花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

今年もアヤメ自分だけのアヤメまつりです。アヤメ科の仲間。

2022-05-14 | 花の写真
昨年も4月末に一人だけのアヤメまつりを投稿してましたので、
これは今年版です。

アヤメ    和名:アヤメ(菖蒲)
アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:5月、
葉はまっすぐに立ち、茎の先端に1~3輪の花を咲かせる多年草です。
多数の茎が株立ちになり、短く這う根茎からは多数のひげ根が伸びています。
花の外側に、大きな花びらが3枚あり、これを外花被といい、
基部に黄色い部分があり、筋が網の目の様に入っています。

シロバナアヤメ?


チャボアヤメ(三寸アヤメ)
背丈が低いアヤメなのでチャボアヤメとしたが矮性アヤメとした方が良かったかな。
  

イチハツ(一初)
アヤメ科アヤメ属、多年草、中国原産の帰化植物、花期:4月~5月、
アヤメ科の中で一番早く咲くからの名前だそうですが、アヤメ科のシャガの方が先に咲く。
青紫色の花の外側の花(外花被)には付け根部分中ほどまでに鶏冠のような白い襞がある


ダッチアイリス(オランダアヤメ)
アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:4月~5月、
ジャーマンアイリスより少し早く咲いています。
 
我が家からのものも参加させます。


ジャーマンアイリス(ドイツアイリス)
アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:5月~6月、
切花、花壇用に栽培、ヨーロッパ原産の数種のアイリスを交雑した園芸品種。
虹の色(レインボーフラワー)とも呼ばれ、色とりどりの花を咲かせ華やかで品種多い。
 


キショウブ(黄菖蒲)   別名:イエローアイリス
アヤメ科アヤメ属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~5月、
葉がショウブに似て、黄色い花が咲くので この名に。
外側に大きな花びら(外花被片)が3枚。花の中心部に小さな内花被片が3枚ある。



シャガ(射干)   別名:コチョウカ(胡蝶花)  
アヤメ科アヤメ属、多年草、 花期:4月~5月、
木陰などやや湿った所に群生する。中国原産の植物で古くから日本に渡来し、
これが野生化したと言われている。
今年既にシャガは投稿してますが、アヤメ科つながりで参加。

散歩中にはいくらでも出会います。
*5/15追加


アヤメ科アヤメ属で、「いずれがあやめか、かきつばた」の慣用句で 知られる
アヤメに似たカキツバタがありますが、これは浅い水辺に咲き、
花びらの中央が真白な剣型の模様がありことから見分けます。
まだ散歩中にでは見掛けていないので、後日の機会がありましたらと言うことでお終いです。 
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昆虫観察(5月)小さな虫の世界、カゲロウから草を食い散らすハムシまで。

2022-05-12 | 昆虫
アヤメをはじめ投稿したいものは沢山ありますが、
花があれば虫が来る、目的をもって撮っているわけではないので、
何でも屋になっていますが、小さな虫を主にアップしてみました。

カゲロウ(蜉蝣)
カゲロウとは、節足動物門・昆虫綱・カゲロウ目(蜉蝣目)に属する昆虫の総称。
円筒形の細長い体で、どの種類も共通して弱々しい外見をしています。
3つに分かれた胸部の真ん中と後方に1対ずつ羽があり、
これをぴったりと重ねて植物などに止まるのが特徴です。
成虫の口は退化しているため食事をすることはできません。
多くが羽化した後数時間で死滅するという、非常に短い寿命です。  
日本に現生するカゲロウ目の昆虫は、約140種。その中で名前の特定は容易ではありません。

成虫になるとその日のうちに交尾を済ませ、寿命を迎えます。
長く生きることのできないカゲロウは、同種で一斉に羽化をして交尾と産卵し、
一斉に死滅するのです。 儚い一生デスズメえ。
下写真は、羽化直後のものかもしれません。


キイロホソガガンボかな
 ハエ目ガガンボ科  大きさ 13mm前後 時期:
黄色をしたガガンボは皆キイロホソガガンボとされていることが多いが、
黄色系は4種に分類でき、腹部等を詳細に見ないと正しい判断は難しい。

ホソオビヒゲナガ
チョウ目ヒゲナガガ科 大きさ(開張)14-17mm  時期:4-7月
濃褐色のはねに白黄色の細い帯があり、白く長い触角を持つヒゲナガガの仲間。

ウスベニヒゲナガ
チョウ目ヒゲナガガ科 大きさ(開張)17-20mm  時期:5-7月、
オレンジ色の翅に、縦横に走る筋模様を持つヒゲナガガの仲間。筋模様は銀色に輝いている。
 

