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Band of Brothers Part One 翼のために 後編

2013-05-01 09:01:13 | Band of Brothers
「Currahee」後編です。


1943年9月。イギリス、アルドブーン。
のどかな田園風景が広がる中、隊員たちは演習を行います。
ウィンターズとソベルがそれぞれ小隊を率いて別の場所で落ち合う予定でしたがソベルは自分の居場所がわからなくなり、小隊とともに迷子になり、有刺鉄線の前で立ち往生。

隊員たちはソベルをからかおうと、物陰からモノマネ名人のラズにホートン少佐のまねをさせます。

「何をしているソベル大尉」
「誰だ?」そこですかさずソベルの横にいた隊員が「ホートン少佐だと思います」この人ニヤニヤしているのでそれがラズのものまねだって気付いているんでしょうね。
「有刺鉄線なんて切ってしまえ」その言葉にソベルは牧場の鉄条網をあっさり切断して先を急ぎます。

その頃、ウィンターズはソベルが遅いので先に進み、途中で合流しようと小隊に指示を出します。
ウィンターズが自転車に乗ったおじいさんと出くわし「アメリカ兵かね?」などと話しかけられてる頃「ハイヨーシルバー」とソベルと小隊が登場。
「あれが敵かね?」おじいさんの問いかけに「そうとも言えますね」とお茶目なウィンターズさんでした。

隊員たちのいたずらだと知ったソベルはウィンターズに復讐をします。
ソベルから通知が届きました。「命令違反をしたので罰を受けるか軍法会議での裁定受けるか選択せよ。」
「ウソだろ」隣にいたニクソンは呆れ顔。


ウィンターズに出した命令をこっそり変えて命令を実行しなかったと言うソベルにウィンターズはとうとう立ち向かい、「どうせ外出しないんだから罰を受けろ」というソベルに軍法会議を選択します。この時のソベルの顔は本当に情けなくて、絶妙な表情でしたね。

そして、軍法会議の裁定が出るまでウィンターズは別の部隊に異動させられます。

これに怒ったのはE中隊でした。
ソベルの指揮じゃ俺たち全滅だ。という理由でしたが実際にもウィンターズは人望があり当時の隊員たちからは崇められていました。ウィンターズも権力争いはしたくないがいずれはソベルと決着つけないといけない、そう考えていたようです。

そして下士官の反乱が始まります。
みんなで、異動を申し出る文書を提出したのです。もちろんこの状況下でそんなことをしたら最悪銃殺です。シンク大佐もこれには激怒しましたが、大事なヨーロッパ侵攻が目前だったため処分無しの判断としました。

ある日ソベルがシンク大佐に呼び出されます。
「君はよくやっているね。E中隊は素晴らしいよ」とおだて、「チルトン・フォリアットに訓練校を開設した。この指導に適しているのは君しかしない」とソベルを異動させてしまいます。
ソベルの評判を知ってはいたものの、将校を理由もなく異動させるのはシンク大佐でも難しいようで、頭痛の種だったようです。なのでこの話は大佐にとっても最善の解決策だったんですね。


後任の中隊長は冒頭のシーンで飛行中止を伝えていたミーハン中尉です。
ミーハン中尉はとても優秀でこのときウィンターズは「これでE中隊は正常な中隊になった」と安堵しています。

この少し前、E中隊第2小隊にコンプトン少尉が着任します。

この頃中隊は将校の数を増やしています。戦闘中に誰かが怪我をしたり戦死してもカバーできるようにとの事です。
コンプトンは体育系のスポーツマン。最初は中隊に溶け込めないコンプトンでしたが博打好きもあってかすぐに部下たちと打ち解けたようですが部下との賭博をウィンターズに見つかり叱られている場面がコンプトン初登場です。

1944年5月31日。アポッタリー。
イギリス兵にドイツ軍の格好をさせたりいよいよ本格的に敵を仮想させた訓練に入ります。
ドイツ軍服を着たイギリス兵に出くわしたフーブラーはルガーをねだったりしています。


いよいよノルマンディ上陸のD-dayが決まり隊員たちは作戦を頭に叩き込まれます。
E中隊は夜間降下でサン・マリー・デュモンに降り立ちユタビーチからできるだけ多くの歩兵を上陸させるため付近で待ち構えているドイツ軍を殲滅させる任務が命じられました。

冒頭のシーンに戻り待機のあと、いよいよ出陣です。
待機中、ガルニアはマーティン軍曹のジャケットを間違えて着てその中にあった手紙でお兄さんの戦死を知ります。イタリアでの戦死でした。


ウィンターズが輸送機の前でひとりひとりの手を取り隊員たちは次々と乗り込みます。
パラシュート部隊の装備はかなり重く、自分の体重のゆうに2倍はあったそうです。身の回りのものや武器など全ての装備を身に着けて降下するためです。


兵士たちに見送られヨーロッパでの長い戦闘が始まります。







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