花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

春の小さな野草花、これがフラサバソウソウですか?  マメグンバイナズナ、他

2020-03-18 | 花の写真
1年前から探していましたフラサバソウ、
近所散歩の時はいつも気にしていましたが、それらしいものに出合いません?でした、
スーパーのショッピングの合間に、近くの児童公園の草むらにそれらしいものが、
   
フラサバソウ
オオバコ科クワガタソウ属、越年草、花期:3月~5月、
名の由来は、日本で本種を確認した、植物学者のフランシェとサバチエフに由来します。 
ホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)の仲間ですが、花径が小さく3~4mm、毛が多い。
小さくて見つけられなかったかも知れません。

ホシノヒトミ(星の瞳)   別名:瑠璃唐草、オオイヌノフグリ、
オオバコ科クワガタソウ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:3月~5月、
葉の腋に1個ずつ花を付け、花柄は1~2cm、花径7~10mm、瑠璃色。

コゴメ(小米)ホシノヒトミ  別名:コゴメイヌノフグリ
花色が白色で花径5~6mm程度でやや小さい、帰化植物だが今では野生化している。


カキドオシ(垣通し)
シソ科カキドオシ属、多年草、つる性、花期:4月~5月、
花期が終わる頃に倒れて地表を這うようになる。
花は淡紫色の唇形花、柄があり葉の腋に1~3個づつ付ける。花冠は1.5~2.5cm。

▼シロバナヒメオドリコソウ(白花姫踊り子草)
シソ科オドリコソウ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~5月、
ヒメオドリコソウの白花種。ヒメオドリコソウより、花は小さく3~4mm。

マメグンバイナズナ(豆軍配薺)
アブラナ科マメグンバイナズナ属、越年草、北米原産、花期:4月~5月、
空き地や道端などに生える雑草。 和名は、グンバイナズナより果実が小さいことから。 
花は緑白色で、花径約3mm、果実も直径約3mmで、形がナズナと違い軍配の形から。

ナズナ(薺)    別名:ペンペングサ、シャミセングサ
アブラナ科ナズナ属、越年草、花期:3月~6月、
花径15ミリから35ミリくらいの小さな白い十字花をたくさんつける。 
花は上記のマメグンバイナズナと似ていますが、実の形の違いで見分ける。
こちらの葉の形は、ハート形又は三味線のばちのような三角形です。

スズメノエンドウ(雀野豌豆)
マメ科ソラマメ属、越年草、つる性、花期:4月~6月、
花は長さ3~4㎜の白色に近い淡紫色。 小葉は狭卵形で長さ1~1.7cm。
花のアップをコンデジで撮ったが風もありボケたので、*右は後日撮影を追加
右のカラスノエンドウ(ヤハズノエンドウ)1.2~1.8mmと並べて撮りました。
ラスノエンドウとズメのエンドウの花の間の大きさのマノエンドウ(5~7mm)は、
撮れなかったので後日回しとなります。

スズメノカタビラ(雀の帷子)
イネ科イチゴツナギ属、越年草、花期:3月~11月、道端で普通に見られる雑草。
和名は、小さい小穂をつけた花序をスズメに着せた単衣の着物にたとえたとあったが、
こんな写真ではよく理解出来なかった、穂先が頭方向で花が横に広がるから?


カンスゲ(寒菅)
カヤツリグサ科スゲ属、常緑多年草、花期:4月~5月、
冬でもつやのある硬い葉を密生しているのでこの名がある。 
先端に1個の小穂、その下に雌小穂を数個付ける。
雄花の穂を触ると花粉が見えるくらいに飛びます。 
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ブログ開設から1000日経ちました。

2020-03-16 | 日記
昨今の新型コロナウイルス感染拡大を受けて、
各種スポーツ大会や各イベントが中止、又は延期となっています。
又、無観客試合などと、私のように滑舌が悪い者には大変言い難い言葉まで、
今日、ブログ投稿をしようとしていたら”開設1000日”と出ていました。
1000日経ったこと事態に特に記念すべきことでは無いですが、
見直す機会にと思い、写真無しの記録としての投稿に変更したので、読み飛ばして下さい。