アオヒゲナガトビケラ
トビケラ目(毛翅目)ヒゲナガトビケラ科 大きさ(開張)18-20mm  時期:4-10月
月、
翅は青緑色を帯びた黒色で、白色と黒色の細かい縞模様になった長い触角を持つトビケラ。
小顎肢(小顎鬚)はよく発達し、細毛に覆われている。


シモフリコメツキかな
甲虫目コメツキムシ科  大きさ 14mm前後 時期:4‐8月、
光沢のある銅色で、灰色毛が斑紋上にはえているために、霜降り模様に見えるコメツキムシ。
前胸部の側面後方は長く突出している。
オオシモフリ、ヒメフリコミと似たのがいて大きさだけで判断することは

シロコブゾウムシ
甲虫目ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科 大きさ 13-17mm 時期:4‐8月、
上翅にコブ状の隆起を持つ、灰褐色のゾウムシ(体は黒色だが、灰色や黄褐色、
灰白色の鱗片で全身がおおわれている)。

アトボシハムシ
甲虫目ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科 大きさ 4.5-5.5mm 時期:4‐6月、
淡黄色で、上翅に3つの黒紋があるハムシ。前方の黒紋がなく2紋の個体もおり、
また、黒紋が全くないものもいる。

カミナリハムシか?   似たようなものがいっぱいいる。

アシナガコガネが♀の争奪戦に敗れて引き上げる所です。


シロマダラヒメバチ
ハチ目ヒメバチ科ヒメバチ亜科 大きさ 14mm前後 時期:5-8月、

ルリマルノミハムシ
甲虫目ハムシ科ノミハムス亜科 大きさ 3.2-4mm 時期:4‐8月
全体は黒紺色から黒色で、光沢があります。触角が特徴的で、
第4節から鋸歯状で全体で9節しかありません。普通ハムシは11節です。
 

ホシミドリヒメグモかな
クモ目ヒメグモ科  大きさ 4mm前後  時期:5‐8月

ネコハエトリがカゲロウを捕食した所です。

コガタルリハムシ
甲虫目ハムシ科ハムシ亜科 大きさ 5.5mm前後 時期:3-6月、
光沢のある黒色で、やや細長い体型のハムシ。ギシギシ、スイバなどの葉を食べる。
あちこちのスイバの葉がボロボロになっています。

例によって、昆虫の名前に手こずっています、間違い等もあるやもしれません。
ご教示頂ければ有難いことです、よろしくお願いいたします。
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花木5月白い花が多くなり、ニセアカシア、オオカメノキ、バイカウツギ、他。

2022-05-11 | 花木の写真
この頃の時期に木々の花は白い花が多いと感じられませんか?
早春の頃の植物の約半分が黄色い花が多くて、5月~6月に白い花が多くなるようです。
これは植物の生存戦略のためで、人間の観賞の為だけではないようです。
植物は受粉して種を作りそれが育っていくために、どうしても昆虫や鳥類の援助が必要です、
早春の色彩の少ない山野では黄色が、初夏になり緑色濃くなると白が目立つためかと。
早春には活動をするハチ、アブの仲間が多いですが、これらの昆虫の目は単眼なので、
感じるのは明暗と色彩で、紫外線を含む青や紫の短波長の光には昆虫は反応し易く、
赤色の様な長波長の光には反応が鈍く、人には黄色い花や白い花も昆虫には淡い青色に写るようです。 
鳥類は色彩感覚が良いので、赤色も見分けられるので、木の実が赤いのも納得ですね。

ニセアカシア 和名:ハリエンジュ(針槐)
マメ科ハリエンジュ属、落葉高木、北米原産の外来植物、花期:5月、
街路樹、庭園樹に植えられることが多い。やせた土地でも繁殖しやすい。
白い花は甘い芳香を放ってミツバチが好む。 ちなみにアカシアは黄色い花です。
花にニセとあまり感じが良くない名の由来は、
学名の pseudoacacia (「pseudo=よく似た acacia=アカシア」)をラテン語から直訳したもの から。
  
