていた場面がいくつかありましたが、
カットするなんて勿体ない、な場面ばかりでした。
前回より長くなりますが相変わらず書き散らかしのあらすじ感想文です。
指輪物語のファンの方でうっかりここを通りかかってしまった方、本当にすみません。
前回のガンダルフとバルログの闘いから始まります。
「Gandalf!」
「Fly, you fools!」
「ガンダルフ」と叫びながら目覚めるフロド。夢だったんですね。
エルフのロープを使って崖を降りる場面になりますが、
これって裂け谷製かと思っていたらガラドリエルさんのところのロープでした。
降りている時にサムが小さな箱を落としてフロドが拾うのですが箱の中身は塩でした。
ホビット庄特選のお塩だそうで、それを見たフロドは思わず「いい奴だな」と少し笑顔を取り戻しています。
「Sam. My dear Sam.」とフロド。
「ホビット」でもガンダルフが、闇をはらうのは偉大な力ではなく日々の営みだと言ってましたよね。
それを忘れず大切にするサムだからこそ指輪に誘惑されないんですね、きっと。
道に迷ってしまったふたり。
「I don't think Gandalf meant for us to come this way.」
僕たちをここに来させるつもりなんてガンダルフにはなかったと思うよ、とサム。
「He didn't mean for a lot of things to happen, Sam......but they did.」
彼の意図してなかったことがいろいろと起こるね、とフロド。
そしてゴラムが初めて姿を現します。
このフロドがとても好きなんです。
指輪を狙うゴラムを拘束し、黒門まで道案内をさせることに。
案内を請け負ったゴラムですが、途中葛藤する場面があります。
モルドールに戻りたくない、でも指輪の主(フロド)に逆らえない。
たくさんのオークと地下牢といつも見張っている大きな目、とモルドールを描写しています。
一方オークに拉致されてしまったメリーとピピンはアラゴルンたちが追ってきていることを知ると
ピピンはロスロリアンでマントと一緒にもらった葉っぱのブローチをこっそりと落とします。
オークの足音を確かめながらひたすら追い続けるアラゴルン、レゴラス、そしてギムリ。
3日間、飲まず食わず休まずだと愚痴りながらも走り続けるギムリ。
そしてピピンが落としたブローチを発見し、更に足を早めます。
その頃の2つの塔の人たち。
一方、ローハンでは捜索にきたエオメルが瀕死の重傷を負ったセオデン王の息子、セオドレドを見つけ、
オークがモルドールではなくサルマンが差し向けた事を知ります。
サルマンはグリマを使ってローハンの王、エオメルを操っていました。
結局グリマはエオメルとその一派を追放してしまいます。
メリーとピピンをさらったオークたちはファンゴルンの森の近くで休憩をとりますが
そのうち内紛になり更にそこをエオメルの軍勢が通りかかりオークを征伐していきますが、
どさくさに紛れて逃げようとするピピンに馬が!
と、いうところでカットイン、レゴラスは赤い空を見上げて、
「A red sun rises. Blood has been spilled this night.」
赤い陽が昇る。夜に血が流されたんだ、と言います。
途中、エオメルたちに遭遇するアラゴルンたち。
馬がかっこいいですよねー。列をなしてドカドカっと走る場面は圧巻です。
メリーたちを救い出すためにオークを追っている事を説明すると、
エオメルはそのオークはみんな殺して焼いた、ホビットたちも殺しちゃったかも、と言います。
それを聞いた時のアラゴルンの表情が悲しそうな何とも言えない表情で・・・
お詫びに馬を2頭いただきます。去り際のエオメルのセリフです。
「Look for your friends. But do not trust to hope. It has forsaken these lands. 」
君たちの友人を探すといい。しかし望みを託すな。ここは見捨てられた土地だ。
北に向かうエオメルの軍隊を見送るアラゴルンのこの場面もすごく好きなんです。
ファンゴルンの森までたどり着き、焼かれた死体の山からメリーのベルトを発見します。
レゴラスはエルフの言葉で哀悼しています。
(May they find peace in death.)
