私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

花は無心に咲く

2016年04月18日 | 花便り
熊本地震では大きな被害となり、いまでも余震が続く中
懸命な捜索活動が続けられています。
避難を余儀なくされた方々の健康面も心配されます。
早く余震がおさまり、平常の生活に戻れますようお祈り致します。

私たち人間の受難の中でも
花たちは無心に咲きます。
亡くなられた方々の御霊が安らかでありますように。



~ 花韮 (はなにら) ~

英名 : スプリングスター
原産 : アルゼンチン

日本には明治時代に観賞用として持ち込まれました。
幼児のような可愛らしい雰囲気の花で、球根でどんどん増えます。




~ 都忘れ (みやこわすれ) ~

別名 : 野春菊・東菊 キク科

深山嫁菜 (みやまよめな)の園芸品種、常緑多年草
色数は白から濃紫まで多くあり、左上は薄紫、右上は薄桃色。
赤みがかったものを東菊と呼ぶこともあります。

やさしげで静かな雰囲気をもち、見るとほっとする花です。




~ 紫華鬘 (むらさきけまん) ~

別名 : 藪華鬘 (やぶけまん ) ケシ科

山麓の林などの木陰で自生していますが、移植は困難です。

我が家には鳥が種を運んで来たようで、数年前から咲くようになりました。
筒状の花の形や葉の複雑な切れ込みなど、よく見るとなかなか美しい花です。

こんなに美しい花ですが、プロトピンという有毒物質を含んでいて、
間違って口に入れると、呼吸麻痺や心臓麻痺などを引き起こします。
ー ウィキペディア参考 ー
小さい子供さんには注意が必要ですね。




~ 射干 (しゃが) ~

別名 : 胡蝶花 アヤメ科

やや湿り気のある日陰を好む、常緑多年草です。
樹木の下でひっそりと咲きますが、とても上品で優しい雰囲気の花です。
蕾が次々に咲きますので切り花に重宝します。




~ 一人静 (ひとりしずか) ~

別名 : 眉刷草 (まゆはきぐさ)・吉野静 (よしのしずか) センリョウ科

半日蔭で排水の良いところを好みます。
花の名の由来は、楚々とした姿を静御前の舞姿から、というのが定説のようです。



別名の眉刷草というのは、この花の形状が眉ブラシのようになっていることからです。
本当に、このまま眉のお手入れに使えそうですね。




~ 藪山査子 (やぶさんざし) ~

別名 : 木鵯上戸 (きひよどりじょうご) 落葉低木、ユキノシタ科

果実がバラ科のサンザシに似ていて、藪に生えるので藪サンザシと言います。
別名の「木鵯上戸」は赤い果実がヒヨドリジョウゴに似ていますが
「木」であることから。

花は黄色の小さな花です。
秋には赤くてきれいな果実になります。


※ 訂正しました
「紫華鬘」(むらさきけまん)のところを「華鬘草」(けまんそう)と間違って掲載しました。
「紫華鬘」と訂正させて頂きました。
また、花名の由来は「華鬘草」(けまんそう)のものでしたので削除させて頂きました。



コメント (8)
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