和名は、エンジュに似た葉を持ち、枝や幹にトゲがあることに由来する。 

オオカメノキ(大亀の木)   別名:ムシカリ
レンプクソウ科ガマズミ属、落葉低木、花期:4月~6月、
枝先に散房花序をだし、径6mmほどの両性花を付ける。
この両性花の周りを径3cmほどの白い装飾花が取り巻く。


バイカウツギ(梅花空木)   別名:フスマウツギ
アジサイ(ユキノシタ)科バイカウツギ属、落葉低木、花期:6月~7月、
花はウメの花(5弁)に似ていますが、花弁は4枚、直径3~4cmの白色で、ほのかな芳香があります。


オオデマリ(大手毬)  別名:テマリバナ、英名:ジャパニーズ・スノーボール。
レンプクソウ(スイカズラ)科ガマズミ属、落葉低木、花期:5月~6月、
オオデマリはヤブデマリの花(ガク咲き)が、すべて装飾花(手まり咲き)になったもので、
アジサイによく似たボール状の花を咲かせる、咲き始めはライムグリーンで徐々に白に変化する。
左:コデマリ

マユミ(真弓)
ニシキギ科ニシキギ属、落葉低木、花期:5月~6月、果実:10月~11月、庭園樹、盆栽に、
本年枝の葉より下の芽鱗痕のわきから集散花序をだし、緑白色の小さな花を1〜7個つける。
花は直径約1cm、花弁は4個。雄しべは4個。花より実が楽しめる。
果実はさく果。直径1cmほどの倒三角形で4個の稜があり、10〜11月に淡紅色に熟し目立つ。
全開のニシキギやコマユミ等と似て紛らわしいです。
セイヨウマユミの言葉も出て来ますが上の2枚写真は木は違います。

ホオノキ(朴の木)
モクレン科モクレン属、落葉高木、花期:5月~6月、
枝先に黄白色の花径15~20cmほどの芳香がある花を上向きに開く。
花弁は6~9枚、萼片は3枚。
中央部には、たくさんの雄しべと雌しべが集まって円錐状についている。
まだまだ白い花が咲く木はありますが、今回はここまでです。
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地味な花の木々(5月)より、ミズキ、コゴメウツギ、オニグルミ 等。

2022-05-09 | 花木の写真
色々な木々も花を付けていますが、春には色とりどりの花に目がいき、
つい撮り忘れたり、木の名前も分からないので手抜きがちですが、
少しでも載せておこうと思い立ちました。

ミズキ(水木)
ミズキ科ミズキ属 落葉高木 花期:5月~6月、
名の由来は、春先に枝を切ると、水のような樹液がでることから。 
よく似ている仲間にクマノミズキがある。
相違点は、葉の互生/対生、花の時期などで見分けられる。
ミズキ属で、葉が互生するのは本種のみで、花の時期もこちらが早い。
ミズキと言えば、自宅近くの木にキアシドクガの幼虫の大量発生が毎年あるのが気になります。

ハナイカダ(花筏)
ミズキ科ハナイカダ属、落葉低木、花期:4月~5月、果実:8月~9月、
葉の表面中央にできる奇抜な花や果実に観賞価値があり庭木として使われるほか、
若葉を山菜として利用する。
ハナイカダという名は、花や果実の様子を筏(イカダ)に乗った船頭に見立てたもの。
雌雄異株で雄株には雄花が3~5個ずつ、雌株には雌花が一個ずつ咲く。
葉の中央に伸びた短い柄の先にでき、雄花には黄緑色の花びらが3~4枚、雄しべも3~4本ある。
写真の写りが悪くて分かり難いが、雄しべを3個確認できるので雄花かと。
1個で雄しべがないので雌花と思います。 すでに実になりつつありこれから黒くなる。

コゴメウツギ(小米空木)
バラ科コゴメウツギ属、落葉低木、花期:5月~6月、
林の縁や道端でよく見掛ける花です。
小さな花で見た時はオトコヨウゾメかと間違い易いですが葉も違います。


ウリハダカエデ(瓜膚楓)  *ウリカエデ(瓜楓) 5/17訂正
ムクロジ(カエデ)科カエデ属、落葉高木、花期:4~5月、雌雄異株、
和名は樹皮をウリに例えたものという。
葉は小さく、長さ4~8cm。成木では卵形であるが、若木や伐採から再生した萌芽などでは3裂する。
新葉の展開と同時に穂状の花序を付ける。果実には翼があり、赤く熟す。
*5/17追加訂正  葉の形が大きく3つに分かれていないことから。