 *まず現状把握から、
ブログ開設したのは:2017/08/03~  約2年7ヶ月、投稿件数は: 667件
  *トータル閲覧数740830PV   *トータル訪問数288488UU
 使用画像枚数: 15605枚 (使用容量  1.22GB / 3GB) 
 但し、これらは、ブログ開設前の”みんなの花図鑑”の投稿も含みます。 
 コミュニティサイト”みんなの花図鑑” :16/7/22~17/7/31 約1年間 1782件
 最初は花の名前が分からずに教えて頂きたいと参加させて頂きました。
 昨日3/15は、1629PV |1016UU | と初めて訪問数1000を越えました。

 自分でもよく理由が分かっていませんが、大変有り難いことと感謝しています。

 *中身についての在り方について考える前に、
 最近のSNS事情にも詳しくなく、新しいものには中々なじめない老人です。
 昨年の暮れに買い替えた初めてのスマホもまだよく使いこなせていません。
 ブログをはじめ、よく分かっていない者の一人です。
 ブログとは、Web上にLog(記録)を残す意味のWeblogの略。
 主な特徴は、意見や感想が投稿できる、そして書く理由として多いのは、
 日記や個人的意見や趣味目的の発信などですが、しかし、今はコミュニケーションを目的と
 した場合には、Twitter,Facebook,Line,Insta他色々ある。
 SNSやLineなど短文で軽い話題を公開して、「情報の発信、共有、拡散」の感があり、
 インスタグラム写真を中心とした若い人中心に利用が広まっている。
 ”インスタ映え”と言う流行語もある。
 使い方によっては良くも悪くもなって、それなりのモラルが必要となっている。

 *自分のブログはどうでしょう?
 記録的な役目と趣味の一つの自然に対する知識を得ることになっていると思っているが、
 コミュニケーション的はどうかとなると弱い感じがしています。
 コミュニケーションを取る為には、もう少し自分をオープンにする必要があるでしょう。
 相手の顔が見えないとコミュニケーションを取り難いこともありますね。
  
 ”いいね”ボタンは、注目し見てくれている励みの目安のカウンターかもしれません、
 私も今月で76歳になりました。
 最近では行動範囲もどんどん狭まって来ています。
 それでも、結構お年寄りの方と散歩途中でもお話をするようになりました。
 これからは、ブログも今までとは違った形になると思います、
 日常で感じたチョットしたことでも載せるつもりです。
 そして今の所はまだまだ体と頭?が動くうちはブログを続けるつもりです。
 今迄の応援には大変感謝いたしております、今後共に宜しくお願いします。
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早春を彩る上品な花 スイセンの仲間

2020-03-15 | 花の写真
数日前は桜の開花宣言待ちか?の陽気でしたが、昨日は冬に逆戻りした日になりました。
朝は水溜まりに薄氷が張っていました。
以前に散歩してぶらりと歩く途中に、春の花壇や道端にスイセンが多く見られました。

スイセン(水仙)    別名:セッチュウカ(雪中花)、ナルキッソス
ヒガンバナ科スイセン(ナルキッスス)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:12月~4月、
水仙の葉や球根にはアルカロイドという毒があり、悪心や下痢、頭痛、嘔吐などの中毒症状を引き起こす。
品種は数限りなくありますが、野生種は30種程度らしい。
代表的な種類は、ラッパズイセン、八重咲きスイセン、房咲きスイセン、口紅スイセンなどがあるが、咲く時期がずれますので、見付けた分のみアップしておきます。

▼房咲きスイセン(ニホンズイセン日本水仙) 1本の花茎に沢山の花を咲かせる。
▼フサザキスイセン 
’シルバーチャイム’ 副冠がクリーム色、  ’ペーパーホワイト’全て白くシロバナスイセンとも
▼ミニスイセン ’テイタテイト’

▼八重咲きスイセン
▼八重咲きスイセン
 
▼ラッパスイセン(喇叭水仙)(ラッパズイセン)
副花冠(中央の筒状になっている部分)がラッパのように突き出ている。
一茎一花で、副花冠が花被片(花弁)と同じか、それより長い品種です
▼タイハイスイセン(大杯水仙)
一茎一花で、副花冠が花被片(花弁)の1/3以上あり、花被片より短い品種です、
また副花冠が花被片の1/3以下のものはショウハイスイセン(小杯水仙)と呼ばれている。

     
▼バタフライスイセン ’オランジェリー’
大きく発達した副花冠が、長さの1/3以上裂けている品種です。
  ▼ナルキッスス・バルボコモディウム(ペチコートスイセン)
  小型原種系スイセンで、花色は、黄と白がある。
  
