ナガバタチツボスミレ
好天気だが時折通り抜ける風は冷たく、1カ月前に逆戻りしたかのように寒い。そんななか、山地の集落(岩杖地区)を川沿いにおよそ3キロ奥地までの往復コース。帰宅して「万歩計」の表示を観たら一万歩を超えていた。道端や田圃のあぜなど至るところでカキドオシの群生を見かけた。いままさに真っ盛りだ。また、幾種類かのスミレがあちこちで競うように咲いている。そして、林の方向に目を転ずれば、あちこちで紅紫色の花をいっぱいつけたコバノミツバツツジが見える。こうして今日も多くの野草たちに出会いカメラに収めて帰った。これらのうち、ナガバタチツボスミレを今日の一枚とする。そして今日のもう一枚もスミレで、径が1センチに満たない小さな白い花をつけたツボスミレ(別名、ニョイスミレとも呼ばれている)とするほか、道端のあちこちで見かけたキランソウ、小さな小さな白い花をいっぱいつけたセリ科のヤブジラミ、ビロードイチゴの花、前出のコバノミツバツツジ、加えて、今まさに見頃を迎えているこの集落の家々の庭先や畑の縁などに植栽されているシャクナゲをUPする。
ツボスミレ(別名:ニョイスミレ)
キランソウ(シソ科)
ヤブジラミ(セリ科)
ビロードイチゴの花
コバノミツバツツジ
集落の家々の庭先や畑の縁などに植栽されているシャクナゲが見頃
過日、実家近くの高台から撮った「菜の花と桜のある風景」
2月に他界した兄の「四十九日法要」を3月に執り行ったのに続いて、過日、「納骨式」を執り行った。兄弟や甥とその家族などを含め、総勢二十余名が見守るなか、祖父母や父母、兄より先に他界したつれあいも眠るお墓へはいったのである。これで一区切りとなり兄も落ち着いたことであろう。・・・・・上の画像は、この「納骨式」を済ませたあと、お墓近くの高台で撮った「菜の花と桜のある風景」である。かつて、この場で兄たちと「花見」をしたことなどを思いおこしつつシヤッターを切った。そういえば母が急逝したのが、およそ30年前の丁度この時節。快晴で桜が満開のもと執り行われた母の葬儀で、兄が遺族を代表して会葬者に謝辞を述べた。そんなこともつい先日の出来事であったかのように思い起こしている。以下、「高台からの風景」2枚UPする。