ノイバラ(野茨)
バラ科バラ属、落葉性つる性低木、花期:5月~6月、
花は円錐形の花序に多数つく、白色の花径は2~3cm、花弁は5個、倒卵形、雄しべは多数。

オニグルミ(鬼胡桃)
クルミ科クルミ属、落葉高木、花期:5月~6月、雌雄同株。
葉の展開と同時に開花する。雌花序は新枝の先端に直立し、雄花序は前年枝の葉腋から垂れ下がる。
雌花は既に実になりかかっていたので、以前に撮影した雌花を参考までに載せておきます。

キブシ(木五倍子)   別名:キフジ
キブシ科キブシ属、落葉低木、花期:3月~4月、雌雄異株
葉に先立ち、昨年の枝の葉腋から、穂状花序を下垂させて、淡黄色の花を多数付ける。
雄花は雄しべが8本ある。
雄花は淡黄色、雌花はやや緑色を帯び長さが短い。

今では実になり始めています。

 ▼アカシデ(赤四手)
カバノキ科クマシデ属、落葉高木、花期:4月~5月、
長さ4~10cmの雄花序を前年枝からたらし、雌花序は本年度の先につく、
花穂は長さ5~6cm。
下の写真は残念ながら花ではなく果実になりつつあるものです。
赤い花穂を撮りそびれてしまいました。参考までに過去の撮ったものは、
*22/4/12撮ったものがでてきたので追加する5/11


ニシキギ(錦木)
ニシキギ科ニシキギ属、落葉低木、花期:5月~6月、果実:10月~11月、
若い枝は緑色で稜があり、稜上に褐色の薄い板状の翼がある。
本年枝の芽鱗痕のわきから集散花序を出し、淡緑色の花を数個つける。
花序の柄は長さ1〜3cm。花は直径6〜8mm。花弁は4個、ふちには鋸歯がある。
雄しべは4個。雌しべは1個。萼の上部は4裂する
ニシキギ科の花はにていますが、花より実の方が大変好かれる木だと思います。

ツリバナ(吊り花)
ニシキギ科ニシキギ属  落葉低木 花期:5月~6月、
花や果実を観賞するため庭木として茶庭などに使われる。 
小さな五弁花であまり見栄えがい良いとは言えないが、(花径約8mm)
小枝の先端から垂れ下がる様子には話題性があり、これにちなんでツリバナと呼ばれる。
花は白色、しばしば紫褐色をおびる、9~10月の秋頃にはまるく赤い実がなります。
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野草花もあちこちで伸び伸びと、あまり見向かれない花達。

2022-05-06 | 花の写真
GWに多くの方は遠くに出掛けられて非日常を楽しまれたことでしょう。
テレビでもイベント会場などの混雑、行列振りを伝えていましたが、
当方全く人気のない近場を一人でマスクの必要性は全くなし状態です。
誰も目に止めそうもないものばかりを取り上げてみました。

▼ハルジオンの群落? 果てしなく続いているよ。
花を見るとハナムグリの仲間がいっぱいついています。

ヤマブキソウが草原一面に咲いていました。
低木のヤマブキに似た山吹色の花を咲かせます。

葉の間から高さ30cm前後の花茎を立て、先端に直径3~5cmの花を1~3輪つけます。
花弁は通常4枚です。雌しべは細長く、花後にアブラナの実を細長くしたような形になります。

タンポポの綿毛
花は3日間程咲き、咲き終わると、しおれて綿毛をつける準備に入ります。
花が咲き終わると、萼片は綿毛へ、子房は痩果へと成熟します。  
綿毛が飛ぶ時期は開花時期から2週間遅れの4月~6月頃になります。
こちらは未だ花が咲いている時のものです。

オオヘビイチゴが草地に固まってさいていました。
キジムシロ等と似た花が多いですが、葉が5葉あったのでオオヘビイチゴとしました。

キツネアザミが沢山並んでいました。
キク科 キツネアザミ属 の 2年草 、道ばた や 空き地 などに生える 雑草 。 
和名 は、 花 が アザミ に似ているが、アザミではないことから 。
 

写真の撮り方がイマイチですが、参考程度に載せておきます。
イヌムギの草藪
和名のイヌムギは麦に似ているが穀物としては役に立たないのでこの名がついた。
もうしばらくするとイネ科独特の小花が出て来ると思いますが今はまだです。
小穂は緑色で光沢があり、長さ2-3cmの偏平な披針形。


