私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

空中庭園茶室での一服

2016年05月15日 | 茶の湯便り

平成28年5月5日
~ ホテル横浜キャメロットジャパン・日本料理「桂川」にて ~

昨年のお茶事に、兵庫県までお越し頂いた横浜のお茶友さんから、
この度、気軽なお茶会をするからと、嬉しいお声がけを頂きました。

ホテルの6階にある空中庭園内のお茶席とのこと、
どんなお茶席でしょう、、
ワクワクしながらやって来ました。




~ 6階料亭前の空中庭園 ~
お茶席へ続くアプローチです。
若葉が輝き、ここがホテルの一角とは思えない眺めです。




~ 腰掛待合 ~
こちらに腰掛けてご案内があるまで待ちます。
静かなひとときを楽しみます。




~ お茶室 ~
四畳半の小間です。




~ 蹲 (つくばい) ~
四畳半(小間)のお茶室に入る時に、この蹲で両手、口を清めます。




~ 茶室 (小間) 入口 ~

小間の茶室には二つ入口があります。
左側の小さな板戸は「躙り口(にじりぐち)」で、身をかがめて入ります。
昔、武士はここで刀を抜いて、丸腰で入りました。

右側の障子戸は「貴人口」と呼び、身分の高いお客様の
ために設けられた立ったまま入れる出入り口です。




~ 茶室 (広間) 前の蹲(つくばい) ~




~ 広間での記念写真 ~

初炭手前、濃茶点前、薄茶点前はこの広間で行われましたが、
懐石は「桂川」に移動して、庭園を眺めながら頂きました。

* * *

正式なお茶会は緊張感があって、すっきりとしていて良いものですが、
このような変則的なお茶会も、気軽で手作りの温かさがあって良かったと思います。
席主のお茶友さんのお人柄もあって
男性や初心者の方も入り交じり、和気あいあいの、心に残るお席となりました。

そして、今度は横浜の皆さんがツアーを組んで兵庫まで来て下さるそうで、
その時が今から楽しみです♪

コメント (2)
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