   以前に撮影した分ですが、

スノーフレーク(スズランスイセン 鈴蘭水仙)  和名:オオマツユキソウ(大待雪草)
ヒガンバナ科スノーフレーク(レウコユム)属、多年草、花期:3月~4月、
スイセンに似た葉に、スズランのようなベル形の花を下向きに咲かせる。
白い花弁の先端に緑色の斑点があるのが特徴的です。
似た花にスノードロップがあるが、咲く時期がフレークよりやや早い。
 以前に撮影のスノードロップ
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庭の花 (3月)テイタテイト、ハナニラ、ユキワリソウ、リナリア、他

2020-03-13 | 自宅の花
草花も芽を出し始めて、花がぽつぽつと咲き始めている。
鉢植えのものとで僅かに春らしくなってきました。

ミニスイセン’テイタテイト’
ヒガンバナ科スイセン属、花期:3月~4月、スイセンの園芸品種。
小形のスイセン(キクラミネウス交配種)庭のあちこちでパラパラと咲いている。


マーガレット     別名:モクシュンギク(木春菊)
キク科アルギランセマム属、多年草、花期:12月~5月、
よく見るのは純白一重のキク状の花ですが、他にピンク、赤、黄、クリーム色など多彩です。
マーガレットの名は、ギリシャ語の真珠を意味するマリガリテスから、
和名のモクシュンギクは、葉の形は菊で、年数がが経つと枝や茎が木質化することから。


ハナニラ(花韮)   別名:イフェイオン、アイフェイオン
ネギ(ユリ)科ハナニラ( イフェイオン)属、多年草、南米原産、花期:3月~4月、
和名のハナニラはネギやニラのような臭いがあるところからつけられた。
今頃は、近所のどこにでも咲いているのが、見られます。

ユキワリソウ(雪割草)    別名:ミスミソウ(三角草)
キンポウゲ科ミスミソウ属、多年草、花期:3月~5月、
一般に「雪割草」と呼ばれるものには、オオミスミソウ、ミスミソウ、スハマソウ、
違う変種のケスハマソウがあり、それぞれ自生地が異なります。 
鉢植えですが、知らない間に花が咲いていました。

リナリア       和名:ヒメキンギョソウ
オオバコ科ウンナン(リナリア)属、1年草、地中海沿岸原産、花期:3月~6月、
リナリアには、いくつかの種類があり、矮性種から宿根性の高性種まである。
これは、矮性種グッピー系と思われます。

デルフィニウムシネンセ系
キンポウゲ科デルフィニウム属、多年草、中国原産、花期:4月~5月、
デルフィニウム特有の距(きょ)がありません。花茎が分岐する。
距とは・・・花の後ろにある、蜜をためる役割をもつ突起のこと


クリスマスローズ    別名:ヘレボルス、レンテンローズ
常緑の多年草で花の少ない冬から初春にかけて咲いてくれる貴重な花です。
既に投稿済ですが、未だ全てある花が満開ではないですが、ほぼ見頃になりました。


  

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早春の庭の花木、椿(卜伴)、ウメ、ヒイラギナンテン、ヒサカキ(雄花雌花)、他

2020-03-12 | 樹木(花木)
 早春の自宅周りに咲いた花木から幾つか選びました。

ツバキ ボクハン(椿 卜伴)     別名:月光
ツバキ科ツバキ属、常緑高木、低木、花期:3月~4月、
2つの鉢植え2つのですが咲き始めたばかりです。
   
中心部の「唐子弁」に赤のは紅卜伴、別名:日光と呼ばれているようです。
 よそ様で撮ったものです。

ウメ(梅)
以前は梅を取り梅酒を作っていましたが、今は取るのが大変なので、さっぱりと刈り込み寂しいものです。
 

ヒイラギナンテン(柊南天)
メギ科メギ属、常緑低木、中国原産、花期:3月~4月、

サンシュユ(山茱萸)  別名:ハルコガネバナ
ミズキ科サンシュユ属、落葉高木、中国原産、花期:3月~4月、
我が家にあったのを忘れていた、小さく刈り込んでいたので、花が付いて初めて気がつく有様です。
本来は満開になると株全体的に黄色くなるはずですが、全くお粗末の話でした。