▼こちらは分かり難いですが カラスムギ が一面です。
強い繁殖力が特徴で、迷惑な雑草としての一面もあります。  
特徴は、小穂(稲穂のような部分)と呼ばれる部分です。
茎から垂れ下がり、長い芒(のぎ)のある、細い釣鐘のような形をした小穂を持ちます。


ヤセウツボ 群落とはいきませんが、結構の数が生えている。
葉緑素をもたないため全体的に褐色で、15-50cmほどの高さまで生長する。
4-6月に12mm程度の大きさの唇形花を咲かせる。
花の色は黄色の他、赤褐色、黄褐色、紫色などのものもある。
外来生物法により要注意外来生物に指定されている、寄生植物。
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庭の花(5月-2)ウズラバタンポポ、フタリシズカ、三段咲きニリンソウに変異、他。

2022-05-05 | 自宅の花

ダッチアイリス      別名:オランダアヤメ
アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:4月~5月、
オランダで改良された球根タイプのアイリス
花の色は多岐にわたり、紫、青、黄色、赤銅色、白など。
湿った場所を好むハナショウブやカキツバタと違い、やや乾燥した場所を好みます。


ユーフォルビア’ゴールデンレイボー’
トウダイグサ科ユーフォルビア属、 常緑耐寒性多年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~6月、
明るい黄緑色の斑入りの葉をした、戸外で育てられる草花系のユーフォルビアです。
少し伸び過ぎましたね。


ウズラバタンポポ
キク科ヤナギタンポポ属 多年草 ヨーロッパ原産 花期:4月~7月、
へら形の葉の長さは5-25cmほどで、紫黒色をしたウズラの卵模様の斑点が特徴である。
直径3-4cmほどの黄色い花をつける。
今年初めて知りました、何故ここに咲いているのか疑問の花です。
何か別の花と一緒に我が家に来た??
小さな鉢で花咲かしています、移し替えることも茎が長く伸びすぎて暫くこのままにします。


フタリシズカ(二人静)
センリョウ科チャラン(センリョウ)属、多年草、花期:4月~6月、
山野の林下に生える。
小さな白い花を付けるが、花弁も萼もなく3個雄しべが丸く子房を抱いている。
和名は、2本の花序を能楽「二人静」の静御前とその亡霊の舞姿にたとえたというものです。
但し花序は2つとは限らず5本のものまでもある。
フタリシズカが2組で4人静??となりました。

三段咲きニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:4月~5月、
鉢植えですが、今年も咲いてくれました、ニリンソウよりは小形の花です。
 通常のニリンソウは5〜8枚ぐらいの単花弁のように見えるものですが、
(花弁のように見えるものが萼片ですが)三段咲きニリンソウは三段に咲く珍しいものです。
花の雄蕊の上に更に花が咲いているように見えます。
所が同じ鉢の中で三段咲きか八重咲きかハッキリしませんが、
一つの茎に背中合わせのごとくに2つの花が咲いているのがありました。
左側の花の方向から見た時、      右側の花の方向から見た時です。

イチリンソウ、ニリンソウ、ヤエザキニリンソウは、22/4/15投稿済です。

マムシグサ(蝮草)   別名:テンナンショウ、カントウマムシグサ
サトイモ科テンナンショウ属、多年草、花期:5月~6月、
茎の模様がマムシの皮膚の模様に似ているところから。雌雄偽異株で、雄株から雌株に転換する。
地下の球根から茎を伸ばし、2枚の葉と仏炎苞を形成し、その中に花序がある。
仏炎苞が緑色のものはアオマムシグサと言うようです。
仏炎包が紫褐色のものはムラサキマムシグサとも呼ばれる。

オオアマナ(大甘菜)    別名:オーニソガラム・ウンベラツム
キジカクシ科オオアマナ属 多年草 ヨーロッパ原産 花期:4月~5月、
ユリ科の甘菜(アマナ)の花によく似ていて、
甘菜より花が少し大きいので、「大甘菜」という名前が付きました。
「オーソニガラム」という名前で販売されていることもありますが、  
オーソニガラムには多くの種があるので、即同じとは言えません。
花の色は純白で、花径3cm、細くてとがった形の花びらが6枚あります。
散歩中に、良く草むらに咲いていることがありますが、根に強い毒性を持つので食用にはならない。
よく似ているアマナは食用になりますが注意が必要です。