跪いたアラゴルンはふとホビットたちの足跡を見つけます。
アラゴルンが痕跡を辿りメリーたちの行動とリンクさせているこの場面もすごくいいですよね。
痕跡がメリーたちがファンゴルンの森に入ったことを知らせます。
森の中に逃げたメリーたちはそこでエントと出会います。
エント、大好きー。
一方、フロドは指輪を大事そうに撫でています。ヤバいです。
そしてゴラムに、君はホビットのような種族でスメアゴルという名前だったんだよね?とゴラムに聞きます。
ゴラムはその名前を懸命に思い出します。
ファンゴルンの森に入るアラゴルンたち。
ここの木は昔エルフが言葉を教えたとレゴラス。木々が何かを話し合っているようです。
その時レゴラスが白の魔法使いの気配を察し3人とも臨戦態勢をとり、
攻撃しますが、現れたのはガンダルフでした。
神々しいわー。
その姿にレゴラスはサルマンだと思い攻撃したことを謝り、ギムリも頭を下げています。
ガンダルフのセリフ。
「I am Saruman. Or rather, Saruman as he should have been.」
私はサルマンだよ。と、いうより本来はサルマンがこうあるべきだった。
そしてバルログとの壮絶な戦いと白の魔法使いになった経緯を説明します。
サルマンがダークサイドに堕ちちゃったから、ガンダルフが継いだんですかね(いい加減)
アラゴルンが「ガンダルフ」と呼びかけると、
「That was what they used to call me. Gandalf the Grey. That was my name.
I am Gandalf the White.」
ガンダルフ?そうだ、その名前で呼ばれていた。灰色のガンダルフと。それが名前だった。
今は白のガンダルフだよ、と言うガンダルフの表情がお茶目でかわいいんです。
下は「メリーとピピンをここに導いた。ふたりが大きな変化をもたらす。」と話すガンダルフに、
「相変わらず謎めいた話をしますね。」とアラゴルン。
メリーたちがエントを動かすかもしれないって事ですね。
そしてガンダルフは口笛を吹きシャドウファックスを呼びます。
メアラスというとても高貴な馬のようです。
何気にギムリがシャドウファックスにも頭を下げています。律儀なんですね。
そして4人はローハンを目指します。
その頃、メリーたちはエントに乗ってホビット庄を目指しています。
歩きながらエントがずっと詩を詠んでいるのでメリーたちは退屈のあまり寝てしまいます。
いいなあー、私もエントに運ばれてみたいわ。
詩の原文です。
O rowen mine
I saw you shine
Upon a summer's day
Upon your head
How golden-red
The crown you bore aloft
Such a beautiful verse
Beneath the roof of sleeping leaves
And the dreams of trees unfold
When woodland halls are green and cool
And the wind is in the West
Come back to me
Come back to me
And say my land is best
その夜、ガンダルフがアラゴルンにお話しています。
「サルマンは恐れている。噂を聞いて疑念にさいなまれている。
ヌメノールの世継ぎの噂を。だから全力で人間を滅ぼそうとしている。
その手始めがローハンだ。」
「指輪は今、隠されたまま破壊されようとしている。我々はフロドを信じるだけだ。
ひとりで行かせたことを悔やむな。フロドはひとりでこれをやり遂げなければならないんだ。」
この言葉にアラゴルンはフロドがサムと一緒だと教え、ガンダルフはそれなら安心だと言います。
フロドとサムは黒門に到着します。
隙を伺っているときにサムが下に落ちてしまいますがフロドがエルフのマントで凌いでいます。
マントってそんな機能もあるんですね。
門が閉じかけた時、ふたりは中に入ろうとしますがゴラムに止められてしまいます。
抜け道を知っているから案内するというゴラムに疑心暗鬼のサムでしたが選択肢はありませんでした。
続きます。
2002年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien
LotR 2作目です。
これも好きな場面がたくさんたくさんありすぎて気がついたら画像がてんこ盛りです・・・
