夏日が続いています、回りには蝶やトンボが舞うようになりました。
今回は昆虫を撮った中からチョウ目です。
身近な所で見掛けるチョウとガの幾つかを選んでみました。
*のマークがチョウの名の後にあるのは、先日の多摩動物公園の昆虫館からのものです。
<チョウ目>
蝶の仲間から
▼クロアゲハ
アゲハチョウ科 大きさ (前翅長)45-70mm 時期:4‐9月
黒っぽい大きなアゲハチョウ。
▼ナガサキアゲハ * ▼シロオビアゲハ *
▼コミスジ
タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科 大きさ(前翅長)45-70mm 時期:4‐10月
濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウ。はねを開いてとまることが多い。
▼キタテハ
タテハチョウ科タテハチョウ亜科 大きさ(前翅長)22-34mm 時期:3‐11月
黄色地に黒い紋があるタテハチョウ。初夏から真夏にかけて現れる夏型(地色が黄色っぽい)と、
秋に現れてそのまま越冬する秋型(地色がオレンジっぽい)がある。
▼ツマグロヒョウモン♂
タテハチョウ科ドクチョウ亜科 大きさ(前翅長)27-38mm 時期:4‐11月
都市周辺ではヒョウモンチョウの中で最も見る機会が多い。
これはオス。後翅のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられる。
右:以前に撮ったツマグロヒョウモン♀
▼ヒオドシチョウ *
タテハチョウ科タテハチョウ亜科 大きさ(前翅長)32-42mm 時期:3‐6月,9-11月
鮮やかなオレンジ色に黒い紋があるタテハチョウ。
雑木林を素早く飛び、樹液によく集まる。成虫で越冬するので、早春から飛びはじめる。
雑木林を素早く飛び、樹液によく集まる。成虫で越冬するので、早春から飛びはじめる。
翅の裏面はいたって地味。樹木の幹や枯葉のつもった地面にとまると見つけにくい。
▼モンシロチョウ
シロチョウ科モンシロチョウ亜科 大きさ(前翅長)20-30mm 時期:3‐11月,
野原や畑でふつうに見られ、フワフワと飛ぶ白いチョウ。
▼ベニシジミ
チョウ目シジミチョウ科 大きさ (前翅長)13-19mm 時 期 3-11月
前翅は表裏とも赤地に黒褐色点があり、後翅は表面が黒褐色で、裏面は灰色のシジミチョウ。
春に現れる個体は赤っぽく、夏の個体は黒っぽい。秋には両方のタイプが見られる。
これもベニシジミでしょうか?随分と翅が痛んでいます。
チョウ目シジミチョウ科 大きさ (前翅長)13-19mm 時 期 3-11月
前翅は表裏とも赤地に黒褐色点があり、後翅は表面が黒褐色で、裏面は灰色のシジミチョウ。
春に現れる個体は赤っぽく、夏の個体は黒っぽい。秋には両方のタイプが見られる。
これもベニシジミでしょうか?随分と翅が痛んでいます。
こちらは間違いなくベニシジミと思います。
▼ツバメシジミ♀
シジミチョウ科シジミチョウ亜科 大きさ(前翅長)9-19mm 時 期 3-10月、
後翅裏面には、オレンジ色の紋を持つ。翅の表はオスが青紫色、メスが黒色。
後翅にある尾状突起にちなんで「ツバメ」の名がついた。
後翅にある尾状突起部分を拡大して確認。
▼ヒメウラナミジャノメ
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 大きさ(前翅長)18-24mm 時 期 4-9月、
草の上をフワフワと飛ぶ、目玉模様のある薄茶色のチョウ。はねの裏面には細かい波形のもようがある。
後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。モンシロチョウより少し小さい。
裏面模様を撮りそこなってしまいました。 機会あれば追加しておきます。
蛾の仲間から
▼??調査中 ホシオビホソノメイガ (*6/28修正)
ツトガ科ノメイガ亜科 (開張)25-37mm 5-9月
淡褐色で、褐色の細い筋模様が入った翅を持つ。
ノメイガの仲間は、葉の裏に止まる習性があるため、撮影は難しい。
▼?? 模様がハッキリとしないので確定出来ていません。
ヤガ科シタバガ亜科の仲間と思いますが、、
▼ユウマダラエダシャク(夕斑枝尺)シャクガ科 40-50mm 5‐6月、8‐10月、
白色地に、灰褐色~褐色の斑紋があるシャクガ。鳥の糞に擬態していると言われる。
▼セスジナミシャク シャクガ科 20-28mm 4‐7月、9-10月
黒褐色地に、白色線が網目状に走る翅を持つシャクガ。前翅には茶色い不定形の紋がある。
前翅には茶色い不定形の紋をハッキリさせたかったですがボケボケになりました。
▼タイワンキシタアツバ
ヤガ科アツバ亜科 28-35mm 5‐9月、灰褐色で、前翅に三角形の黒褐色紋があるアツバガの仲間。
下唇髭が長く、頭が尖ったように見える。後翅と腹部背面は黄色。
▼フトベニスジヒメシャク シャクガ科 23-30mm 5‐9月、
ベージュ地に、赤褐色の1本線(中横線)がよく目立つシャクガ。前翅・後翅とも先端が尖っている。
▼シラナミアツバ
ヤガ科クルマアツバ亜科 17-24mm 4‐10月、
淡褐色で、翅の中央部に不明瞭な褐色帯があり、その外側に2本、内側に1本の褐色線を持つアツバガの仲間。
▼クシナシホシオビコケガ(旧名ホシオビコケガ)*クシヒゲホシオビコケガ
ヒトリガ科コケガ亜科 25mm前後 5-10月
旧名のホシオビコケガが本種とクシヒゲホシオビコケガに分かれた
違いは、多分触覚の違いみたいです。
*23/6/20訂正 違いにクシナシホシオビコケガは、胸部は首の辺りに黒点が2個と中央に1黒点。
前翅は矢印の所に小さな黒点が並び、全体的に点々感がある。
クシヒゲホシオビコケガの黒点が2つですので名前を修正しました。
写真を大きくしてアップした方が分かり易かったかと思いますが、数が多いのでやめました。
相変わらず虫の名前に苦慮しています。間違っていたら申し訳ありません。
一旦ここでアップして後で見直しをします。
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