ヒサカキ(柃)
ツバキ科ヒサカキ属、常緑低木、花期:3月~4月、
姫榊(ヒメサカキ)が短縮されたと言われている。
神事で使う玉串には、本来は「サカキ」を使用するのですが、
関東より北ではサカキが入手しにくいため、代わりにヒサカキを使用します。
雌雄異株のようで、花径2.5~5mmで下向きに咲く。
雌花の方が花は少し小さく、雌花は雄しべが退化し雌しべが1個、雌しべの花柱は3裂する。
雄花は、雄しべが12~15個で雌しべが退化するとあるが、中には両性花もあるようです。
雄花    (花径5mm、長さ5mm )  
 
雌花   (花径3.5mm、長さ3mm)

ピンクユキヤナギ(桃色雪柳)   先日ユキヤナギの時に投稿しましたが、
蕾が濃いピンクで、花弁の外側がピンク色のユキヤナギ。
ピンクユキヤナギやフジノピンクとも呼ばれます。 花びらの内側が白いので、満開になると白く見える。
 
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春定番の野草花、タチツボスミレ、カキドオシ、キュウリグサ、蕗の薹、他

2020-03-10 | 野草
今日はどんよりとしてますが、野にも里にも春が来た感じがしますね。
やはり植物はあちらこちらに春の息吹を感じさせてくれます。

タチツボスミレ(立坪菫)
スミレ科スミレ属、多年草、花期:3月~5月、
日当たりのよい道端や草原、森林、やぶなどに普通に見られる 代表的なスミレで、
生育地や地方地方で変異があり、数多くの変種がある。
普通は淡紫色だが変化が多い、唇弁に紫の筋がある。

カラスノエンドウ(烏野豌豆)    別名:ヤハズエンドウ
マメ科ソラマメ属、越年草、つる性植物、花期:3月~5月、
淡い紫紅色をした蝶形の花をつける。花の長さは12~18mmくらいである。 
結構早い時期から花はポツリぽつりと見掛けました。これからは多くの花をつけます。
標準和名は、ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)だが、スズメノエンドウがありこれより花や実が、
大きいことからカラスノエンドウが一般的に定着した。
又2つの中間の大きさのカスマグサがあるが、カラスの「カ」とスズメの「ス」の間からとった。

カキドオシ(垣通し)
シソ科カキドオシ属、多年草、花期:3月~5月、
淡い紫紅色をした蝶形の花をつける。花の長さは12~18mmくらいである。 
中央裂片は大きく前に突き出し、濃紫色の斑紋と白い毛が目立つ。
名の由来は、夏にはかけてどんどん草が伸びて、垣根を越して隣の家まで侵入することから。

キュウリグサ(胡瓜草)
ムラサキ科キュウリグサ属、越年草、花期:3月~5月、
和名は、葉をもむとキュウリのようなにおいがすることに由来する。
どこの畑でも見られるが、よく見ないと気がつかない。
直径約2mmの淡青紫色の5弁花を付ける、中心部は黄色い副花冠が目立つ。
ムラサキ科の特徴で花序の先が曲がる。これを「サソリ型花序」と呼ぶ。

オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)
ナデシコ科ミミナグサ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:3月~5月、
日当たりの良い場所ならどこにでも生える。全体に毛が多く、茎の上部に腺毛が多い。 
国産のミミナグサと似ているが萼の長さが、ミミナグサは花弁の長さと同じ位に長い。
ミミナグサの名の由来は、葉の形が鼠の耳に似て、若い時に食用となることから。

コハコベ(小繁縷)  
ナデシコ科ハコベ属、越年草、花期:1年中
ハコベの仲間は多いですが、普通にハコベと言えば春の七草などお馴染みの草です。
ミドリハコベとよく似ていますが、コハコベの花柱は3、雄しべは1〜7と、 
ミドリハコベは雄しべの数が4~10と少し多く、茎は緑色です。
ミドリハコベは日本の固有種、コハコベは外来種で、ハコベは両方の総称としている。

フキ(蕗)
キク科フキ属、多年草、花期:3月~5月、食用、薬用に利用。雌雄異株。
地下茎を伸ばしてどんどん繁殖する、葉は花の咲いたあとに地下茎の先から出る。
蕗の薹(トウ)は、早春にフキの根茎から出る若い花茎で、香りと苦味を賞味する。
雄株と雌株があり、花の色は雄は黄白色、雌は白いとなっている。
                   ▼雌株  ブラシ状に白い毛が出ている。
▼雄株 雄花で星形で全体的にクリーム色ぽく見える。
雄花は実際には両性花で不稔の為に雄花として、花は外側から咲いていく。
花の中心付近に飛び出しているのは、雌しべの花柱でその周りにの黄色い雄しべが
あるが、機能せずに果実にはならない。

