今日も時折小雨が落ちてきたりの不安定な天候。 そんななか,山地の集落(岩杖地区)へ向かい周辺を歩いた。 林の縁でキンミズヒキやヒメキンミズヒキ,クサギなどを見かけカメラに収めた。谷川筋を奥へ奥へと歩をすすめたところで,小さな小さな花ょつけその後ろに球形の果実をつけている野草を見かけたのでこれを今日の一枚とする。山地の林下に生えるミズタマソウ(アカバナ科)である。果実に、白い細毛が密生しているので、ちょっと見た目には水滴のように見えることからこの名があるらしい。 さらに奥地へすすんだところで,早くもヌマダイコンが花をつけているのを見かけたのでこれを今日のもう一枚とする。葉の質がダイコンの葉に似ているのでこの名があるらしい。いくつにも枝分かれしその先端に径が6~7mmくらいの白い花をつけている。これらのほか,ヨメナ,ヤマジノギク,キツネノマゴ,ハキダメギク,ゲンノショウコ,ヤブランなどを見かけカメラに収めた。帰り道で,早くも茎を伸ばし蕾をいっぱいつけ咲きはじめたヒガンバナを見かけた。随分早い開花である。ヌマダイコンもそうだが,ここのところの「天候不順」の影響であろうか。