花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

初夏の花後の綿毛、もふもふ、トゲトゲの形、等

2018-06-27 | 花の写真

 初夏の花後のシリーズ2は、綿毛,他のいろいろです。

 花が終わると花びらが落ちてなくなるもの

 色々な形で実を付けて中から種を弾くものや

 綿毛とは言えなく、もふもふしたり、トゲトゲすものも

 適当に集めてみました。

 お馴染みの綿毛と言えば黄色い花からのタンポポでしょう。

 

 ▼セイヨウタンポポ キク科タンポポ属、ヨーロッパ原産の帰化植物。
 

  

 タンポポの花が咲き終わり、綿毛が飛ぶ迄2週間程かかるので、飛ぶ時期は4月~6月です。

 花が咲き終わると、花茎は地面に横たわり養分をためて、萼片は綿毛に子房が痩果へと

 綿毛は箒の形で遠くまで飛んでいく。 

 キク科の植物に綿毛が多く見られる。

 

 ▼ノボロギクの綿毛

 

 

  

 ▼ニガナの綿毛
  

 ▼ブタナのまだ綿毛になる前の状態、ブタナはタンポポより花の高さが高い。
  

 

 ▼ヒメジョオンの綿毛になりかけ
  

 

 ▼チガヤの綿毛  イネ科チガヤ属、

  

 

 ▼スモークツリー   ウルシ科コティヌス属、

 直径3mmほどの目立たない花を咲かせた後、残った軸の部分が羽毛のようになったもの。

 我が家のはもこもこが十分ではありませんが、
  

 

 ▼タケニグサ  ケシ科タケニグサ属、

 草丈が高く、葉が大きな雑草で、白色のが蕾で花が咲き進むと綿毛のように見える。

 実は平べったい柿の種のような形です。
  

 

 ▼ヤブジラミの実

 綿毛とは違いますが、花後の実ということでご勘弁して下さい。
  

 ▼オルレア’ホワイトレース’の実

 

 

 花の咲いた後の形は、

 風船型、木の実型、トゲトゲ型、固まって実になる型、豆型、

 その他、まだまだありますが、実や果実になるものは、人間や鳥達が

 楽しみにしている、又秋に向けて機会を見てアップしていきたい。 

 

 <一口メモ>  綿毛について

 植物の綿毛はどれも同じように見えますが、でき方は種類により大きく異なる。

 ・ガガイモの綿毛は、種皮が変形したもの。

 ・オキナグサ、チングルマは、雄しべが羽毛状になる。

 ・ガマ、ヒメガマは、子房の下の長い毛が。

 ・ススキは、小穂の基部に出来た毛が。

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