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Band of Brothers Part Ten 戦いの後で その1

2013-10-16 06:37:01 | Band of Brothers
原題:Points


第10話です。
ドラマとしてはこれが最後のエピソードになります。
長かったヨーロッパ戦線も終わりを告げようとしています。

1945年7月
オーストリア ツェル・アム・ゼー

湖のほとりで泳ぐ準備をしているウィンターズさんのところにニクソンがお届け物をします。
中身は連隊のカメラマンが撮った写真でした。懐かしのトコア時代からの写真が入っていました。

「戦争が終わったらどうするの?」ニクソンさんがおもむろに訪ねます。
「シンク大佐から職業軍人にならないかと言われてるんだ」ウィンターズさんが答えると
「ニュージャージーにニクソン硝酸化成って会社があるんだけど僕と一緒に来ない?」
会社を継ぐことになりそうだから君も一緒に働こうよだなんてプロポーズですか?ニクソンさん。
「検討するよ」と言いつつ「ありがとう」とお礼を言うウィンターズさんにちょっとはにかむニクソンさん。
何だかちょっとぎこちない2人が可愛いです。


時は少し遡り、5月。
隊員たちはナチスのお膝元、SSの将校たちが住んでいるベルヒテスガーデンに向かいます。
ベルヒテスガーデンはザルツブルグの南、パヴァリア山中にありました。
この町にヒトラーの家があり、さらに山の上にはあの有名なイーグル・ネストと呼ばれる隠れ家も持っていました。
193オ年代終盤、ヨーロッパの名だたる首脳たちがやってきてはヒトラーに軽くあしらわれ、
またヒトラーに恐怖抱いていました。
そして更にこの町には世界中からの略奪品、有名どころではゲーリングのコレクションなどが集まっている場所でもありました。

ヒトラーの狂的なまでの権力に対する欲望の象徴的な中心でもあり、ヨーロッパにおける最高の戦利品獲得の
機会を提供する場所でもあったのでアメリカ軍はもちろんフランス軍やイギリス軍が目指していました。

しかし、SSもこの町を守るべく抵抗を繰り返していました。
町に向かう道を土砂で塞がれてしまっていたので第2大隊も足止めをされていました。

手榴弾を沢山あつめて爆発させて崩そうとしますがびくともしません。

E中隊に他の道を探させようとスピアーズが提案しますが、なるべく誰にも怪我はさせるなとシンク大佐から
命令が出ていたので、ウィンターズさんも動けずにいました。
そこにシンク大佐がやってきて、フランス軍が一番乗りしようとしているが第2大隊が出し抜くぞ、と命令します。


果たして先導を務めたE中隊がベルヒテスガーデンに一番乗りをしたのでした。


宿営所に選んだのは「ベルヒテスガーデン・ホーフ」というホテルでした。

ホテルには銀食器などのカラトリーが遺されていたのでウェルシュが早速お持ち帰りをしていると
何とウィンターズさんまでご相伴にあずかっているのですかさずスピアーズが近寄るとウェルシュに怒られます。


ここまで来れば次はイーグル。ネストです。
ウィンターズさんはF中隊に周辺の警護をし大隊以外入れないようようウェルシュに命令し、
次にE中隊に山を登ってイーグル・ネストを奪うようスピアーズに命令します。
そしてくれぐれも怪我人を出さぬよう忠告します。


イーグルネストのエレベーターが動かないので文字通り山頂まで登山をする中隊でしたが、
彼らはトコア基地にあるクラヒー山で散々鍛えられちゃったのでこんな山は朝飯前だと言うように元気よく走っていきます。


すっかりくつろぐニクソンさんやウェルシュのところにウィンターズさんがリプトンを伴ってやってきます。

ウィンターズさんは「全軍、現在地で待機せよ」と命令が下ったことを伝えます。
そして
ドイツ軍が降伏をしたと告げます。


長かった戦いがようやく終わろうとしていました。

その2に続きます。


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