ツルニチニチソウ(蔓日々草)
キョウチクトウ科ニチニチソウ属、常緑多年草、ヨーロッパ原産、花期:3月~5月、
株元から多数の茎をのばしてツル状に生長し、淡い紫色の花が開花。
花は一斉に咲くわけではなく、長い期間次から次へと開花する。
この花より小さな花のヒメニチニチソウもありますが、22/3/23投稿済なので割愛します。
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庭の園芸品種花、ネメシアメロウ、バーベナ、アリッサム、スターチス、他。

2022-05-03 | 自宅の花
庭の花からですが、園芸品種は花の咲いている期間が長いので慌てて投稿
しなくてもよいのですが、現在咲いているということで並べてみました。
鉢植えのものからです。

ネメシア・メロウ’マシュマロピンク’
ゴマノハグサ科ネメシア属 多年草(2〜3年)  花期:10月~6月(真夏除く)、 
「宿根ネメシア」といのは、耐寒性のある四季咲きの多年草。
花弁の形も個性的で素敵♪
花径は大きいもので2cmぐらいありますが、基本的に小花。
ネメシア・メロウ’コスミックブルー’


バーベナ ハリケーン
クマツヅラ科バーベナ属 多年草 花期:4月~10月、
ハリケーンシリーズは、ドイツ・ウェストホフ社のバーベナです。
早くから開花しコンパクトで草姿がよく、バーベナの弱点であるウドンコ病に大変強いようです。


宿根バーベナ・テネラ    別名:ヒメビジョザクラ
クマツヅラ科ビジョザクラ属 宿根草 中南米原産 花期:5月~11月、
ほふく性の宿根バーベナです。 
バーベナの中では丈夫な種類で、耐寒性、耐暑性が強く、庭植えで冬を越しています。


アリッサム ’ストリームライラック’
アブラナ科ロブラリア属 常緑多年草  花期:11月~6月、
ストリームシリーズは、栄養系のアリッサム。実生系品種に比べ生育が早く、
また旺盛でかんたんにボリュームが出る品種です。

バーベナもアリッサムも小花の集合花で遠目には似ていますが、近くで見れば当然違います。
バーベナの花               アリッサムの花
 

スターチス   別名:ハナハマサジ、ニワハナビ、宿根スターチス リモニウム
イソマツ科イソマツ属 1年草扱い 地中海沿岸原産 花期:5月~7月、
スターチスの名は旧学名からきており正式には学名のリモニウムと呼ぶのですが、
語感がよいからかシニュアタムに関しては園芸(特に切花)ではスターチスの名の方が一般的です。
花もちが非常に良く切花に重宝されるポピュラーな花です。
小さめの花序をつけ、白や黄色の花と乾いた感じの筒状のがく片をつけます。
がくの色は赤・紫・黄や白など豊富にそろいます。
この萼片が 色あせにくいのでドライフラワーにもよく使われています。



▼這性マツバギク
ハマミズナ科デロスペルマ属 宿根草 花期:4月~5月、多肉植物。
マツバギクの花は一見キクにも似ているが、キク科ではありません。
マツバギクの名前は、葉がマツの葉に似ていて、花はキクに似ていることから名づけられました。

サンジソウ(三時草)   和名:照波(てるなみ)
ハマミズナ科ベルゲランタス属 、多年草、南アフリカ原産、花期:春~秋
黄色い可愛らしい花を咲かせる多肉植物。
午後三時ごろに満開になるため三時草と呼ばれますがハゼランも同じ名前で流通しています。
以前に投稿していますが、マツバギクと似ているのでのせました、
咲いている時間が違います。
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庭の花、ミヤコワスレを再びです、そしてサクラソウも。

2022-05-02 | 自宅の花
4/21にミヤコワスレをアップしましたが、今が見頃に近くなりましたので、
再投稿です。
昔からみれば見る影もありませんが、それでも庭の至る所に咲いていますので
やはり我が家の貴重な花です。

▼ミヤコワスレ(都忘れ)  別名:野春菊
キク科ミヤマヨメナ属、多年草 花期:4月~6月、
ミヤコワスレは「ミヤナヨメナ」という植物から改良された園芸品種島です。

