花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

春はもう止められない、咲きだした野草花、カタクリ、ジロボウエンゴサク、他

2020-03-22 | 花の写真
早く春よ来いと思っていましたが、もう春は止められません、
近所を歩いても春の野草花達が咲き始めています。
一日違うだけで、成長しているのが分かります。

新興住宅の傍にも菜の花畑が広がります。
  

ツクシもあちこちに出てきました。
ツクシ(土筆)  (スギナの胞子茎で”付子”とも書く)
トクサ科トクサ属、3月から4月頃見かける。
ツクシが枯れた頃にスギナ(杉の葉に似て:杉菜)が出てくる。
ツクシは、スギナ(緑色の草)に付いて出て来るから「付く子」、
袴の部分で継いでいるように見えることから「継く子」となった説等がある。 
地下茎から地上へ出る胞子茎と栄養茎に分かれ、栄養茎をスギナ、春(3 - 4月)に
出現する胞子茎をツクシ(土筆)と呼び 、食用にもされる。
*スギナ後日追加

早春を代表するカタクリ、道端に咲いていますが、刈り取られる為に年々少なくなる?
カタクリ(片栗)
ユリ科カタクリ属、多年草、花期:3月~5月、
高さ15cm程の茎の先端に、径4~5cmの大輪の紅紫色の花が開く。
葉には、表面に紫色の斑紋があるが、生育地によりないものもある。

ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
ケシ科キケマン属、多年草、花期:4月~5月、
先端に少数の紅紫色から青紫色の花を総状に付ける、長さ1.2~2.2cmの筒状で、
先端は唇状に開き、後部は距となる。
ヤマエンゴサクと大変似ていますが、ジロボウは花の下の苞葉が卵形で、
ヤマエンゴは苞の先端が3~5裂するので見分ける。(後日分かりやすいのを投稿予定)

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
キンポウゲ科ヒエンソウ属、1年草、中国原産、有毒植物、花期:4月~5月、
外来種ではあるが、葉や花が柔らかく綺麗なせいもあり在来の山野草のようだが、
同じ属の在来種は無い。 繁殖力は強い。


ムラサキケマン(紫華鬘)
ケシ科キケマン属、越年草、花期:4月~6月、
咲き始めて直ぐですのでよく開いておらず、咲き揃ったら再度投稿しなおしします。


全く今迄小さ過ぎて気を付けていなかったので初見です。
カテンソウ(花点草)
イラクサ科カテンソウ属、多年草、花期:4月~5月、  
上部の葉腋から花柄を出し、雄花をかためてつける。雌花は上部の葉の付け根かたまってつく。
開いた雄花は雄しべが5個、直径は約6mm。開花前の雄花は花糸が内側に曲がっている。
雌花は葉の付け根で目立たず知りませんでしたの撮りそびれてしまった。後日に追加予定。
*3/23葉腋の雌花追加

アマナ(甘菜)
ユリ科アマナ属、多年草、花期:3月~5月、野原や土手に生える。
葉は線形で、花茎の根元につく、花茎は15~20cmで先端に1個の花を付ける。
花は広い鐘形で白色に暗紫色の筋がる。

今日は風が強かったですが、もう初夏のような陽気でした。
まだまだ野草の花を見掛けるようになりました。
我が家でも、柿の木の根元に山野草の花が出番待ちしていました、予告編です。
  
  上:イチリンソウ  中:ニリンソウ  下:ヒトリシズカ
  別に意図的に植えたわけではないですが、間もなく咲き揃いです。
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