どれも捨てられなくて・・・
しかも、今回はスペシャル・エクステンデッド・エディションを観たんですよ。
映画公開時にはカットされていた場面がいくつかありましたが、
カットするなんて勿体ない、な場面ばかりでした。
前回より長くなりますが相変わらず書き散らかしのあらすじ感想文です。
指輪物語のファンの方でうっかりここを通りかかってしまった方、本当にすみません。
前回のガンダルフとバルログの闘いから始まります。
「Gandalf!」
「Fly, you fools!」
「ガンダルフ」と叫びながら目覚めるフロド。夢だったんですね。
エルフのロープを使って崖を降りる場面になりますが、
これって裂け谷製かと思っていたらガラドリエルさんのところのロープでした。
降りている時にサムが小さな箱を落としてフロドが拾うのですが箱の中身は塩でした。
ホビット庄特選のお塩だそうで、それを見たフロドは思わず「いい奴だな」と少し笑顔を取り戻しています。
「Sam. My dear Sam.」とフロド。
「ホビット」でもガンダルフが、闇をはらうのは偉大な力ではなく日々の営みだと言ってましたよね。
それを忘れず大切にするサムだからこそ指輪に誘惑されないんですね、きっと。
道に迷ってしまったふたり。
「I don't think Gandalf meant for us to come this way.」
僕たちをここに来させるつもりなんてガンダルフにはなかったと思うよ、とサム。
「He didn't mean for a lot of things to happen, Sam......but they did.」
彼の意図してなかったことがいろいろと起こるね、とフロド。
そしてゴラムが初めて姿を現します。
このフロドがとても好きなんです。
指輪を狙うゴラムを拘束し、黒門まで道案内をさせることに。
案内を請け負ったゴラムですが、途中葛藤する場面があります。
モルドールに戻りたくない、でも指輪の主(フロド)に逆らえない。
たくさんのオークと地下牢といつも見張っている大きな目、とモルドールを描写しています。
一方オークに拉致されてしまったメリーとピピンはアラゴルンたちが追ってきていることを知ると
ピピンはロスロリアンでマントと一緒にもらった葉っぱのブローチをこっそりと落とします。
オークの足音を確かめながらひたすら追い続けるアラゴルン、レゴラス、そしてギムリ。
3日間、飲まず食わず休まずだと愚痴りながらも走り続けるギムリ。
そしてピピンが落としたブローチを発見し、更に足を早めます。
その頃の2つの塔の人たち。
一方、ローハンでは捜索にきたエオメルが瀕死の重傷を負ったセオデン王の息子、セオドレドを見つけ、
オークがモルドールではなくサルマンが差し向けた事を知ります。
サルマンはグリマを使ってローハンの王、エオメルを操っていました。
結局グリマはエオメルとその一派を追放してしまいます。
メリーとピピンをさらったオークたちはファンゴルンの森の近くで休憩をとりますが
そのうち内紛になり更にそこをエオメルの軍勢が通りかかりオークを征伐していきますが、
どさくさに紛れて逃げようとするピピンに馬が!
と、いうところでカットイン、レゴラスは赤い空を見上げて、
「A red sun rises. Blood has been spilled this night.」
赤い陽が昇る。夜に血が流されたんだ、と言います。
途中、エオメルたちに遭遇するアラゴルンたち。
馬がかっこいいですよねー。列をなしてドカドカっと走る場面は圧巻です。
メリーたちを救い出すためにオークを追っている事を説明すると、
エオメルはそのオークはみんな殺して焼いた、ホビットたちも殺しちゃったかも、と言います。
それを聞いた時のアラゴルンの表情が悲しそうな何とも言えない表情で・・・
お詫びに馬を2頭いただきます。去り際のエオメルのセリフです。
「Look for your friends. But do not trust to hope. It has forsaken these lands. 」
君たちの友人を探すといい。しかし望みを託すな。ここは見捨てられた土地だ。
北に向かうエオメルの軍隊を見送るアラゴルンのこの場面もすごく好きなんです。
ファンゴルンの森までたどり着き、焼かれた死体の山からメリーのベルトを発見します。
レゴラスはエルフの言葉で哀悼しています。
(May they find peace in death.)