越年草は暖かければ早い時期から見掛けていましたが、これからは花いっぱいに、
ホトケノザなど一面に咲いています。
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まだ満開とは言えませんが、早春の花木、ウグイスカグラ、ユキヤナギ、他

2020-03-08 | 樹木(花木)
春が来て色々な木の花も咲きだし始めました。
これからはうららかな春の山野や庭などを彩ります。

ウグイスカグラ(鶯神楽)  別名:ウグイスノキ、ヤマウグイスカグラ
スイカズラ科スイカズラ属、落葉低木、花期:4月~5月、
ウグイスが鳴く頃に花が咲くこと、ウグイスが隠れるようなヤブになることから、
古名のウグイスカグレが変化した。漢字は当て字と思われる。 
実を、ウグイスが食べる様子が神楽を舞うようだからなど諸説ある。
スイカズラ科からウグイスカズラと良く間違えられますが、蔓性の木ではない。


レンギョウ(連翹)
モクセイ科レンギョウ属、落葉低木、花期:3月~4月、
枝一面に黄色い花を鮮やかに咲かせますが、この辺では今少し満開には待つようです。

ユキヤナギ(雪柳)    別名:コゴメバナ、コゴメヤナギ
バラ科シモツケ属、落葉低木、日本、中国原産、花期:3月~4月、
枝垂れた枝に真っ白な小花を一面に咲かせる。
公園等でも良く見かけますが、この辺りでは、道路脇や川の土手沿いに多い。
場所によってはユキヤナゴの白色とレンギョウの黄色の鮮やかなコントラストが多い。
我が家のピンクユキヤナギは咲き始めたところです。
蕾が濃いピンクで、花弁の外側がピンク色で、内側が白いので、満開になると白く見える。

ヒイラギナンテン(柊南天)   別名:トウナンテン
メギ科メギ(マホニア)属、常緑低木、台湾、中国原産、花期:3月~4月、
葉の形はナンテンに似るが、葉の縁にヒイラギのようなトゲがある。
早春に小型の黄色い花を房状に咲かせ 、香りがある。
名の由来は、葉がヒイラギに似て、果実がナンテンににていることから。
 

トサミズキ(土佐水木)
マンサク科トサミズキ属、落葉低木、花期:3月~4月、
トサミズキは葉が出るよりも先に、5~7個の丸みのある黄白色の小花が連なりなって下垂する。
ヒュウガミズキとよく似て間違えてしまいますが、
ヒュウガミズキは、葉も花もトサミズキより小さく、枝も細い。また、
トサミズキは花が7~8個単位で垂れ下がるのに対して、ヒュウガミズキは2~3個単位と少ない。
下の写真は咲き始めと下から撮ったので 長く見えないが、私は、雄しべが紅色だとトサミズキ、
黄色だとヒュウガミズキとしています。

ボケ(木瓜)
バラ科ボケ属、落葉低木、中国原産、花期:4月~5月、
普通は早春から咲く花木ですが、11月頃から咲く寒咲き種もある。
花が緋色のヒボケ、白色のシロボケ、カラボケ等の原種と日本国産のクサボケの
原種をもとに、非常に多くの園芸品種が作られている。
       
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春爛漫、和らいだ日差しに満開の花が輝いて見える。

2020-03-06 | 樹木
比較的に近い場所で、梅の名所に高尾梅郷、吉野梅郷などがある。
この時期(2/23~3/22)の休日に梅まつりのイベントが行われますが、
さすがに今年は新型コロナウイルス拡大の影響で中止されています。
気分的にも人混みを避けたいので、近くに咲いている木の花から集めてみました。

▼白梅の林
田んぼ脇のささやかな梅並木

菅原道真の梅を詠んだ名歌「東風吹かば」で「主なしとて春を忘るな」を
梅を見ると思い出しますが、近くに紅白梅が今年も咲いてくれていますが、
今は空家の主は居ず、草藪の中で咲いていても見てくれる人はいません。 
 
▼枝垂れ梅

リョクガクバイ(緑萼梅)   バラ科 中国原産、梅の園芸品種。
白梅に混じって、明らかに色が違い緑がかった梅を見つけました、
白梅は萼が赤色ぽいに対して、これは緑色ぽいです。最初スモモかと思いましたが花柄がなく梅でした。


