続きです。
EP2: Meryl Streep & Benedict Cumberbatch
EP2は Chapter5 から 8 まで。
ナレーション・ジェームズ→タイカさん
Sponge→メリル・ストリープ
Spiker→ ベネディクト・カンバーバッチ
Chapter7
ふたりの女性と少年はずっと立ったまま桃を見上げていました。
ジェームズの表情は益々興奮が高まっていきます。
桃のサイズは風船からメロンほどの大きさになりました。
「まだ大きくなってる！」スパイカーが叫びます。
「ずっとよ！」スポンジも叫びます。
「木から離れなさい」スパイカーがジェームズに言います。
「落ちそうよ。どうみても30ポンドはあるもの。」
桃の重みで枝がみるみるしなってきました。
「枝が折れそう！」スポンジが叫びます。
枝は曲がっただけで折れませんでしたがまだ大きくなっていました。
あっという間に小型の車のサイズに。
ふたりの叔母は興奮のあまり木の周りを飛び跳ねています。
「ハレルヤ！」スパイカーが叫びます。
「すごいすごい！」スポンジも叫びます。
ジェームズは立ったままじっと桃を見つめ静かにつぶやきます。
「本当にすごい。今まで見たことないほど。」
「うるさいわね、あんたには関係ないことよ。」スパイカーの声が聞こえてきました。
「そうよ、なんであれ口出しはしないことと。」とスポンジ。
「ちょっと！大きくなるスピードがアップしてるわよ！」スパイカーが叫びます。
「本当だわ！」
桃はどんどん大きくなり小さな家ほどになりました。
「触っても大丈夫かい。」
「さあ。気をつけるにこしたことはないよ。」
ゆっくりと近づきます。
皮はとても美しくバターのような黄色に輝いていました。
「完熟してるね。早く食べましょうよ。」とスポンジ。
「まだダメよ。」とスパイカー。
「うまくやれば大金が稼げるよ。」
Chapter8
巨大な桃の出現はすぐにニュースになりました。
ふたりの叔母は桃の木にフェンスをはりチケットを配り始めます。
「たったの1シリングで巨大な桃が見物できるよ！」スパイカーが叫びます。
「押さないで！一人ずつよ。」
桃を一目見ようと大勢の人が押しかけ空にはヘリコプターが飛んでいます。
さらに外には\新聞記者やカメラマンまでいました。
かわいそうなジェームズは寝室に閉じ込められ窓から喧騒を見ていました。
邪魔になるからとスパイカーが言ったのです。
ジェームズはもう長い事他の子どもたちと会ってないんです。
手伝いますから、と懇願しましたがうるさいと言われてしまいました。
初日が終わりみんなが帰っていきます。
叔母たちはジェームズの部屋のカギを空け仕事を言いつけます。
「その前に何か食べさせてください。」とジェームズが言います。
「私たちだって忙しくて食べてないんだよ。さっさとお金を数えな。」
叔母たちはジェームズを叱りつけます。
EP2はこれで終わりです。
ベネディクトの表情がくるくる変わって面白かったし
メリルさんも自ら踊ったりしてサービスまんてんなおふたりでした。
EP3はケイトさん登場です。