花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

草藪昆虫、チョウ目編、アゲハチョウ、ウラギンシジミ、キアシドクガ、他

2019-06-03 | 昆虫

  家の周りの草藪昆虫園から今回はチョウ目を集めてみました。

  花が有ればひらひらとチョウもたくさん飛んできますが、なかなか止まってはくれません。

  近寄れば当然逃げますのでつくづくと望遠カメラが欲しくなりますね。

 

  <チョウ目> 蝶及び蛾の世界を覗いてみました。

 ▼アゲハチョウ(アゲハ、ナミアゲハ) アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科、時期:3-11月、前翅長:35-60

  最も馴染み深いチョウの一ついつでもどこでも見られますね。

   

    

 

  ▼ルリタテハ  タテハチョウ科タテハチョウ亜科、3-4月、6-11月、  25-44mm、

  紺色地に瑠璃色のラインが特徴的なタテハチョウ、成虫で越冬するので早春から飛びはじめる。

  

 

 ▼ミスジチョウ   タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科、 5-8月、30-38mm、

 濃茶色地に三本の白い帯びを持つタテハチョウ。翅を平らに開いて止まることが多い。

  

 

  ▼モンシロチョウ   シロチョウ科モンシロチョウ亜科、  3-11月、  20-30mm

 野原や畑で普通に見られフワフワと飛ぶ白いチョウ、近似種にスジグロシロチョウ、モンキチョウの白色メスがある。

   

 

  ▼キンモンガ   アゲハモドキガ科    6-8月、32-39mm、

 黒地に薄黄色の紋が目立つ蛾、紋が白っぽい個体もいる、昼間に活動し、翅を広げて止まっていることが多い。

   

 

  ▼ダイミョウセセリ  セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科、 4-10月、 15-21mm、

 黒地に白帯のある。セセリチョウは地方により翅の模様に違いがあり、東京付近には白帯がはっきりしない

 「関東型」がいる、これは後ろ翅の白がはっきりとしてないので関東型と思われます。

  

  

 ▼ヒメキマダラセセリ  セセリチョウ科セセリチョウ亜科、5-6月、8-9月、  12-17mm、

 赤みがかった黄色の小型のセセリチョウ。

 先頭がメスで後ろからオスが求愛ポーズをとったようですが、メスが翅を小刻みに震わせている。

  
     
        
              

   突進したしたようですが、離れてしまいました。交尾は失敗です、翅を震わすのは拒否する合図だそうです。

 

  ▼ウラギンシジミ(♂)   シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科、3-4月、6-10月、19-27

 翅の裏面が真っ白なモンシロチョウ大のチョウ、表面はオスが濃茶色地に朱色の紋、メスは濃茶色地に水色の紋。

  

 

  ▼アカシジミ   シジミチョウ科シジミチョウ亜科、 5-6月、  16-22mm

  オレンジ色がかった赤色の翅をもつチョウ。

    

 

   ▼ヒョウモンエダシャク   シャクガ科エダシャク亜科、 6-9月、41-50mm、

 白地に黒色紋が散りばめられた翅を持つよく目立つシャクガ、後翅の外側半分がオレンジ色。

 都市近郊でもよく見られ人の気配には敏感です。

  

  

   ▼カノコガ  カノコガ科   6-9月、 30-37mm、

   黒地に白い紋が散りばめられた細めの翅を持つ蛾、白紋の部分は半透明です。

   

 

  ▼キアシドクガ   ドクガ科 5-6月、開帳:45mm

 昼行性、食草(ミズキ)の近くを舞う。

 ガと呼ばれるチョウ目の中では美しく、チョウと言ってもおかしくない。

 全身が白く脚が黄色いのでその名が付いたが、ドクガの名があるが、幼虫から成虫まで毒を持たない。

   

   ここでも求愛行動が始まっていた。

          
          
      

蛹▶幼虫▶

 

先日(5/13)キアシドクガ大量発生!の投稿しましたが、大分毛虫処分をしましたが、成虫がひらひらと多くが舞っていた。

しかし今はもう多くが舞っていることがないので、昨年よりは少なかった感じがしています。

又、丸坊主になった木にも既に緑色の葉が出て来ています。自然の生命力には驚きます。

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