跪いたアラゴルンはふとホビットたちの足跡を見つけます。
アラゴルンが痕跡を辿りメリーたちの行動とリンクさせているこの場面もすごくいいですよね。
痕跡がメリーたちがファンゴルンの森に入ったことを知らせます。
森の中に逃げたメリーたちはそこでエントと出会います。
エント、大好きー。
一方、フロドは指輪を大事そうに撫でています。ヤバいです。
そしてゴラムに、君はホビットのような種族でスメアゴルという名前だったんだよね?とゴラムに聞きます。
ゴラムはその名前を懸命に思い出します。
ファンゴルンの森に入るアラゴルンたち。
ここの木は昔エルフが言葉を教えたとレゴラス。木々が何かを話し合っているようです。
その時レゴラスが白の魔法使いの気配を察し3人とも臨戦態勢をとり、
攻撃しますが、現れたのはガンダルフでした。
神々しいわー。
その姿にレゴラスはサルマンだと思い攻撃したことを謝り、ギムリも頭を下げています。
ガンダルフのセリフ。
「I am Saruman. Or rather, Saruman as he should have been.」
私はサルマンだよ。と、いうより本来はサルマンがこうあるべきだった。
そしてバルログとの壮絶な戦いと白の魔法使いになった経緯を説明します。
サルマンがダークサイドに堕ちちゃったから、ガンダルフが継いだんですかね(いい加減)
アラゴルンが「ガンダルフ」と呼びかけると、
「That was what they used to call me. Gandalf the Grey. That was my name.
I am Gandalf the White.」
ガンダルフ?そうだ、その名前で呼ばれていた。灰色のガンダルフと。それが名前だった。
今は白のガンダルフだよ、と言うガンダルフの表情がお茶目でかわいいんです。
下は「メリーとピピンをここに導いた。ふたりが大きな変化をもたらす。」と話すガンダルフに、
「相変わらず謎めいた話をしますね。」とアラゴルン。
メリーたちがエントを動かすかもしれないって事ですね。
そしてガンダルフは口笛を吹きシャドウファックスを呼びます。
メアラスというとても高貴な馬のようです。
何気にギムリがシャドウファックスにも頭を下げています。律儀なんですね。
そして4人はローハンを目指します。
その頃、メリーたちはエントに乗ってホビット庄を目指しています。
歩きながらエントがずっと詩を詠んでいるのでメリーたちは退屈のあまり寝てしまいます。
いいなあー、私もエントに運ばれてみたいわ。
詩の原文です。
O rowen mine
I saw you shine
Upon a summer's day
Upon your head
How golden-red
The crown you bore aloft
Such a beautiful verse
Beneath the roof of sleeping leaves
And the dreams of trees unfold
When woodland halls are green and cool
And the wind is in the West
Come back to me
Come back to me
And say my land is best
その夜、ガンダルフがアラゴルンにお話しています。
「サルマンは恐れている。噂を聞いて疑念にさいなまれている。
ヌメノールの世継ぎの噂を。だから全力で人間を滅ぼそうとしている。
その手始めがローハンだ。」
「指輪は今、隠されたまま破壊されようとしている。我々はフロドを信じるだけだ。
ひとりで行かせたことを悔やむな。フロドはひとりでこれをやり遂げなければならないんだ。」
この言葉にアラゴルンはフロドがサムと一緒だと教え、ガンダルフはそれなら安心だと言います。
フロドとサムは黒門に到着します。
隙を伺っているときにサムが下に落ちてしまいますがフロドがエルフのマントで凌いでいます。
マントってそんな機能もあるんですね。
門が閉じかけた時、ふたりは中に入ろうとしますがゴラムに止められてしまいます。
抜け道を知っているから案内するというゴラムに疑心暗鬼のサムでしたが選択肢はありませんでした。
続きます。