私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

春爛漫・姫路城観桜会・青空と桜とお茶会

2016年04月04日 | 茶の湯便り

平成28年4月2日 第31回姫路城観桜会が開催されました。

今日の姫路城は、白鷺城の異名がふさわしく青空に羽ばいているようです。
大天守最上階の窓が黒く見えていますが、今日はそこまで登り
城下を見下ろしてみたいと思います。




お茶席はお城のすぐ足元です。
お城を眺めながらの一服は最高!




お菓子のご銘は「水ぬるむ」




茶花は「はないかだ」「利休梅」「ショウジョウバカマ」
扇面は坐忘斎裏千家お家元の「茶話座忘機」

茶話坐忘機 ( さわ には ざぼう)
お茶を頂きながらの堅苦しくない話(茶飲み話)には、意識せずに
自然に物と我々との区別を忘れ、現実を超越する働きがあるという意。
茶席の禅語大辞典 (淡交社) より




大天守からの眺めです。
ブルーシートが並べられている所が三の丸広場です。
皆さん思い思いのところに場所取りをしています。
この広場には、お茶席やお琴の演奏などの舞台、売店などが並んでいます。

上の正面に伸びているのは姫路市のメイン道路の大手前通り
突き当りはJR姫路駅、向こうにも市街地が続き、さらに向こうは瀬戸内海です。

大天守は6 階ですからさすがに高いです。
お殿様はここから城下を見下ろしていたんですね。
まさか平成の世に、庶民たちがここに立つとは思いも寄らなかったことでしょう。
良い眺めです♪




周囲に高い建物がなくお城は空を独り占めです。




正面からの姿が有名ですが、西側から見る小天守つきの姿も秀麗です。




千姫が過ごした西の丸も美しい桜で彩られています。




姫路城と対面する「イーグレー姫路」の屋上からの眺めです。
城内も城外も人でいっぱい!
こちらの大手前公園でも屋台が立ち並び、楽市楽座の賑わい。

午後からも城内に入る人波は絶えることがありませんでした。
多くの人に楽しんでもらいお城も満足気です。



コメント (14)
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