▲ノースポールかミヤコワスレ区別が出来ないいい加減なものです。
薄紫色もだんだんと白くなっているのが多くなりました。


ミヤコワスレだけでは少し寂しいので、やはり一部投稿済の花ですが、
サクラソウ(桜草)
サクラソウ科サクラソウ属、多年草、花期:4月~5月、
浅く切れ込みの入った長楕円形の葉を根元から数枚広げ、中央から1本の花茎を出して、
花径2~5cmの数輪の花を咲かせます。花形の変化が多く、近年では八重咲きもあります。
個々の詳細名は分かりませんので単に羅列するだけです。

プリムラ・マラコイデス
サクラソウ科サクラソウ属、1年草、中国雲南省原産、花期:1月~4月、
株全体に白い粉がつくことから、ケショウザクラ(化粧桜)という和名がつけられています。
その他の草の中にまぎれたような花は次回回しとします。
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庭の花木(4月-4)ボタンが雨に、シャクナゲ、モッコウバラ、サンショウ、他

2022-05-01 | 自宅の花木
昨日投稿予定でしたが、パソコンの調子が良くなかったので本日回しとなりました。

ボタン(牡丹)  別名:富貴草、富貴花等多数
ボタン科ボタン属 落葉低木 中国原産 花期:4月下旬~5月上旬、
さまざまな工芸品や絵画の意匠としても用いられ、
美しい女性の容姿や立ち居振る舞いが、「立てば芍薬、座れば牡丹…」と形容されてきました。
花は大きく雨に濡れると重たいので、急処置として日傘を立てて雨除けをした。 

シャクナゲ(石楠花)    別名:ロードデンドロン、西洋シャ クナゲ
ツツジ科ツツジ属 常緑低木、高木 ヨーロッパ原産 花期:4月下旬~5月中旬、
数多くの交配が行われ、これまで世界各地で5000を超す園芸品種が作出されている。
日本シャクナゲと西洋シャクナゲの違いは、大まかに葉の違いで見分ける。
日本石楠花は、葉の裏側が茶褐色で細かい毛が生え、葉の両端が裏に丸く反っている。
西洋石楠花の葉の裏側が緑色で、形毛は生えていないで平らです。
西洋シャクナゲは早く、4/13に投稿済で、今ではどの株も花は終わっています。
*葉の裏側の比較追加  左:日本シャクナゲ   右:西洋シャクナゲ
 
  
カロライナジャスミン
ゲルセミウム科ゲルセミウム属 つる植物 北米原産 花期:4月~6月、
ジャスミンの香りに似た甘い香りをもつことから、この名で呼ばれていますが、
ジャスミンとはまったく異なる有毒植物です。
大きくこんもりしていたので木と間違えてしまいましたね。

モッコウバラ(木香薔薇 )  
バラ科バラ属 中国原産、花期:4月~5月、
茎にトゲがないので好きですが、よそ様は黄色い花がいっぱい咲いています、我が家の白色は遠慮がち。

紅花サンザシ(山査子)
バラ科サンザシ属 落葉低木 中国原産 花期:5月~6月、
ピンク色の八重咲きのセイヨウサンザシと思われます。
サンザシの英名はメイフラワーとされます。
玄関前の鉢植えですが今年も花を付けてくれました。


ヒサカキ(柃)
ツバキ科ヒサカキ属、常緑低木、花期:3月~4月、
姫榊(ヒメサカキ)が短縮されたと言われている。
神事で使う玉串には、本来は「サカキ」を使用するのですが、
関東より北ではサカキが入手しにくいため、代わりにヒサカキを使用します。
雌雄異株のようで、花径2.5~5mmで下向きに咲く。
雄花は、雄しべが12~15個で雌しべが退化するとあるが、中には両性花もあるようです。
雄花 (花径5mm、長さ5mm )

メギ(目木)
メギ科メギ属、落葉低木、花期:4月~54月、
黄色い花、赤い果実、紅葉と、1年を通じて観賞でき、生け垣や庭木として栽培される。
和名は「目木」の意味で、葉や樹皮の煮汁を洗眼に用いたためとされています。
葉が変化した鋭いとげがあるので、植え場所には注意が必要です。
赤い葉と緑色の葉の株がある。
 

サンショウ(山椒)  別名:ハジカミ  
ミカン科サンショウ属、落葉低木、花期:4月~5月、
枝にとげがあり、葉陰に黄色の五弁の花をつける。
雄株と雌株が有り雌株のみに実を付ける
葉と球果に独特な爽やかな香りをもち、香辛料に使われる。
これは雌株の花弁のない雌花です。
庭続きの裏山土手にはヤマツツジが今は満開です。
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