~ 蔓アイスバーグ ~
作出:1968年、イギリス
アイスバーグ(バラの殿堂入り)の枝変わりの品種で中輪。
半日陰でも育ちます。
満開時には「白より白い」と思われる白さが魅力です。
蕾の時は、ほんのりベージュピンクで気品ある姿です。
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~ ピエール・ドゥ・ロンサール ~
作出:1986年、メイアン社 (フランス)
2006年第十四回世界バラ会議にて「バラの殿堂入り」を果たしています。
大輪の蔓バラで花弁が幾重にも重なるクラシックタイプです。
大輪の花をたくさんつけ豪華ですので人気のバラです。
多少の環境の悪さをものともせずに丈夫ですので、
初心者や私のような無精者にぴったりのバラです。
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~ リトルアーチスト ~
作出:1982年、ニュージーランド
花径4センチほどの小輪、八重の平咲きで、
赤地に白の覆輪と黄色の大きなしべがチャーミングです。
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~ エンゼルダーリン ~
作出:1976年、アメリカ
花径6センチほどのやや中輪で、波打つ花弁の可愛らしさと
落ち着いたピンク色が魅力のバラです。
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~ リリー・マルレーン ~
作出:1959年、コルデス (ドイツ)
濃赤色、ビロードのような質感がありクラシックな姿です。
房咲きでほんのりと優しい香りがします。
* * *
世界バラ会議は、世界37か国のバラ会が加盟する世界バラ会連合が
三年に一回開く世界大会です。
会議の開かれる年に、1ヵ国10品種、計370種の中から一品種を選んで
バラの最高の栄誉である「バラの殿堂」に入れるとのこと。
それだけ世界中で次々と新しい品種が生まれているわけですね。
魅力的なバラがいっぱいあって、あれもこれも欲しくなります。
バラは本当に素敵ですね。