 ▼マンサク(満作)  枯れ葉がついているのでシナマンサクかと
 

カワズザクラ(河津桜)   あちこちで満開状態になっています。

     

サンシュユ(山茱萸)   小さな花ですが、春には欠かせませんね。

 ▼フリソデヤナギ(振袖柳)   
ヤナギ科ヤナギ属、落葉低木、花期:3月~4月、
ヤマネユキヤナギとネコヤナギの雑種で冬芽が紅色なので、流通名はアカメヤナギ。
赤い皮を脱ごうとしている花芽も少しですが残っています。
ネコヤナギとは、どことなくチョット雰囲気が違いますね。
     
下の写真は3/7撮影分追加。      上は、2/23に撮影したものです。


コブシ(辛夷)
モクレン科モクレン属、落葉高木、花期:3月下旬~4月上旬、
まだ満開とはいかず4分咲き位ですね。
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今年の昆虫投稿の初日です。アカタテハ、キタテハ、イシガケチョウ、オオゴマダラの蛹、他

2020-03-04 | 昆虫
最近の暖かい日に散歩していても蝶を見る機会が増えました。

殆どの昆虫は、冬が来る前に生涯を終えてしまいますが、
中には成虫のまま越冬する昆虫もいます。
昆虫の越冬形態は、1.卵、2.幼虫、3.蛹、4.成虫 と4つの形態があります。

アカタテハ  タテハチョウ科     ▼ナナホシテントウ  テントウムシ科
キタテハ  タテハチョウ   3-11月

ミノムシ(蓑虫) ミノガ科のガの幼虫

▼枯れ葉で繭を包み込んでいる、繭の中で蛹で越冬枯れ葉を包むのは寒さへの補強?
ウスタビガの繭玉          古い繭玉の中から蛹


以下2/13多摩動物公園の昆虫館に行った時からです。

  ▼オオゴマダラ の蛹は金色。  ライトアップしていましたが、
   
イシガケチョウ  タテハチョウ科  ▼ュウキュウムラサキ タテハチョウ科
ツダナナフシ ナナフシモドキ科   ▼スズムシ  コオロギ科
イシガキモリバッタ?  バッタ科  ▼トノサマバッタ   バッタ科

今年の二十四節気の一つ「啓蟄」は、3月5日 明日です。
啓蟄(けいちつ)とは、虫が冬眠から目覚め、活動を始める頃と言う意味です。
実際に虫が活動を始めるのは、平均気温が10℃を超えるようになってからです。
今年も沢山の虫さんに出会えると嬉しいです。
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3月3日は、ひな祭り、桃の節句、

2020-03-03 | 日記
本日は八王子最高気温15℃と昨日の7℃から大幅にアップしました。
明日はまた9℃に下がる予報です。
3月3日は、ひな祭り、女子の健やかな成長を祈る節句の行事です。
ひな壇に人形を飾ったり、雛あられや菱餅などを供え、白酒やちらし寿司などの飲食を楽しむ
節句祭りであるようですが、我が家では息子2人でしたので全く祝ったことはなかった。
           

道の駅八王子滝山に、吊りし雛が飾ってあり、その季節を感じました。

又、ひな祭りを「桃の節句」とも言います。
節句は、季節の節目に、五穀豊穣や無病息災、子孫繁栄などを祈り、神様にお供え物などをする行事で、
1年に「5節句」がある。
1月9日七草(人日)、3月3日桃(上巳)、5月5日端午(菖蒲)、7月7日七夕(笹)、9月9日菊(重陽)、
(中国では奇数は縁起の良い日だが、月と日で重なり偶数になることから邪気を祓う目的での行事)
桃の節句の由来は、旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持つとされてきたからだとか。 
(当時の旧暦の3月3日は、現在の4月上旬にあたり、ちょうど桃の花も開く頃だったから )

確かに今頃は未だ桃の開花は早そうですが、身の回りを見たら咲いていたものがあった。
ひな祭りは、日本では、地域によりいろいろな形で残されている行事ではないでしょうか。
私のの故郷佐渡相川でも、
相川の歴史をひもとくお雛さまめぐり (2020/3/3~3/22 10:00~16:00)
金山で栄えた相川の民家や商店、ホテルなどに保存されているひな人形や関連品を一般に公開するイベント。
約50箇所の会場には由緒正しいものや歴史的価値の高いものなども多く展示されている。
各所で関連イベントやおもてなしが開催されており、相川の町歩きを楽しみながら参加できる。
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